幾億分かの可能性で、小さな命となり

君は生まれた。



幾億とおりもの運命の分かれ道を選択して、歩んできた先に。

君がいた。



まるで運命のように感じる出逢いだったけれど。



きっと、俺たちは最初から知っていた。



君と愛し合うこと。



全く違う場所と月日に生まれて。


違う環境で育って。



それでも、意識の奥底に刻まれたDNAが君を探し出した。



生まれてきてくれて、ありがとう。


俺を探し出してくれて、ありがとう。


愛してくれて、ありがとう。



おめでとう。を言う日だけれど、俺にはありがとう。しか浮かんでこない。



こんなにも幸せな日々を教えてくれた君。



23歳の誕生日を迎えて、また君は素敵になるね。



重ねた月日の分だけ、深くなってゆく君への想い。



今日この日も、君の側で過ごせることに感謝して。



もっと、もっと愛情を磨いてゆこう。



二人で。