みりれいです。
恋描写ありなので、苦手は人はスルーしてくださいね。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追記>明日海りお*私がいつもみりお様やみりおちゃんと呼んでいるお方。

             れいちゃんはさゆみさんと呼びます(本名がさゆみだから)

             ソファで真ん中に寝そべっている方です。

     柚香光  *光と書いてれいと読む。本名も名前は同じ。

             花組の二番手さん。

     仙名彩世 *みりおちゃんはゆきちゃんと呼び、れいちゃんは仙名さんと呼ぶ。

 

宝塚って本名と芸名とがあるからややこしいですよね。

最初は誰のことを言ってるんだろう??って?マークだらけでした。

もし、ご興味のある方は上記を頭の隅に置いて読んで頂けるとわかりやすいと思います。

 

 

 

 

「どうします?せっかくソファがあるんだから、寛いでる感が出たほうがいいですよね。」

「んー・・・。寝転んじゃう?」

 

いたずらっ子のようにさゆみさんの瞳が輝く。

 

「三人で寝転ぶってスペース的に問題が・・・。」

「できるって!」

 

今日のさゆみさんは妙にテンションが高い。

大好きな花組について、ひたすら語っていたせいだろうか?

うきうき・わくわく、といった感じで私の腕を引っ張る。

 

「見せ方としては、れいちゃんが一番後ろにこないといけないからー・・・。」

 

ちょっと寝転んでみて?とソファに誘導される。

ゆきちゃんがいなければ、かなりアブナイシュチュエーションだ。

 

「で?私??全員がカメラのほうを向くならそうなるよねえ?」

 

えっと、カメラワークの問題としてはそうかもしれませんが、私の心臓の問題としては、問題ありです。

 

なんて心の中で抗議している間にさゆみさんが私の前にごろーんと転がってくる。

 

・・・男前。

 

メサイアの公演中だからか、最近のさゆみさんは男らしい。

私がショーでキメキメの男役から、ローマの美女へと数分で気持ちを切り替えられるのも、さゆみさんの男らしい雰囲気に助けられている部分があると思う。

 

思ったより大胆に転ばれたので、心の準備をする間もなく。だった。

 

「んと。よいしょ。よいしょ。この辺かな?」

 

狭いソファの上でさゆみさんが体を密着させてくる。

私の鼻先を、さゆみさんの髪の毛がふわっとくすぐる。

至近距離でないとわからない控えめは香水の香りが・・・

 

きゃーきゃーきゃーーー///

 

ソファにごろん!

予想以上に危険です!

ちょっと乙女になってしまいそうです。

 

「ほら。ゆきちゃん、ここ。ここーっ。」

「えーっ。もう、スペースないですよお。」

 

ぽんぽんとわずかに開いたスペースをぽんぽんと叩いて、仙名さんを呼ぶ。

 

「大丈夫、大丈夫、ゆきちゃんは華奢だから。」

「・・・れいちゃんが潰れちゃいます。」

 

「大丈夫だよ~。れいちゃんは体格いいし、どーんと受け止めてくれるよね?」

「はいっ!受け止めます。」

 

体格は受け止められても、心臓が受け止められませ~ん。

 

ほんとに、さゆみさんは罪な人だ。

ドキドキと逸る心臓がさゆみさんの背中に密着しているというのに、気が付いてないのだろうか?

 

仙名さんがさゆみさんの胸元にそっと入り込んでくる。

 

何というか。羨ましい?

ちょっと違う。

 

二人が並ぶと花組率いるツートップとして、安心できる。

さゆみさんのことは大・大・大好きだけど、仙名さんがいるからこそ、明日海さんがより安定されているのがわかる。

 

たった一期しか違わないのに、ものすごくお姉さんな気がする。

だから、嫉妬とか羨ましいというよりも・・・。

憧れ?に似た感情なんだと思う。

 

私も、明日海さんの隣に並ぶのに相応しい存在になりたいというか。

 

まあ、これぐらいでこんなに動揺してたら、まだまだ先は長そうだけど・・・。

 

「ゆきちゃん、ここに足置いて~。」

「え?じゃあ、さゆみさんはどうするんですか?」

 

仙名さんの下半身がソファに乗っかれるように、さゆみさんが長くて細い足を片方あげてスペースを空ける。

 

「えーっと。ゆきちゃんの上にのっけるのは・・・。」

「生々しくて、マズいですね。」

 

チラリ。とさゆみさが私を見上げる。

 

「いいですよ。私の脚にのっけて下さい。体格だけはいいですから(笑)」

「ふふっ。根に持ってるの?」

 

クスクスと笑うさゆみさんがものすごく可愛らしくて、後ろから抱きしめたくなってしまう。

 

「じゃ。お言葉に甘えて。」

 

言葉の割に、私の太腿に乗せられたさゆみさんの体重はものすごく軽かった。

 

こんなに細い脚で、重さなんてほんのちょこっとしかないのに、気を使ってほとんど自力で支えて下さっている。

 

「落ちますよ?しんどくないですか?」

 

さゆみさんが少しでも楽なように、さゆみさんの脚を後ろからぐいっと引っ張り上げる。

 

「わ。ありがとーっ。ものすごく楽になった。」

 

カメラのシャッター音がカシャカシャと音を立てる。

 

 

鼻先をくすぐるさゆみさんの香り。

全身で感じるさゆみさんの体温。

手のひらに感じる細い脚の感触・・・。

 

願わくば、永遠にシャッター音が鳴り響きますように。

 

 

私は笑顔の奥でそう願わずにはいられなかった。

 

 

 

 

こんな感じで日々みりれい妄想をしては楽しんでいます(笑)

 

内緒のサイトでコツコツと書いていますが、一方的に書いてばかりなので、ちょっと寂しくなってこちらで書いてみましたWW

 

他にも花組本にはみりれい萌えするような、会話も盛りだくさん!

 

私があんまりみりれい。みりれい。って叫ぶから、うっかり片足突っ込みそうだわーっ!って同志様がいらっしゃったらこっそり教えてください(笑)