「まお~。今から行くって連絡しといて。」
「あー。俺、携帯コートの中だよ。」
久しぶりのテニミュ4代目会。
すでに用意ばっちりのまおとは裏腹に、直前になって髪型の決まらない俺。
役柄によって伸ばしていると、外出のときに大いに困る。
短かったら手ぐしでもどーにかなるんだけど。
「あ、じゃあ、俺のスマホ使って。ほら。」
「うん。」
ぽん!と無造作に放って渡す。
今回のメンバーには二人の同居のことも周知の事実だ。
二人分連絡をどちらのスマホからしても、問題はない。
「ちょ。大ちゃん!」
「・・・なんだ?」
シェービングクリームまみれで鏡に向かっている俺は、振り返れない。
「いつまでこの名前なんだよ!」
「何が?」
スマホを片手にぷんすか拗ねている気配を背中でビシバシ感じる。
何か失敗をやらかしてしまったのだろうか。
「浜尾京介だし、仕事グループになってるしっ!」
「最初に登録したのがそれなんだから、仕方ないだろ?」
「もうっ!勝手に変えとくよ?」
「どうぞ。」
勝手知ったるなんとやら。
ぱぱっと俺のスマホを操作している。
「ほら!」
突き返されたスマホには。
「まお。恋人」
と。入力し直されていた。
「ほらあ。大ちゃん行くよっ!」
玄関ですでにブーツを履いているまおの背中がやけにご機嫌だ。
電話帳のデータなんて、ただの情報だと思うけれど。
自分の立ち位置の名称ひとつであんなに変わるもんかね。
俺のこと、単純。って言うけど、お前もたいがいだな。
でも、単純ってかわいい。
誉め言葉だって、初めて知ったよ。
-------------------------------
本日、仕事グループでたっくさん登録しましたW
今まで、よっぽど親しい人か、必要な繋がりだとしても必要なくなったらさくっと消してたですよね。
だから、そんなにデータが増えない。
でも、たくさんになってきてやっぱりグループ分けしておかないと見にくいっW
ってことで、頑張りました^-^グループ分け。
ラインをやっと入れたり、グループを作ったり。
まあ、時代からだーいぶ取り残されている私が、若者の日常を描くのは難しいですWW
「あー。俺、携帯コートの中だよ。」
久しぶりのテニミュ4代目会。
すでに用意ばっちりのまおとは裏腹に、直前になって髪型の決まらない俺。
役柄によって伸ばしていると、外出のときに大いに困る。
短かったら手ぐしでもどーにかなるんだけど。
「あ、じゃあ、俺のスマホ使って。ほら。」
「うん。」
ぽん!と無造作に放って渡す。
今回のメンバーには二人の同居のことも周知の事実だ。
二人分連絡をどちらのスマホからしても、問題はない。
「ちょ。大ちゃん!」
「・・・なんだ?」
シェービングクリームまみれで鏡に向かっている俺は、振り返れない。
「いつまでこの名前なんだよ!」
「何が?」
スマホを片手にぷんすか拗ねている気配を背中でビシバシ感じる。
何か失敗をやらかしてしまったのだろうか。
「浜尾京介だし、仕事グループになってるしっ!」
「最初に登録したのがそれなんだから、仕方ないだろ?」
「もうっ!勝手に変えとくよ?」
「どうぞ。」
勝手知ったるなんとやら。
ぱぱっと俺のスマホを操作している。
「ほら!」
突き返されたスマホには。
「まお。恋人」
と。入力し直されていた。
「ほらあ。大ちゃん行くよっ!」
玄関ですでにブーツを履いているまおの背中がやけにご機嫌だ。
電話帳のデータなんて、ただの情報だと思うけれど。
自分の立ち位置の名称ひとつであんなに変わるもんかね。
俺のこと、単純。って言うけど、お前もたいがいだな。
でも、単純ってかわいい。
誉め言葉だって、初めて知ったよ。
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本日、仕事グループでたっくさん登録しましたW
今まで、よっぽど親しい人か、必要な繋がりだとしても必要なくなったらさくっと消してたですよね。
だから、そんなにデータが増えない。
でも、たくさんになってきてやっぱりグループ分けしておかないと見にくいっW
ってことで、頑張りました^-^グループ分け。
ラインをやっと入れたり、グループを作ったり。
まあ、時代からだーいぶ取り残されている私が、若者の日常を描くのは難しいですWW