不滅の李舜臣 の2話3話のお話です。
続けるんですか?って、続けますとも。
記事作って、やっとちょっと理解できるレベルなんですもの。
慶長3年10月中旬位までの地図↓
(クリックで大きくなります)

さすがに地図がないとわけわかんないので、適当なところで拾ってきました。
(慶長3年)10月7日になると、ついに包囲中の地上軍は撤退し、明軍は古順天に1万余を残し、劉綎自身は富有まで撤退した。
これにともない水軍も10月9日、海上封鎖を解いて古今島(莞島郡古今面)に撤退した。
明軍の退路上には投棄された兵糧が散らばっており、この幾らかは日本軍が戦利品として入手した。
こうして明、朝鮮の西路軍、水軍による順天城攻略作戦は失敗に終わった。(wiki引用)
↑しまった、李の字、間違えた
ドラマ見たせいなのか、↑の「明軍退路に投棄された兵糧」は、なんだか明陸軍がわざわざ置いて行ってくれた餞別だったようにも思われますなぁ。
さて、秀吉死去が8月18日。
8月25日には、朝鮮と停戦講和すべく使者が日本から派遣され、
8月28日に、三成は撤退準備・受入れ体制整備のため、博多へ移動。
4話までのドラマでは描かれてませんでしたが、9月上旬には、日本の講和使者は朝鮮宮廷に到着しているはず。
日本側が突きだした講和条件は、
1.朝鮮王子の人質
2.朝鮮からの貢物提出
朝鮮にとっては決していい条件じゃない。
協議、協議で待たされていたのでしょう。
停戦調印されたのは10月上旬。
順天倭城攻防戦より数日前、9月下旬~10月上旬の津島義弘が大活躍した泗川倭城戦、加藤清正が活躍した蔚山倭城戦での日本軍の圧倒勝利が功を奏したか、とうとう朝鮮側が折れたようです。
無血撤退(ようは撤退中、攻撃はしない約束)期限を11月15日とする旨取りきめられ、10月15日には小西君のいる順天倭城にも使者が伝えに来ているようです。
日本と言えば、これ!手裏剣もしゅしゅっと披露↓

小西君が秀吉の死を知るとしたら、この順天倭城攻防戦後に撤退命令を持ってきた使者から。
でも、8月末に講和使者が派遣された情報つかめたら、察知できた範疇かもしれないですな。
ともあれ脱出のタイムリミットは11月15日。
1カ月以内に、李舜臣が攻撃の目を光らせている朝鮮海域から出なくてはならん。
ミッション・インポッシブルですな。
小西君、大忙しだ。
わざわざ忍者を使って李舜臣暗殺を企てるも、あえなく失敗。これを受け小西らは明軍の劉綎(明の陸軍大将)と和議を締結し、人質(朝鮮王子?)を受領して撤退の手筈を整えていた。
しかし、11月7日、明・朝鮮水軍は秀吉死去に伴う日本軍撤退の動きを知ると根拠地の古今島を発ち、11月10には順天沖に現れ海上を封鎖し撤退を阻んだ。
このため、小西らは明水軍の陳璘と再交渉をして撤退の約束を取り付けることに成功し、人質も受け取った。
ところが、日本軍の撃滅を望む朝鮮水軍の李舜臣がこれに激怒し猛抗議すると、陳璘も約束を反故にして順天の日本軍が帰国することを阻んだ。(wikiコピペ)
というわけで、「不滅の李舜臣」の2話~3話は、この順天倭城攻防戦直後~小西軍撤退戦前夜の約1カ月の間に起こる、すったもんだのお話です。
とはいっても小西・日本サイドのすったもんだではなく、李舜臣水軍内部に起こるすったもんだ>当たり前
朝鮮朝廷は、9月上旬には日本からの停戦申入れの打診を受け、講和推進派と反対派に分裂。
想定外の被害を被っている明国では、当然講和賛成、つか、なんでもいいから早く帰ってくれ状態。
というのも、明は明で飢餓だの満州からの攻撃だので、すでに存亡の危機状態で、国そのものがすっかり疲弊してたから(だから秀吉に狙われたともいえるけど)。
というのも、明は明で飢餓だの満州からの攻撃だので、すでに存亡の危機状態で、国そのものがすっかり疲弊してたから(だから秀吉に狙われたともいえるけど)。
9月末~10月初めに行われた、順天倭城・泗川倭城・蔚山倭城への一斉攻撃は、講和に応じるか否かを決める、連合軍の賭け戦だったと言えましょうか。
しかし、無残に連合軍は悉く敗退。
これにより、停戦賛成派が一気に優位に。
もはや、唯一強気で講和反対を主張しているのは、李舜臣海軍のみ。
10月15日には朝鮮朝廷が日本と停戦条約に調印した、にも関わらず、李舜臣将軍は、断固それを拒絶。
国が停戦と定めたにも関わらず、将軍が日本へ攻撃続ければ、これは国家反逆罪だ。
すでに小西君とはツーカーの劉さん↓

