ずーっと鼻血がでる勢いで語り続けていたれいちゃん女装のローマ風呂。
勝手にローマ風呂と命名と思っていたら、前半はグラディエーターで後半は本当に風呂の設定だったらしいWW
風呂ならば、脱いでくれーーーっ!せめて、シルクっぽい薄い白いシャツとかっ!
風呂なのに、何故しっかり戦闘服を着ている?
ま、そんなことはさせおき??
VISAカードのページで見つけたローマ風呂。
角度によるなあ。
みりおちゃんが
「後半が風呂設定のはずなのに、登場した瞬間かられいちゃんはサウナ風呂・・・(笑)」
れい
「うわあ!いつも汗だくですみませんっ!」
って言ってた(笑)
みりお
「ちゃんとお姫様にミエマスヨ…(笑)」
って、言ってて、えーーーっ!めっちゃ美女やったよ!れいちゃん!って思ったけど、客席から見ると程よく離れていてよかったのねWW
れいちゃんの男役の男役仕様の時のもみあげがちらりと見えてて、頬のラインに男を感じる(笑)
ポスターのはどうしようっ///ってぐらい、色気が凄すぎて直視できなかったのになあ。
このシーンもみりお様の表情とれいちゃんの仕草は萌えだけどねっ!
このかつらは手直し後かな?
れい 「可愛いって言って頂いたので。」
みりお「言ってない!このほうがかつらが可愛いね、って言ったんだよ?自分の都合の良いように変換してるんだよ!」
れい 「可愛いって言っていただいたことを励みにがんばりますっ!」
みりお「はぁー・・・・。」
ってやりとりがあって、わざわざムキになって「可愛いって言ってない!」って否定るするみりお様に萌え///
れいちゃんにだけは、どうしてここまでドSなのだろう?そんなキャラじゃないのに。みりおちゃん・・・(笑)
他の組子に「可愛いなんて言ってない」なんて、否定してるの聞いたことない。
芸事には厳しいかもしれないけど、基本的には「みんなかわいい!」って感じなのに(笑)
れいちゃんのラブラブビーム(古い表現W)に内心動揺してるに違ないWW
あああ。嬉しいっ!
この登場シーンの髪型が転げまわるほど、好きっ!
本日ブルーレイ発送らしいから、もうすぐ映像で会えるけどっ!!
みりおちゃんの女装で、全国ツアーのは肩を露出してるのがあって、予想外に肩から前腕二頭筋がムキムキでびっくりしたWWW
前腕はあんなに華奢なのにー・・・・。
ついでに?
このかつらのお話を以前書いていたので載せておきます^-^
*
今回のショーではれいちゃんは大忙しだ。
娘役さんとは違い、男役なのに普段扱いなれない娘役のかつらも作り上げないといけない。
「んー。ローマ美女・・・ローマと言えば、神話?アルテミスみたいな?」
独りでぶつぶつ言いながら悩んでいる姿は、どんなものも果敢にこなしてみせる!という熱気にあふれていて、好感が持てる。アルテミスかあ。本人のキャラとしては太陽神!って感じだけど、ビジュアルとしては絶対に似合うよね。
私(グラディエーター)にとっては、救いの女神なわけだし。うん。いい線いってる。女神設定。
私は女役が回ってくるたびに、落ち込んでいたなあ。
骨太な男役を目指して頑張っているのに、コンプレックスである華奢さを強調しないといけなくて、明日海りおは女装も素晴らしい!娘役以上に可愛い!って褒められるたびに複雑な気持ちになったっけ。
役を演じられるということは、女でも男でも光栄なことなんだけど・・・努力だけではどうしようもない部分もあるのかもしれない、って心が折れそうになったり。
目の前のれいちゃんには、役に対する悩みは感じられても、迷いみたいなものが感じられない。
与えられた役に対して、迷いなく、全力で向き合う強さ、みたいなものを感じる。
ビジュアルが美しいのはもちろんだけど、それけでは人は心を動かされない。
美人は三日で飽きる。ってことわざがあるぐらいだしね。
研10の男役にここまで女役を与えるのも珍しいような気もするけど、れいちゃんには新しい課題を与えたくなるんだろうな。悩んで潰されてしまうんじゃなくて、喜んで取り組んでいる気がするもの。安心してどーんと任せてしまえる。
「ただただ、目の前の課題に必死に取り組んでいるだけです。さゆみさんに置いて行かれないように頑張りますっ!」って、れいちゃんは言うけれど、実はは私のほうこそ刺激を受けているんだよ?毎公演ごとにお芝居の解釈に変化があって成長を感じるし、人間の感情って一瞬一瞬変化するものだもの。4か月もの間、同じ演目をしていても日々進化していて、私の四郎も深化してゆくことができるんだよ?お芝居は一人で創り上げるものじゃないからね。舞台は生モノだから楽しい。私がそう感じるぐらいだから、お客様もきっと感じ取ってくださる。
そんな言葉をわざわざかけなくても、彼女は自分で考えて自分で処理できる強さがある・・・と信じる。
本当はプレッシャーに押しつぶされそうになっているのかもしれないけど、自分で乗り越えなくては本当の強さは生まれない。真咲さんが「みりおがいたら安心する。」と言ってくださったように、信頼して待ってくださるのが、どんなに心強く、嬉しいことか知っているから、安易な励ましは必要ない・・・よね?
