「冷え」を心理面で考えてみると…

◆ココロが冷えればカラダも冷える。

こんにちは。
わかりやすい陰陽五行講座の
光藤明美（みつふじあけみ）です。

お盆が近くなってくると
長崎は少しだけ風が変わってきます。
日中はまだまだ残暑厳しいですが
朝晩の風は涼しくなり始めました。

さて、今日のタイトルは「冷え」。

この夏の暑いのに？？？？

って感じですが、この暑い時期だからこそ
冷えで悩む人も少なくないんです。

エアコンの影響もあるのですが…。

かといって、100％使わないわけにもいかないし
職場や公共の場では、温度設定が
自分の思うようにいかないことも。

対策としては、羽織るものを必ず持っておく、
靴下、レッグウォーマーなどで
足元を冷やさないようにする、
冷たいものを摂り過ぎない…などなど。

私もレッグウォーマーは
足に触ってみて、ひんやりしてれば
履くようにしています。

暑い時期は冷え対策も油断しやすいですが
今、気をつけておくと
次の季節の秋に不調がおきにくくなります。

それでも頑固な冷えの場合は
やっぱり専門の医師か薬剤師さんに
相談してみるのもいいでしょう。

ここまでは、カラダの側面からのお話。

実は冷えには心理も絡んでいる、と
思うのですね。

以前、五行でいう「火」と「水」の関係を
記事にしたことがあります。

⇒超・わかりやすく陰陽五行説を説明すると…

五行の「火」は
循環器系…つまり心臓や血脈なんかを
司っています。

これらがバランスよく働いて
血流がカラダの中をうまくめぐると
カラダが冷えることはないんですね。

どこかが滞っていたり
貧血気味で血が不足していたりすると
当然、温めるチカラも弱いので冷えの原因に。

そしてここに感情も関わることがあります。

五行の「火＝心」が関わる感情は「喜び」。
声は「笑う」。

喜び、笑うと、血流がよくなるのは
なんとなくおわかりでしょうか。

笑うとドーパミンなどのホルモンも
分泌されやすくなるので
ほほがぽっと赤らんだりして
血色もよくなります。

では、逆にその「喜び」や「笑う」ことを
抑え続けていたら…？

ホルモンも分泌される量が少なくなり
喜びや笑いで血流がよくなることもなく

結果カラダは冷えやすい環境に。

喜びや、笑うことを抑えるって
どういうこと？？？って感じですが

例えばこんなパターンがあるんですね。

・親が病気がちで、家ではいつも静かにしていた。
・お母さんがかわいそうだから、自分だけいい思いはできない。
・楽しそうにしていると、嫉妬された、怒られたことがある。
・旅行にいくと具合が悪くなる、ケンカなどトラブルが起きる。
・お金がないわけではないのに「我慢しないと」と思ってしまう。
・「今まで一番楽しかったことは何？」と聞かれても
　なんだか思い出せない、ひっかかりを感じてしまう。
・楽しいね、と口にすると違和感がある。
・能天気にはしゃいで笑ってる人を見るとイラッとする。

などなど、主に小さい頃の経験などから
無意識に「喜ぶ、笑う」ことを
禁止していることがあります。

喜ぶと、何かが起きたんですね。

その経験をしたくない、という
「恐れ」のココロが抑圧してしまう。

それが結果的に「冷え」につながることが
ある、というわけです。

水が火を消してしまうように
恐れの感情が喜びを消してしまうんですね。

この関係性を「相克関係（そうこくかんけい）」
といいます。

ちょうど、今月の東京陰陽五行講座は
「水＝腎」がテーマになりますが
この「火＝心」との関係も
お話していきますね。

東京講座は今月8/30が最終回。
単発での受講も受け付けておりますので
ご興味がある方はぜひどうぞ(^-^)

冷えとココロのお話は
また記事にしていきます。
次回アップまでお楽しみに(^-^)/

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