「・・・でさあ。泣けたよなあっ。家族愛ってゆーか、兄弟愛ってゆーか・・・。」
「うん・・・。うん・・・。」
話題沸騰だから。という理由で予約注文して、ゆったりした時間が持てたから。と開封した「アナと雪の女王」をまおと二人で観た。
こういう家族愛モノって、まお好きだもんな~~。と思いながら、話題をふっているのに。
「うん。」とか「そうなんだ。」とか、曖昧な返事しか返ってこない。
「・・・まお、聞いてる?」
「うん。聞いてる。」
「じゃあ、なんでそんなにウワの空なの?」
「あー・・・。ごめん。実はあんまり真剣に見てなかった。」
アニメなのが駄目だったのか??
いやいや。
他のディズニーものを一緒に見たこともあるよな??
「・・・大ちゃんの横顔に見とれてた。」
「・・・・は?」
「だってさあ。ミュージカルだから、歌声聴くたびに、大ちゃんが歌ったらどんな風になるんだろう・・・。
これが、舞台だったら・・。とか考えちゃって。」
「・・・それは、・・・おう。ありがとう??」
映画を観るのを忘れるほど、見とれるような顔か?
「大ちゃんの横顔大好きなんだよね。真剣にじっと何かを見詰めているのを眺めてるのが好き。」
「横顔だけ?」
褒めちぎられて、居心地が悪くてついつい毒づく。
「ううん。全部好きだけどね。」
にこっと微笑んで、俺の手をとるとちゅ。とくちづける。
ほら。倍以上の威力でこうやってオトコゴコロをくすぐるだろ?
・・・お前、天然なのか、計算なのか・・・。
まおの中に占める俺の顔。というのは確かに横顔が多いのかもしれない。
一緒にインタビューを受けたり、俺がMCを努めてまおがゲストだったり。
俺がカメラに向かって一所懸命話してるのに、まおはいつもじいいっと俺のことを見詰めていた。
一度、俺ばっかり見詰めてないで、ちゃんと台本見たり、カンペ意識しろよ。って言ったこともあるけれど。
「・・・だって、大ちゃんがMCなら、安心でしょ?」
って、やっぱり俺のことを見詰め続けていた。
俺の背中を見て、この世界の上を目指し、
一緒に仕事ができるようになってからは、俺の仕事する姿を見詰めていた。
プライベートでも、俺が何かをしているときに、黙ってまおが隣にやってきて、いつの間にかともに過ごしていることが多い。
俺にとっては空気のように隣にいて、俺を見詰めているのが当たり前の存在。だけれど。
まおにとっては、うっとりと見とれるような俺の存在。
・・・・ってゆーか、凄くないかっ!?
話題騒然の映画よりも、魅力ある俺の横顔って・・・。
「・・・まお、俺のこと好き?」
「・・・うん。大好きだよ。」
答えなんてわかりきっているけれど、聞かずにはいられないではないか。
「そーか、そーか。よしよし。」
予想通りの答えを聞いて、大満足するのだった。
ウワの空、さいこーっ!!!
「うん・・・。うん・・・。」
話題沸騰だから。という理由で予約注文して、ゆったりした時間が持てたから。と開封した「アナと雪の女王」をまおと二人で観た。
こういう家族愛モノって、まお好きだもんな~~。と思いながら、話題をふっているのに。
「うん。」とか「そうなんだ。」とか、曖昧な返事しか返ってこない。
「・・・まお、聞いてる?」
「うん。聞いてる。」
「じゃあ、なんでそんなにウワの空なの?」
「あー・・・。ごめん。実はあんまり真剣に見てなかった。」
アニメなのが駄目だったのか??
いやいや。
他のディズニーものを一緒に見たこともあるよな??
「・・・大ちゃんの横顔に見とれてた。」
「・・・・は?」
「だってさあ。ミュージカルだから、歌声聴くたびに、大ちゃんが歌ったらどんな風になるんだろう・・・。
これが、舞台だったら・・。とか考えちゃって。」
「・・・それは、・・・おう。ありがとう??」
映画を観るのを忘れるほど、見とれるような顔か?
「大ちゃんの横顔大好きなんだよね。真剣にじっと何かを見詰めているのを眺めてるのが好き。」
「横顔だけ?」
褒めちぎられて、居心地が悪くてついつい毒づく。
「ううん。全部好きだけどね。」
にこっと微笑んで、俺の手をとるとちゅ。とくちづける。
ほら。倍以上の威力でこうやってオトコゴコロをくすぐるだろ?
・・・お前、天然なのか、計算なのか・・・。
まおの中に占める俺の顔。というのは確かに横顔が多いのかもしれない。
一緒にインタビューを受けたり、俺がMCを努めてまおがゲストだったり。
俺がカメラに向かって一所懸命話してるのに、まおはいつもじいいっと俺のことを見詰めていた。
一度、俺ばっかり見詰めてないで、ちゃんと台本見たり、カンペ意識しろよ。って言ったこともあるけれど。
「・・・だって、大ちゃんがMCなら、安心でしょ?」
って、やっぱり俺のことを見詰め続けていた。
俺の背中を見て、この世界の上を目指し、
一緒に仕事ができるようになってからは、俺の仕事する姿を見詰めていた。
プライベートでも、俺が何かをしているときに、黙ってまおが隣にやってきて、いつの間にかともに過ごしていることが多い。
俺にとっては空気のように隣にいて、俺を見詰めているのが当たり前の存在。だけれど。
まおにとっては、うっとりと見とれるような俺の存在。
・・・・ってゆーか、凄くないかっ!?
話題騒然の映画よりも、魅力ある俺の横顔って・・・。
「・・・まお、俺のこと好き?」
「・・・うん。大好きだよ。」
答えなんてわかりきっているけれど、聞かずにはいられないではないか。
「そーか、そーか。よしよし。」
予想通りの答えを聞いて、大満足するのだった。
ウワの空、さいこーっ!!!