前回の続きです。
数年前の出来事で、
当時の資料や残していたメモを読み返しながら書いています
手術の当日は母が付き添いました。
私は日勤だったので、
仕事を終えて父の病院に向かいました。
父の手術は、外来で担当して下さった外科部長先生かと思っていたら…
外科部長ではなく30代くらいの
若めのDrでした。
本音は経験豊富な外科部長先生が良かったな…
と思いながら
病院へ向かうと、父の手術はまだ終わっていませんでした。
子供達の保育園のお迎えの時間ギリギリくらいで、
父の手術が終わり
ベッドで戻って来た父に
「お疲れ様。無事でよかった。また来るからね」
と声をかけました。
父はうっすら目を開けて
頷きました。
酸素マスクに
点滴に、ドレーンに
さすがに大きな手術の後の様子は、
心配になりました。
主治医からは
手術は特に問題なく終了した。
あとは、回復するだけ
そう説明がありました。
その時はホッとして
父がまた元気になることを想像していました。