生観劇はできませんでしたが、、、

なんと!田舎な我が町の映画館でもライビュがありました!

客層は、どちらかというと新感線ファンかな??って感じ。

 

散々友人にラインで聞いてもらったから、満足はしてますが。

自分のれいちゃん日記として残しておきたいなあ。と。

 

まず、一幕。

れいちゃんは鬼の大将で、めちゃくちゃ男役バリバリシーンがあって、カッコいい!!!ああ。こんなれいちゃんがまた見れるなんて、と感動しました。

かと思えば、「お家建てるソング?」では、キャッキャしてて、めちゃくちゃ可愛い!!わかりやすい恋する乙女なところも、宝塚娘役っぽくて、可愛いくて、コメディ。

殿の血を吸うところの目が、、、やっぱりれいちゃんのお芝居は凄い!目のお芝居が細かい!「二人だけの戦場」の左右の目で違うお芝居してた繊細さを思い出しました。

これは、ライビュならではの楽しみですね!

殿が、、、鈴木さんが可愛いのか、れいちゃんがかっこいいからなのか。。。

殿が姫にしか見えない(笑)血を吸われているところなんて、完全にBL受けです。

私は、中性っぽい男性大好きなので、鈴木さんも大好きになりました。

真実がわかってれいちゃんを嫌いになるのかと思えば、、、どこまでも大切にしてくれる。

れいちゃんが妻!と聞いたときは、鈴木さんに嫉妬するのかなあ?複雑だったりするのかなあ?と思ってましたが、とあるアメ友に「れいちゃんに女子を感じないから、BLを見るように、ほのぼのと見守れる」と言われ、納得しました!!
 

 

2幕。

後ろの席から「同じ劇団の舞台を見てるのか、って思うぐらい、ガラッと雰囲変わるよ」と聞こえて、どんなだろう?とわくわく。

前評判でも、血しぶき・生首が宝塚に慣れてる人には、ショックかも、と聞いていたので。

意識すれば、確かに1幕のほうがコメディで楽しい要素が多かったですが、特に違和感なく流れで観れました^ー^

とにかく、紅子(れいちゃん)の苦悩に号泣。

「鬼であることをやめても、人間にはなれない。弱くなるだけだ!」には、胸が締め付けられました。じゃあ、どうすれば良いのか?正解がない。

自分のために、食料になってくれた父をどんな思いで食べたのか。本能だったのか。

死ぬことを望んでいない殿のために、生きたい。

死体をむさぼりに行くれいちゃんの後ろ姿が、狂気に満ちていて、良い意味でタカラジェンヌの品の欠片さえなくて、ゾッとしました。

襲われるシーンは、俳優さんたちが、どこまでまくり上げて良いのか?とちょっと手加減してるみたいで、シリアスなシーンなのに笑っちゃいました。きっと、れいちゃんは、ガバっと行ってください!何が見えても大丈夫です!って思ってるよ~と思いながら。

ラストシーンは、他に方法はなかったのか。。。と思わずにはいられませんでしたが、幸せと苦しみの両方が終わる。宝塚の、死んでも幸せ。って雰囲気ではなかったです。これが、外部の舞台の良きところですよね。無理がない。←宝塚は、アンハッピーでも絶対に幸せな気持ちが残る。という素敵さもありますが。

 

 

私は、12時配信だったので、カメラ前でしてくれたれいちゃんの男前ポーズが見れず!!!!!

ですが、男役の時よりちょっぴり素が入っている?控えめは投げキッスとか。

左右から緞帳閉まるのに、宝塚時代の癖で?ついしゃがんで手を振っちゃうとことか、可愛すぎて萌え転がりました!!!!

 

声も、男役とか女役とか意識せずに、そのまんま「れいちゃんの声」って感じで、不思議なくらいすーっとお芝居が入ってきました。

そんでも、久しぶりに男役時代のものを見ると、やっぱり男役だったんだなあ。とは思うのですが。「バーンザフロア」もそうですが、どんなに肌を露出してても、「女子になってもた・・・」と思わない魅力があるのが、れいちゃんだなあ。と。

「乗り越えた先の景色を絶対に見たい!」と、努力を惜しまずにできる人間性も、尊敬します。

 

れいちゃんに、出会えて良かった!

宝塚とか、お芝居、とかそんなジャンルを超えて、本当に、一人の人間、表現者として、大好きです!