ダブルダッチ | いきなり沼。

いきなり沼。

まさかの沼落ち。
ピンクに落とされ、気づけば箱推し。そしてニコイチ推し。

ダブルダッチの回。
素晴らしすぎて感想がまとまらず、何度も見返してはその度に感動しています。
小中学生の道徳の時間に教材として見せたらいいのでは?と思うほど。
ひたむきに努力し続けることの尊さ。仲間を信じて互いにフォローし合う関係性。努力して結果が伴わないこともあるけれど、それ以上に手にすることができる精神的な豊かさや強さ。
子どもたちに知って欲しいことがぎゅっと詰まっていた番組でした。
本気で努力するってなによりも格好いいんだよ、と。
大人が本気で努力する姿、それもアイドルがその姿を見せてくれることがとても貴重。だからこそ余計に心を打つのだと思います。



心に残るシーンばかりだったのですが、思いつくままに記します。

ひーくんの「あと何十年~」の言葉。
最近、同様の考え・言葉をひーくんから聞くことがあります。
今回、「何年」ではなく「何十年」と表現した言葉からこれからも続くSnow Manの存在を感じて頼もしくもありました。
ただ、アイドル自身が「有限である」ことを自覚し、言葉にしてくれることが個人的には嬉しい。嬉しいというか、その自覚による「覚悟」のようなものを非常に好ましく感じます。
「ずっと」「永遠」「一生」。無限を感じさせる言葉が時に虚ろに響いてしまうのは、私が半世紀近く生きているからかもしれません。
そうした言葉を用いてくれるのを嘘だとか、信用できないとかいうのではなくて。
ただ、すべての事が有限だと思うからこそ私は「推しは推せるときに推せ」の言葉が響いてくるのです。

縄が怖くて跳べなくて、目を瞑って跳んだらクリアできたさっくん。凡人の理解を越えていて怖いくらい天才。

あべふかのターナー。同期コンビのターナーは圧倒的な信頼しかなくて。Snow Manの屋台骨というか、確実に着実に難しい任務を遂行してくれる仕事のできる頼れる大人というポジションが素敵。

だてさくのターナー。こちらも同期コンビとはまた違ったタイプの頼もしさ。

超多忙な中、どうにかメンバーに追いつこうと努力するめめ。そもそも努力の塊みたいなメンバーに追いつくなんて至難の技過ぎて。でも、追いつくめめが凄い。ホントど根性の人。

涙しながらも必死に練習するこーじ。

終わった後に「あんなに練習したのに」と涙したしょっぴー。これ以上ないほど本気で練習したからこそ出た言葉が尊い。

TGCと日程が前後していたラウちゃん。ショーに向けて身体を人一倍ケアしなければいけない時期で大変だったはず。それを感じさせない練習の日々が凄い。

本番で上手くいかなかった時に(おそらく)咄嗟にあべちゃんから出た指示を受けて阿吽の呼吸でアクロバットをしたあべさく。

舘様のフォローをするように上手から下手へアクロバットを決めて視線誘導したさっくん。

失敗しても笑顔を絶やさず、観客を盛り上げメンバー同士フォローし続ける姿。

各個人に最適な見せ場、役割を振ったひーくん。円陣しかり、常に精神的支柱でいてくれる安心感。

丁寧に寄り添いながらものすごく熱心に指導してくださったREG☆STYLEの皆さま。


挙げていけばキリがないほど心揺さぶられるシーンばかりでした。








私はSnow Manがステージに於いて「未完成」なパフォーマンスをしたのを初めて見ました。
私が目にしていたのは常にハイクオリティなパフォーマンスばかり。
そもそもゼロの状態から練習していく姿も初めて見たかもしれません。さっくんは縄にも入れなかったのでマイナススタートでしょうか。
ぼんやりなんとなく「Snow Manは多忙のなか頑張っているんだろうな」と思っていたことがハッキリと可視化されて、想像以上のハードな日々に驚いた、というのが正直なところです。
スーパーハードな日々のなかであれだけ上達したなんて奇跡のよう。
結果、ご本人たちは納得いくパフォーマンスレベルから遠いものだったかと思いますが、熱意や情熱は溢れんばかりに伝わってきました。
本当に本当に格好いいステージでした!!
こんなに素晴らしいものを放送してくれてありがとうございました。
そして、後日REG☆STYLEの先生方を招いて完璧に演技を披露したSnow Manはスーパーヒーローみたいでした。
格好いい。
最高に格好いいグループですドキドキ






















「友情 努力 勝利」
いわゆる少年漫画の三大要素がそのまま詰まっているのがSnow Manだと言われますよね。
私もその例えにまさにその通りだわ!と頷いた一人です。

今回のダブルダッチの回を観ていてもその要素が全面に出ていたと思います。
勝利に関しては試合に「勝つ」というよりも「己に勝つ」とか精神的なものを十分に見せてくれていました。

Snow Manに大きな負担を背負わせる回(ひーくんのプロレスやさっくんのサーカス)や一般人と交わるかくれんぼ企画等で沢山目にするファンからの「Snow Manに無理をさせないで」「危ない」「かわいそう」というコメント。
私のファンとしてのマインドがもしかしたら一般層に近いのかもしれませんが、そうしたコメントを目にする度に戸惑っていました。
なぜなら、少なくともゴールデン枠を任された限り一般視聴者の興味を引き、Snow Manの魅力を知ってもらい番組のファンになってもらわないといけません。
ファンだけでなくそれ以外の人が多く見る番組が「ゴールデン枠」です。
彼らの魅力の一つが仲の良さ・わちゃわちゃ感だと思いますが、それだけをゴールデン枠で流して果たして一般視聴者を取り込めるでしょうか?
YouTubeとの棲み分けを考えても、それはないだろうというのが私の思いです。

ファンが“私は過保護だから”と前置きしてのコメントを読むと、心配する気持ちも一言言わずにはいられない気持ちも理解できます。
でも、さっくんが以前ブログで「俺らもあまりにもの時は自分たちを守るために逃げるし」といった内容を書いていたように、Snow Man自体が大人で且つ、それスノのスタッフさんとの信頼関係がきちんとある以上は観る側も信頼して楽しんだ方が番組を盛り上げようと頑張ってくれているSnow Manも本望でしょう。
Snow Manもファンに心配して欲しくて企画に取り組んでいるわけではないと思うのです。



人は自分がやり遂げられないようなことをやってのける対象に対して尊敬したり興味関心を持ちます。
今回のダブルダッチ企画、ファン以外の方からの称賛コメントが多かったですよね。
知らないを越えるには、それ相応のことをしないとダメで。その事を身に染みて知っているSnow Manだからこそやりきった素晴らしい企画でした。
本当に本当に素晴らしかった。
彼らの本気が、魅力がファン以外の人にきちんと伝わった事が今、この時だからこそ余計に喜ばしくて。
Snow Manの取り繕ったところが一つもない剥き出しの人間性が多くの人の心を打ちました。


心震わす企画をありがとうございました。