今日も体調は万全でないので、早々にお布団にもぐりたいのですがW
次男のトラブルで学校から電話がかかってくるかもしれず、待機中なのでWW

少しだけお話。



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前世があるとするならば。
猫だった。と思う。

一日の大半を寝て過ごす。という猫。
おばあちゃんの膝で日向ぼっこ。という言葉があるくらい、まあるくなって気持ちよさそうに寝ているイメージが猫にはある。

今日も、稽古の合間のちょこっとした時間に気がつけばうとうとしてしまっていた。
楽屋の雑然とした机の上に突っ伏して、みんなのざわめきを聞いているうちに、いつの間にか眠ってしまっていた。

ふわふわとした心地よいまどろみの中。
ふわ。と温かいものが頭に触れて、心の奥からじんわりと暖かいものが流れ出した。

「んん・・・。もっとして。」

うっすらと瞼をあげれば、部長の笑顔があった。

あったかくて、気持ちいい。と素直に思った。

久しく、親や兄から頭を撫でてもらうことなんてなかったし。
スキンシップを恋しがる年齢でもなかった。

それでも、この大きくて温かい手のひらにはもっと触れられていたい。と思ったんだ。
友人とふざけていて、頭をぐしゃぐしゃ、と撫でられることだってたまにはあったけれど、楽しい。とは感じても、こんなふうに心がほっとするような温かさはなかった。
手のひら。というものは、そのぬくもりにずっと触れていたいと思うものなんだ。と初めて知った。

きっと、それがぼくの大ちゃんへの恋心のはじまり。



今。
大好きな手のひらを頬にあてて、ぬくもりを感じている。

「・・ねえ。大ちゃん。大ちゃんの手って、安心するね。」
「そうか?お子様体温だからかな?」

「んー・・。そういう物理的なもんだけじゃないと思うんだけど・・・。」

もし、そうだったら困る。
大ちゃんに撫でられた人は、みんな恋に落ちてしまうではないか。

「なんかね。欲しいところに、すっと手を差し伸べてくれるの。
安心したい時は、包み込んでくれるし。
背中を押して欲しいときは押してくれるし。
待っていて欲しいときは、両手を広げて待っていてくれる。
・・・なんかね。ああ。おれのこと、わかってくれてるんだなあ。って思うと、すっごく嬉しいの。」
「そりゃあ、付き合い長いからな。」

大ちゃんが、照れて、はにかむ。

付き合いが長いだけじゃないよ。
デビュー当時から知っている人だってたくさんいるけど、大ちゃんよりも安心できる存在はない。

大ちゃんがおれのことをいつも気にかけてくれいるから。だよね。
・・・愛して、くれてる。からだよね。


警戒心の強い猫。

だけど一旦心を許した相手には、どこまでも甘えた。

おれにとっては、大ちゃんってそんな存在。



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あれえ?

まだ電話かかってこない・・・。
もう、9時になってしまうので、一旦寝ます・・・。
おやすみなさい。

昨日もコメントありがとうございました^^
このお話がお返事のお礼になりますように・・・。

明日は、リーダー二回目ですでにどきどきしています///
がんばるぞっ!