他サイトでみりれいを書いているのですが、しょっちゅう記事を全消ししてしまうので、アメーバで下書きして、移動するようにしています。
今回は書いていて、あまりにも楽しかったので、そのままアップしちゃいますね!
大まお以来、こんなにノリノリでキーを叩いたことはありません(笑)
やっぱり私は妄想をお話にするのが、大好きな人間みたいです(笑)
ビューティフルガーデンを見ていない人にとっては、なんのこっちゃ?なお話ですがWW
キス表現などは一切ないので、普通に読めるかなー・・・と。
女の子同士・・・
最初はめっちゃ抵抗があったけど、男役×男役はものすごく楽しいですWW
男女どちらの視点でも変化自在だしね~!
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「はあぁぁーーー。こんなにみりおさんにがっつり絡んだのって初めてやから緊張したわあ。
え?こんな近くてええん?ってゆーかっ///キスシーンまであるしっ!れいの緊張がわかったわあ。」
「でしょ?でしょ?さゆみさんのドアップは殺人級だよねっ!」
今回のショーではお互いが<みりおさんこと明日海りお>とがっつり絡んで誘惑したり、恋に落ちたりする。
男役だからして、同じ男役のみりおさんとこんなにがっつりと絡むことは滅多にない。
「もうさあ。頬がくっつく!って感じで!いい匂いしてはるしーっ。」
「みなみは闘牛?死?の象徴だもんね~。ダンスめっちゃかっこいいよ!
マントを口で銜えてさゆみさんに近づいていくとことかも、なんかエロティックだし。」
「えっ!そうなん?そんなふうに見えるっ!?」
「見える、見える。」
「ふふふーっ。もうねえ。みりおさんを追い詰めてゆくのが楽しくて、楽しくて!最後は美味しく頂いちゃいました!みたいな?」
「・・・みなみ?」
先程までニコニコ笑顔で話を合わせてくれていたれいが、急に険しい顔をする。
「ちょっと今の表現は聞き捨てならないんだけど。」
「・・・え?」
「おいしくいただく、ってどういうこと?」
「や。だから言葉通り、キスして美味しく頂いたっていうことやけど?死に魅了されて、命を奪うって表現なんとちゃうん?」
「おこだよ。おこ。」
「舞台の上でのことやーん。そんな怒らんでも、みりお様はれいのものやって!」
そう、れいがどれだけみりおさんに惚れているかなんて知っている。
今回濃密に絡んでみて、れいが恋に落ちるのもわかるわーっ。ってゆー女子トーク視点やったのに、まさか本気で怒るとはW
「私なんかねっ!ずうううっとさゆみさんに見つめてもらってるんだからねっ!」
「・・・うん。そうだね。あの時のみりおさんの視線の色気はやばい。」
「頬は触れ合わないかもしれないけど、顔の距離は10cm以下だからねっ!」
「知っとる、知っとる。みりおさんがぐらっとしたられいと本気キスしてまうな、ってハラハラして見とるもん。」
「抱きしめ合わないかもしれないけど、心はお側にいるんだもんっ!」
「やー。あれは正直実際に抱き合うよりもドキドキするで?」
「みなみなんて、さゆみさんの命奪っちゃうけど、私は守って死ぬんだもん!!」
「それは役柄の問題やろ?」
「そうっ!さゆみさんは死に誘惑されたかもしれないけど、私なんてお姫様だからねっ!
さゆみさんから恋に落ちたんだからねっ!」
「・・・はあー・・・。」
どんどん論点がズレていっている気がする。
そもそも、れいとみりおさんを奪い合う気なんてさらさらないんやけどなあ。
お側で感じるオーラとか色気って凄いな!って話がしたかっただけで・・・。
つーか、れいが可愛い。
こんなキャラやったかなあ?
「なんか、かわいいな。れい。」
「みなみに言われても嬉しくないですーっだ!」
ぷん。と頬を膨らませて拗ねるもんだから、ますます可愛い。
乙女というのか、末っ子というのか。
ムキになってめっちゃ対抗心を燃やしてるのが、ちょっと子供っぽかったりして。
「んー。よしよし。」
なんだか急になでなでしてやりたくなって、れいを抱きしめて頭を撫でる。
「ちょっ。気持ち悪いことしないでよっ!」
「・・・うわっ。ヒドっ!!」
渾身の腕の力で、私の身体をぐいーっと遠ざける。
気心知れている同期と言えど、この扱いはひどすぎる。
みりおさんとのギャップがありすぎるんとちゃう?
「・・・まあ、良かったやん。みりおさんとお芝居で離れ離れになってもたぶん、ショーでがっつり絡めてさ。」
「うんうん。今回のショーは出番多くて結構しんどいけど、心が潤う!みなみも出番多いもんね?踊りっぱなしで体力勝負だもんね!」
あ。良かった。やっと機嫌直してくれた。
やっぱりみりおさんは偉大です。
男役のはずのれいを、こんな乙女に変えてしまうんですから。