「さゆみさんっ!さゆみさんっ!かつら手直ししてみましたーっ!」
公演が始まってからも、彼女の研究心は止まることを知らない。
数十年という生き様を演じなくてはいけないリノの心境に日々悩んでいるだろうに、ショーの、しかも女役のかつらにまで全力投球!ってれいちゃんパワーおそるべし、だわ。
「ほらっ。見てくださいっ!」
若干違和感のあった前髪部分が修正されていて、なんというか、より女の子らしくなって可愛い。
「前より可愛くなったね。」
「えっ!ほんとですかっ!嬉しいっ!」
さゆみさんに褒めて頂いちゃったーっ。と、うつむき加減でマジ照れしているれいちゃんは乙女そのもので、不覚にもちょっと胸きゅんしてしまう。
「や。可愛いのはかつらだからねっ!」
「ふふっ、可愛いって言って下さいましたから///さゆみさんに可愛いって・・・///」
胸きゅんした自分がなんだか恥ずかしくて、全力で否定するけれど、れいちゃんはぽーっと頬を染めてテンションあがりっぱなしのままだ。男役が可愛いと褒められて嬉しいものなのか?私なら落ち込むと思うけど、やっぱりれいちゃんは大物の匂いがする。
ゆきちゃんとのスペインのシーンもそうだけど、今回は相手役さんに助けられる部分も大きいと思う。
私が醸し出す大人の色気というものを、ゆきちゃんは妖艶に絡むことで引き出してくれるし、れいちゃんは清楚系美女なのに私の腕に抱かれた瞬間に色っぽく華開く。
お芝居が一人で創り上げるものじゃないのと同じで、ショーもお互いの相乗効果で色んな表情を魅せることができる。
「はー・・。どうしよ。ドキドキが止まらない。嬉しい。」
れいちゃんが、かつらをかぶったまま、ぱたぱたと手のひらで頬の火照りを冷ましている。
片手はぎゅっと握って胸の前。乙女そのものの可愛らしい仕草に思わずぎゅっと抱きしめたくなってしまう。
「おーい、聞いてる?可愛いのはかつら、だからねっ!勝手に変換しなーいっ!」
放っておいたらどこまでも勝手に暴走してしまいそうな気がして、念押ししていると、ふふっと笑い声が聞えた。
「・・・ゆきちゃん?」
「楽しそうですね、みりおさん。」
「えーっ。楽しくないよっ!誰か止めてよ。あの子。」
「そんな全力で否定しなくても。他の組子には素直にかわいいって言ってあげるじゃないですか。」
う。ゆきちゃん、するどい。
「意識してるから、否定するんですよね?なんだか、可愛らしいですよね、みりおさんって。」
「チガウからっ!!」
ふふふっ。わかってるんですよ。と、微笑まれてしまった。
さすがは、我が妻。などと感心しているバアイではない。
「でも、れいちゃんにだけは毒舌じゃないですか。それって愛情の裏返しというか・・・。なんだか、ちょっと妬けちゃいます。」
「ゆきちゃんまでそんなこと言うのっ!?」
・・・自覚はしてなかったけど、そうかもしれない。
組子のみんなを褒めるのとも、ダメ出しをするのともちょっと違う感覚で接している気がする。
「素直に褒めてあげたら、れいちゃんも喜ぶと思いますよ?」
「うーん・・・、でも、なんか恥ずかしいというか、照れるというか。」
「本気なんですね。」
ゆきちゃんが、あったかいまなざしで感情を促してくれる。
れいちゃんにはどんなことを言っても絶対に嫌われない、って安心感というか、甘えみたいなものはあると思う。
人を傷つけないように必要以上に気を遣ってしまって疲れることが多いのに。心を許しているからこそ、毒舌も発揮できようというもの。
「あ、今の会話、ナイショだからね?」
「わかってますって!なんてたって、妻ですから!」
まかせといてくださいっ!とばかりに腕まくりをするゆきちゃんは・・・ある意味、とても男前だ。
どうしてこんなに恵まれているんだろう?どうしてこんなにあったかいんだろう。
宝塚にきて・・・花組にきて・・・本当に良かった。
そう感じずにはいられない愛が、ここには満ち溢れている。
「エターナル・ガーデン」
頭の中で歌詞の一説が鳴り響いた。
*
「さゆみさんっ!!」
「・・・はいはい。かつらがかわいいねーっ!」
「ひどい。まだ何も言ってないのに。」
「先手必勝!」
「何の勝負ですかっ!」
東京公演に突入して、またれいちゃんのかつらが進化した。
くるんとアップにして、ひと房垂らすという色気アップかわいらしさアップの最強バージョンだ。
仕草も乙女度がアップしていて、リアルにうっかり恋に落とされそうになってしまう。
ドキドキを隠すために、わざと突き放すようなセリフを言ってみるのに、そさえもれいちゃんは楽しんでいる様子だ。
「ふふっ。照れ隠しですよね?みりおさん。」
「ちょ、ゆきちゃんっ!それは言わない約束っ!!」
「え?何ですか?照れ隠しって!!」
キラキラと瞳を輝かせて、れいちゃんが会話に加わってくる。
「かつら「も」かわいいって。れいちゃん。
娘役でもなかなか3回も変えないよ?頑張った甲斐あったねえ。愛だね。愛。」
ゆきちゃんが勝手に「も」を強調して変換する。
「ちょっとっ!二人ともっ!勝手な変換しなーいっ!」
あははっ!!
二人の笑い声がリンクする。
いたずらが大成功した子供みたいな、純粋無垢な笑い声。
絶対に、絶対に面と向かっては言えないけど。
私に「かわいい。」と思われたい一心で、慣れないかつらをあれこれ悩みながら手直ししている姿を想像するといじらしい。男役を追求する一方で、可憐な乙女を同時進行させちゃうれいちゃん。
私には、できなかった、したくなかった、こと。
愛おしさと、可愛らしさと、尊敬と。
惹かれて止まない魂は、どうしようか?
素直になれる日は・・・くるんでしょうか?