テレビから懐メロ特集の音楽が流れている。
「わーっ。これ、俺ストライクゾーンだわ。高校生の頃によく聞いてたっ!!」
「ふーん。そうなの?なんかおれも聞いたこと、あるけど・・・。」
「2000年つったら、14年前?俺、17歳ぐらいだもんな。」
「・・・だって、その頃まだ9歳だもん。小学生だよ。」
「そっかあ・・・。そういえば、この前もそんな話したよな。俺が大学生でも、まおはまだ小学生だもんな。って・・・。」
「そう考えれば、すっごい差だよね。9歳って・・・。」
じーっと黙っていた大ちゃんが、頭を抱える。
「・・・なんか、俺落ち込んできた。」
「どうして、落ち込むのさあ?」
「や。リアルに想像しちまったww大学生の俺と、小学生のお前・・・。その頃に出会わなくてよかったなあ。って。」
「どうしてさーっ。早く出会えてたら、過ごす時間だって長かったんだよ?」
「だって、どうしようもないじゃん。恋に落ちたってさ。小学生のお前に手を出したら犯罪だぞ。」
「・・・や。そんなリアルに考えなくても・・・。」
でも、きっと恋に落ちたと思う。
だって、大学生の大ちゃんだよ?
今のオトナの色香むんむんの大ちゃんも大好きだけど。
20代の頃の頼もしいお兄ちゃんで、アイドルばりにカッコいい大ちゃんも好きだもん。
「あー・・。でも、おれもそのほうがよかったのかな??
大ちゃんがおれに手を出せなくて、悶々として彼女さんとか作ってたら、嫉妬したかも・・・。」
「・・・だよな。俺も、自分の気持ちを伝えれずに苦しんだ気がする。17歳のまおに恋してる。って自覚したときでさえ、ちょっと後ろめたかったもんなーっ。」
「うん。もうちょっと早かったら、もしかしたら反対にくっついてなかったのかもね。ギリ、セーフ??」
「そういう意味では出会った時期もベストタイミングだね。」
「・・・だな。」
おでこをこっつんこして、ふふふ。と微笑みあう。
そう思えば、全てが偶然ではなく必然のうようである気がしてくる。
幼馴染のように、近すぎる存在でも同性同士である日突然恋に変わる。なんてことはなかっただろうし。
同級生であったならば、憧れる存在として大ちゃんに惹かれることもなかったかもしれない。
・・うん。同級生の誰の顔を浮かべても、トキメキは・・・ないもんなあ・・・・。
昔からインテリアだって好きで、部屋のディスプレイとか凝ったりしてたのに、そっちの道にすすもうとは思わずに、俳優をやりたい。って思った。
全ては大ちゃんに巡り合う為に必要だったことなのかなーっ。って思えてくる。
「やっぱり、大ちゃんは唯一無二の存在だね。」
「嬉しいこと、言ってくれるなあ。なんかお礼しなきゃな。」
ちゅ。と大ちゃんがキスをくれる。
そのまま、ゆっくりとソファに押し倒されて、体中にくちびるが降ってくる。
「だいちゃ・・・。」
きゅ。と最近一層引き締まった背中に腕を回す。
「ま、俺がしてやれることなんて、まおを全力で愛してるよ。って伝えることぐらいだけどな。」
「ううん・・・。それが一番嬉しい・・・。」
テレビから流れるなんとなく聞いたことのある音楽。
時々大ちゃんが口ずさむけれど、僕にはほとんどわからない。
それが、寂しいな。って思ったこともあるけれど。
今は、このジェネレーションギャップが嬉しいよ。大ちゃん。
「わーっ。これ、俺ストライクゾーンだわ。高校生の頃によく聞いてたっ!!」
「ふーん。そうなの?なんかおれも聞いたこと、あるけど・・・。」
「2000年つったら、14年前?俺、17歳ぐらいだもんな。」
「・・・だって、その頃まだ9歳だもん。小学生だよ。」
「そっかあ・・・。そういえば、この前もそんな話したよな。俺が大学生でも、まおはまだ小学生だもんな。って・・・。」
「そう考えれば、すっごい差だよね。9歳って・・・。」
じーっと黙っていた大ちゃんが、頭を抱える。
「・・・なんか、俺落ち込んできた。」
「どうして、落ち込むのさあ?」
「や。リアルに想像しちまったww大学生の俺と、小学生のお前・・・。その頃に出会わなくてよかったなあ。って。」
「どうしてさーっ。早く出会えてたら、過ごす時間だって長かったんだよ?」
「だって、どうしようもないじゃん。恋に落ちたってさ。小学生のお前に手を出したら犯罪だぞ。」
「・・・や。そんなリアルに考えなくても・・・。」
でも、きっと恋に落ちたと思う。
だって、大学生の大ちゃんだよ?
今のオトナの色香むんむんの大ちゃんも大好きだけど。
20代の頃の頼もしいお兄ちゃんで、アイドルばりにカッコいい大ちゃんも好きだもん。
「あー・・。でも、おれもそのほうがよかったのかな??
大ちゃんがおれに手を出せなくて、悶々として彼女さんとか作ってたら、嫉妬したかも・・・。」
「・・・だよな。俺も、自分の気持ちを伝えれずに苦しんだ気がする。17歳のまおに恋してる。って自覚したときでさえ、ちょっと後ろめたかったもんなーっ。」
「うん。もうちょっと早かったら、もしかしたら反対にくっついてなかったのかもね。ギリ、セーフ??」
「そういう意味では出会った時期もベストタイミングだね。」
「・・・だな。」
おでこをこっつんこして、ふふふ。と微笑みあう。
そう思えば、全てが偶然ではなく必然のうようである気がしてくる。
幼馴染のように、近すぎる存在でも同性同士である日突然恋に変わる。なんてことはなかっただろうし。
同級生であったならば、憧れる存在として大ちゃんに惹かれることもなかったかもしれない。
・・うん。同級生の誰の顔を浮かべても、トキメキは・・・ないもんなあ・・・・。
昔からインテリアだって好きで、部屋のディスプレイとか凝ったりしてたのに、そっちの道にすすもうとは思わずに、俳優をやりたい。って思った。
全ては大ちゃんに巡り合う為に必要だったことなのかなーっ。って思えてくる。
「やっぱり、大ちゃんは唯一無二の存在だね。」
「嬉しいこと、言ってくれるなあ。なんかお礼しなきゃな。」
ちゅ。と大ちゃんがキスをくれる。
そのまま、ゆっくりとソファに押し倒されて、体中にくちびるが降ってくる。
「だいちゃ・・・。」
きゅ。と最近一層引き締まった背中に腕を回す。
「ま、俺がしてやれることなんて、まおを全力で愛してるよ。って伝えることぐらいだけどな。」
「ううん・・・。それが一番嬉しい・・・。」
テレビから流れるなんとなく聞いたことのある音楽。
時々大ちゃんが口ずさむけれど、僕にはほとんどわからない。
それが、寂しいな。って思ったこともあるけれど。
今は、このジェネレーションギャップが嬉しいよ。大ちゃん。