こんにちは。光藤 明美(みつふじ あけみ)です。
九州は梅雨明けしましたが、急な土砂降りやカミナリもありで、湿度が高いです。
夏はわりと好きな季節ですが、湿度が高いと身体が重く感じます。
ところでこの時季、げっぷが多くて、胃の不調を感じている人、いませんか?
げっぷは、胃を動かすエネルギーが「逆流」すると起こります。
身体が「消化」という働きをするためには、食べものが口から入り、胃→腸→そして排泄と、「上から下」へ運ばれる必要があります。
調子よく動いているときは、この上から下へのエネルギーがうまく流れています。
ところが、食べ過ぎやストレスなどで、このエネルギーが逆に流れてしまうことがあります。
そうすると、げっぷが多くなったり、吐き気がしたりするんですね。
こういう状態を「胃気上逆(いきじょうぎゃく)」といいます。
原因はいろいろですが…
・食べ過ぎ…酸味を感じるげっぷがあがる。食欲がない、下痢・便秘などが、食後急に起きる。食べ過ぎると重くなり胃がうまく動かない。
・ストレス…過度なストレスが胃気に影響して、上腹部のはり、痛み、胃のつかえ、ため息が多いなどおきる。
・胃が弱っている…消化に必要なエネルギー足りない。少し食べただけで胃が張る・つかえる、疲れやすい、気力がない、めまいがおきる、動くと悪化する。
・お酒や辛いものの摂り過ぎ…刺激となるものを摂り過ぎてカラダに湿と熱がこもってしまう。胸やけ、口内炎、すぐお腹がすく、口臭がする、歯茎やのどが腫れる。
夏は、1年のうちでも、もっともエネルギーの強い季節。
だから、余計にスタミナ食や冷たいものが欲しくなりますが、何事も「加減」が必要。
ですが、げっぷが多くて胃の調子がいまひとつのときは、脂質の多い食べ物、冷たいもの、コーヒーやビールなどの嗜好品を控え、温かく、消化のいいものをいただくようにしておきましょう。
それから…
歯を食いしばる、かみしめるクセがある人も、唾や空気を多く呑み込みすぎて、げっぷが増える人もいます。
この場合は、リラックスする時間が必要かな。
日々の自分のカラダを大切に、よく観察して、この夏を乗り切りましょうね(^^)/
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