星組公演のチケットがコロナで流れ・・・
久しぶりの宝塚に行ってきました!!
ディスプレイがかわゆすぎるううううう/////

お花はあっさり??に感じたけど、写メると良い感じ。
上品ですね^ー^
 
公式のれいちゃんのお写真が変わってた!!
ナチュラル寄りのヅカメイクで、めっちゃ好み!!!
かっこいいーーーー////
 
 
で、リスト。
ますは。。。
お衣裳が豪華すぎて、気になり、まさかの物語が入ってこない事件。
 
細かいところまで、とにかく豪華!!!
おフランスには違いないんだけど、見慣れた色とりどりではなくて、客席から見ると、ほぼゴールド一色。
なので、余計にデザインが気になる!
女子が豪華すぎて、女子女子。。。となりますが、男子貴族ももちろん、豪華!
初日ニュースで見た、れいちゃん水色!かわいい!!と思ったお衣裳だけど、ハンガリー貴族なんですね。
ここ、エーヤンエーヤンルドールフー♬って歌いたくなる・・・ハンガリーだし、演出そのまんまエリザベートに見えるW
ここ、ここねWWW
めっちゃ長いのよ。
個人的に、物語的にこんなに要る??
ってか、いちゃいちゃが見ているほうがこっぱずかしい・・・
お写真見たときは、シリアスシーンかと思ってたけど。。。
きっと、白衣装着せて、いちゃいちゃさせたかっただけだよね?いや、白衣装は大賛成です!!!!
飲んだくれて自暴自棄になってたリストと、既婚者である程度結婚生活のあるマリーだから、そこまで若くないんじゃあ??
10代設定なら、うふふ。って見れたと思う・・・・
 
リストはファッションショーだと思ってるので、このお写真も!
みなさん、スタイルが良いので、腰ボタンが高い位置にあるコートが似合うのなんのって!!
背中を観るたびに、美しーーーーー・・・とため息。
 
れいちゃんとひとこちゃんとの濃厚ラブシーン/////////
せり下がっていきながら、ひとこちゃんの上にまたがってた・・・
この、せり下がりながら、ってところが、妄想かきたてて、れいちゃんリストは罪ですWW
ああーーー!まだひとこちゃん押し倒し切ってないのに、せり下がるーー!でも可愛いですが。。。
今から見せられないようなことをするからね。って余韻を計算してたら、れいちゃん天才です!
 
はい。かなり脱線しましたWWWW
前半は、れいちゃんの髪かきあげが、あざとくって、計算なのか、こなれてないのか。。。
どっちにしてもナルシストリストで、カッコいい!でも、笑える!チャーミング!
 
とにかく、演出がめっちゃ複雑!!!!
小池先生以上に、舞台がくるくる回り盆セリが動き、天井からもたくさん降りてくる(語彙力W)
ピアノは一体何台あるの??(多分、2台なんだけど、出てくるたび全然印象が違う!)
一体、この装置はどうなってるの?
と、エンターテイメントとして、これだけで成立する面白さでした!
シャーロックホームズの時も、生田先生凄い!と思いましたが、上回ってきましたね!
私は、やっぱり生田先生と相性が良いみたいです^ー^
 
あ!!
あと念願のれいちゃんの生ピアノ!!!
超下手だったので、ばっちり指先が見えました^ー^
お尻堪能席で、それはれで神席^ー^
3500人の観客の前で、リストとしてお芝居しながら、弾き語りであれだけの演奏と歌が歌えるれいちゃんの才能に、改めて惚れ直しました////
弾き語り、めっちゃ難しいです・・・昔、トライしたことありますが、どっちかに集中しちゃうW
 
 
やっと、本題(笑)
ネタバレ含みますWW
 
物語は盛り込みすぎてイマイチ。よくわからん。って感想が多いみたいですが。。。
 
私は、過去一番を争うぐらいに、傑作でした!!!!!!!!
 
