まおが持つ雰囲気がやわらかくなった。と感じる。
今までも可愛い・キラキラ・ふわふわ。でも、カメラを向けられるとキリリ。
そんなふうに表現されていた雰囲気をまとうまおだったけれど。
なんというか。
ふっ。と微笑んだときの背中の雰囲気だとか。
何気なく視線が合ったときに、俺だけわかる程度に、瞳をゆるめる感じだとか。
やっぱり、二人の間に流れる空気が変わった。と感じる。
「うん。やっぱ、幸せかも・・・。」
敢えてリスクを犯して、今までの良好な関係を壊して恋人。というスタンツを取らなくても。と悩んだ。
元・恋人同士を演じていたこともあり、何かと事務所は違うのに共演のお誘いがあったり、周囲もそんなふうに扱ってくれて、それなりに幸せではあったのだ。
ただ、はっきりと言葉にするのが怖かっただけで。
演じるのとは違う。
いい訳は効かない。
「まお。今日一緒にメシ行く?」
「・・・うんっ。」
休憩の合間に、こそっと耳元でささやくと、僅かに頬を染めてうなづく。
こういう反応を一人占めしているのかと思うと、すっげー幸せ。
時間さえ合えば、デーとをして俺の家に寄って、たまに乾杯をして。
心が求めるままにキスをして、心が満ち足りるまで抱き締めあう。
向かい合って、食事をするだけで幸せだったし、一緒に風呂に入るだけでくすぐったいような照れがあった。
こんな日が永遠に続けばいいのに。と夢みそうになる。
でも、やっぱり現実からは、逃げられないものなんだ。
今までも可愛い・キラキラ・ふわふわ。でも、カメラを向けられるとキリリ。
そんなふうに表現されていた雰囲気をまとうまおだったけれど。
なんというか。
ふっ。と微笑んだときの背中の雰囲気だとか。
何気なく視線が合ったときに、俺だけわかる程度に、瞳をゆるめる感じだとか。
やっぱり、二人の間に流れる空気が変わった。と感じる。
「うん。やっぱ、幸せかも・・・。」
敢えてリスクを犯して、今までの良好な関係を壊して恋人。というスタンツを取らなくても。と悩んだ。
元・恋人同士を演じていたこともあり、何かと事務所は違うのに共演のお誘いがあったり、周囲もそんなふうに扱ってくれて、それなりに幸せではあったのだ。
ただ、はっきりと言葉にするのが怖かっただけで。
演じるのとは違う。
いい訳は効かない。
「まお。今日一緒にメシ行く?」
「・・・うんっ。」
休憩の合間に、こそっと耳元でささやくと、僅かに頬を染めてうなづく。
こういう反応を一人占めしているのかと思うと、すっげー幸せ。
時間さえ合えば、デーとをして俺の家に寄って、たまに乾杯をして。
心が求めるままにキスをして、心が満ち足りるまで抱き締めあう。
向かい合って、食事をするだけで幸せだったし、一緒に風呂に入るだけでくすぐったいような照れがあった。
こんな日が永遠に続けばいいのに。と夢みそうになる。
でも、やっぱり現実からは、逃げられないものなんだ。