ゆるり・ふわり
フーレセラピーサロン
Mamma Felice(マンマ フェリーチェ)
後藤しほみです。
『ちょっと手を伸ばせば届く』
そんな幸せを
当サロンで感じていただけたら幸いです
役目を終えたランドセル、どうしましたか?
わが家の長男・長女は大学生と高校生です。
そのうち長女が使っていたランドセルをどうしようか?
とずっと押し入れにしまっていたのですが、先日そのランドセルをアフガニスタンの子どもたちに送ることにしました。
じつはInstagramのストーリーでランドセルをアフガニスタンの子どもたちに寄付するイベントに行ったことをあげたら、
「うちにも眠ってるランドセルがあるよ」
とか、
「まだそのイベントやってる?」
とか、
何人かのお友達からメッセージをいただきましたので、
うちと同じようにランドセルをどうするか?
考えていらっしゃるご家族の参考になればと思って今日のブログを書いています。
ランドセルをアフガニスタンへ寄付することは先週のあたまくらいに急に決まったことです。
先週末に夫の勤める会社のグループ企業さんでボランティア活動をされている有志の方が、
そのようなイベントを蒲郡市で開催されるという情報を夫がキャッチ。
ちょうどみんなの予定があう日曜に開催だったので、急遽「行こう!!」となったわけです。
わが家は急遽で予定を決めるってなかなかないのですが、
感染が落ち着いている今なら動きやすいし、
いま心配な状況にあるアフガニスタンという国に住む子どもたちに微力ながら協力ができそうな貴重な機会。
夫からの提案に迷うことなく賛成しました。
長女は小学校卒業から5年ほど経っていますのでランドセルへの愛着もちょっと薄れているのかな。
寄付については「いいじゃん!!」の一言でした。
ということで蒲郡市へ。
今回寄付したランドセルは「ジョイセフ」という団体さんを通じてアフガニスタンへ送られることになっています。
どんな団体なのか?というと、世界の妊産婦と女性を守る活動をされている団体さんです。
ではアフガニスタンへランドセルを送る活動がどう女性を守ることにつながるか?
というと、
アフガニスタンでは女の子は男の子より教育を受ける機会が少なく
(最近のアフガニスタンの様子を見ると、その機会はもっと少なくなってしまいそう…そうならないことを願います)
2人に1人しか学校に通えないそうです。
女の子と男の子が同じランドセルを背負い一緒に学校へ行くことは女性への偏見や差別を減らすことに役立ち、
ランドセルは女の子が学校へ行くことのきっかけづくりに役立つとのこと。
女の子が学校で学ぶことで文字が読めるようになると、
妊娠・出産・育児に必要な保健や衛生の知識を得ることができる
(アフガニスタンでは12〜13歳で結婚して赤ちゃんを産む女性が少なくない)
文化的な理由から女性は女性のお医者さんでないと医療機関へ受診ができないそうで、
女性が学ぶことで女性のお医者さん、看護師、助産師など医療スタッフの育成にもつながるとのこと。
ランドセルを通じての女性支援と支援だけでなく未来を担う人づくりの活動なのだなと思い、
微力ですがこの取り組みに協力できてよかったなと感じました。
夫がSDGsカードゲームのファシリテーターの資格を持っており、
Coder Dojoやキッカケキカクでの活動の様子を見ている中で
自ら考え、行動できる人づくりがいかに大切かを考えさせられます。
ジョイセフさんでは昨日だけでなくランドセルの寄付を受付されています。
⇩
寄付するランドセルは壊れていないことはもちろんなのですが、
アフガニスタンの宗教上、豚皮のものはNGになります。
そのあたりもジョイセフさんのHPに書いてありますのでご確認ください。
また、ランドセルの中にノートなど新品の学用品を入れることも可能です。
イベントではメッセージカードが用意してあったので書かせていただきました。
今回は長女のランドセルでしたが、数年後には次男のランドセルもそのお役目を終えることになります。
昨日のイベントでは、ランドセルを寄付することよりスタッフのお兄さんに遊んでもらうことに夢中だった次男…
しかし、このようなイベントに参加することで、数年後に
「役目が終わった自分のランドセルをどうするか?」の選択肢のひとつに繋がったらいいなと思います。
ちなみに…大学生の長男のランドセルはお財布に変身してもらいました。
長男のランドセルをリメイクした際には、長女のランドセルもお財布に!!と思っていましたが、
色がピンクだったことで長女が乗り気でなかったのもありそのまま眠っていたのです。
ランドセルをお財布にリメイクした時のブログ
使い終わったランドセルをどうするか?
わが家の選択以外にもきっと様々な方法があるのではないかな?
持ち主が納得できる方法を家族で話し合ってみるのはどうでしょう?
次男のランドセルがその役目を終えた時には、
彼はどうしたいのか?をしっかり聞いてみようと思っています。
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