自分は天才・神の子と思っていたリストが、フランスにきて、それぐらいの才能の子いくらでもいる。と打ちのめされる。
これって、現代の現実世界でもよくあることですよね?
才能があると思って、その道にすすんだけど、才能のある子が集まる場所では、自分が凡人だと思い知らされる。って・・・
 
人からの評価をひたすら求めて、人からのイメージ通りに生きなきゃ、と苦しくなって・・・
私も、過去にもの凄い勢いで小説を書いていた時期に、なんとなくこんなふうに思ったことがあります。
自分は、本当に書きたくて、書いてる??
最初は、純粋な気持ちだったはずなのに、段々義務のようになってきて、「小説を書いている私」が別に存在するような感覚。
宝塚ネタで書くようになってからは、ぜーんぜんそんなことないですけどね(笑)
 
人からの評価や、作られたリストに疲れて、それを見抜いたマリーと駆け落ち。
真の理解者であると、マリーのことを思ったんですよね。
 
愛するマリーを幸せにしたくて、名誉と財産を求める。
これも、男として、理解できる(女だけどW)
今まで貴族だったマリーを、自分が無名の田舎娘にしたひけめってどこかにあると思う。
人の評価から解放されて、自由な二人だけの幸せ、ってのも本物だとは思うけど(白衣装のいちゃいちゃ)
 
ハンガリーの貴族の称号を得て、キラッキラになって、人々から称賛される。
やっぱりね。気持ちいいのよ。人からの称賛って。嬉しいし、自信にもなる。
でも、人って所詮人でしかなくて、移り行くもの。
 
マリーは自分から離れてしまったリストを取り戻そうと?
(そんな単純なことじゃなくて、貴族では妻としての価値しかないけど、平民として、ジャーナリストとして、一人の女として自立したい。ってこかな?)
革命を起こして、せっかくリストが得た貴族の称号を無にしてしまう。
マリーのために得た貴族の称号を、マリーによって壊される。
この時の絶望たるや・・・と感じます。
 
でも、ラストでリストは修道院で子供たちにピアノを教えているんですよね。
自分の築いたものを、、
マリーは、リストが築き上げた人からの評価を壊し、愛する人として駆け落ちし、心のよりどころとなった。
そのマリーを幸せにしたくて、築き上げたものをまた粉々にされた。
 
こう書くと、リストにとっては結構ひどい女です。マリー。
でも、ひたすらにリストを純粋に愛したんだな、と。
 
人からの評価でしか自分の価値を決められず、苦しんできたリストが、マリーに全て壊されることによって、最期は子供たちと芸術を愛し、安らぎを見つけた。
 
要所、要所で、十字架が出てくるのですが。。。
 
ああ。これは、私自身だ。(って、リストみたいに天才じゃないけどW)
人からの評価で自分の価値を見出そうと、必死に成績を頑張ってた幼少期。
社会に出て、それは通用しないとわかって、迷子になって遊びまくった時期。
楽しかったけど、楽しさと満たされる幸せは違う。。。とどこかで感じてた。
仕事でも、人の目ばかり、評価ばかり気にして、失敗を恐れて・・・
家庭でも、正しい道はこれ。って価値観に縛られて、親子共々苦しくなってた。
趣味でも、私の文章からできあがる私のイメージと現実の私とのギャップに疲れてた。
(2014ぐらいですけどねW 大まお全盛期)
 
でも、いま、ありのままの自分で良い。
神様はどんな私でも愛してくださる。
 
それを心から感じた時に、安らぎが訪れた。
 
リストが築いたものを全て砕いていくマリーって、実は神様じゃないのかな?
 
と、涙がぼろぼろこぼれました。
 
 
ラストは、めっちゃエリザベートの最期のボートを彷彿とさせて、それが気になってしまいましたが。。。
 
とにかく、物語は深くて、感動しました!!!!