明国と朝鮮朝廷は、あくまで戦闘的な李舜臣将軍から指揮権を剥奪し、明国陸軍大将の劉綎に全指揮権をゆだねることに決定。
この劉さん、前回、小西君から賄賂もらったお礼に、兵糧置いていってくれた人ですね。
もはや李舜臣将軍は、自分の権限で部下を動かす事が出来なくなります。
絶対絶命。
そんなわけで、李舜臣軍内部でも、

断固日本を許す訳にはいかない
今潰しておかないと、また奴らはやってくる
問題を先送りにするだけだと主張する
←戦闘派と

今、国に逆らい、逆賊になってまで戦う意味があるのか
これ以上の犠牲者を出してまで戦う意味があるのかを問い、
今はいったん引き、次に備えるべきと主張する
←反対派 に分裂。
←反対派 に分裂。
関係ないけど、この人、なんかタイプだヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ
延々と議論され、反目し、朝廷の特使を監禁したり、剣も飛び出す諍いなんかに発展。
毎回必ずあるよ、抜刀シーン↓

李舜臣将軍も、ばらばらになりつつある水軍と、自分の強硬姿勢の善悪に悩み苦しみます。
が、ここからが何気に韓国風味なんですが、李舜臣将軍から受けた恩義や、将軍に対する忠義の理をを唱える人が出てきて、なんだか軍内部が「将軍のために戦おう」ってな雰囲気に急傾倒。
まぁ、日本ドラマでもそんなシーン、あるわね。
でもって、感動しないと、人として不味そうな場面だったりするわね?
↓朝鮮水軍、全員一致団結、誓いの図

そんな訳で、水軍全員(ここ重要)の熱い思いを受け、将軍は、朝廷からの最後通告もはねつけ、断固日本軍を壊滅する事を宣言。
そん時の強硬理由は
1.後の災いを防ぐため
2.殺された仲間の仇討
って感じだったかな。
まぁ、ともかくこのまま引き下がるわけにはいかないってな熱い意思を伝えてました↓

さて、一方日本軍です。
無血撤退の約束を反故にされ、立ち往生してる小西君。
タイムリミット11月15日になっても待ち合わせ場所にやってこない小西君にヤキモキする日本軍。

←すでに猛将として、日本のみならず朝鮮・明でも知名度を上げた島津義弘 63歳、
言わずと知れた薩摩 鹿児島城主 60万5000石
ちなみに、関ヶ原では成り行きで西軍に付き、合戦では訳わかんない「島津の退き口」をご披露して、周囲をいろんな意味でびっくりさせたことで有名っすね。

→
小西君の娘婿。宗義智 30歳。
対馬 府中城主 禄高不明、10~15万石くらい??
関ヶ原では小西君と一緒に西軍に付くけど、敗戦後、朝鮮遠征の戦後処理に当たらせるため、罪状不問、所領安堵。
←なぜここにいる?脇坂安治 44歳 淡路 州本城主 3万石
日本での知名度、そうとう低いですが、賤ヶ岳の七本槍の一人ですな。
そんでもって、関ヶ原では小早川同様の寝返り組っす。
結構むかついてるんで、関ヶ原の陣跡も行く気なく、ノーマークです(`ε´)ぶーぶー
これと言って、ぱっとした事してないような…?
つか、司馬遼太郎の「馬上少年過ぐ」で読んだ分しかしらんです。
wikiでの露梁海戦(朝鮮遠征最終戦)では参加したという記載ないんですが、ドラマ版特別ゲストですかね。
どうやら、李舜臣を敵視している天敵武将ってキャラ設定みたいっすよ?
李舜臣の最期には、やっぱ天敵登場してもらおうという、強引な製作意図でしょうか。
今後見る気萎える天敵チョイスなんですけどーっヾ(。`Д´。)ノ彡☆
こいつより立花宗茂だせよ、と、ついイラっとしてしまいました。
というわけで、第4話、露梁海戦、出陣へと続く。
4話までは記事続けます…たぶん。
参考文献:石田三成 相川司
おまけ
そのころのみちゅなりくん

このころ、よしちゅぐくんは家康君と仲よしです。
みちゅなりくんは、家康君の交友関係が気になって仕方ありません。