こんにちは。 光藤 明美（みつふじ あけみ）です。
お店の人に勧められて、なんとなく買ってしまった服。
家に帰って着てみたけど、やっぱりしっくりこない、気に入らない。
いい年して、いつまでひとりでいるの？いつまでもフラフラしてないで、結婚したら？と親戚に言われて傷ついた。
お客さんから「ダイエットメニューとかないの？」って言われて、そういう施術も作らないといけないのかなぁ・・・あまり入れたくないけどなぁ・・・と迷ってばかりいる。
そんな経験はないでしょうか
そうして人の意見に左右されている自分に気づいて、ああ、ぶれてるんだな、自分がないんだな・・・と悩む人もいるかもしれません。
でもね、そんなこともあるのが人間。
昨日はこんな記事を書いてみたんですけど
季節ですら、常に一定、安定、なんてない。
で、よく「ブレない自分軸をつくろう！」とか、「いつもフラットであれ！」とか「中庸であるように」とかいう言葉を見かけるんですけど。
※中庸（ちゅうよう）
かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま。「中庸を得た意見」「中庸な（の）精神」 ～デジタル大辞泉より～
ブレない自分を目指すのはいいことだけど、いきなりがんばる必要はない。
そうじゃなくて・・・
ゆるやかに、整えていけばいい。
大きなブレから、小さなブレになるように、少しずつ慣らしていけばいい。
この前、オンライン講座の受講生さんともそんなお話をしました。
図にして説明するとね
横の黒のラインを自分軸のラインと仮定して、赤の波線がブレている状態。
振れ幅が大きいと、元に戻すのも大変だけど、小さいと戻るのがラク。
だから
ブレてもいいから、元に戻れる自分になる。
を目指すといいかな。
最近は、ココロのことや、カラダのことに興味を持つ人が増えて、そういうセミナーもたくさんあって。
私も、そういう学びは好き。
だけどあまりにも「こうあるべき」っていう言葉に縛られて、逆に苦しくなってる人も多い気がします。
人って、感情があり、いろんな出来事でココロ揺さぶられます。
よくも、悪くも、です。
どんなに自分をしっかり持っている人でも、悩むこともあれば、人の意見に揺れることもあるんじゃないかな。
だから、時にはぶれてしまうことがあってもいい。
そういう自分に気づいたら、少しずつ元に戻すことを考えたらいいと思うから。