ううん・・・・。

息が苦しい・・・。

でも、なんだか気持ちいぃような・・・。

時折、ふわ。ふわ。とやわらかくて温かいものが、肌に触れてくる。



明るい光に誘われてうっすらと目を開けると、そこにはまおのアップがあった。

逆光で、キラキラとお日様の輝きを背負いながら、にっこり。と笑うと。


「・・・お・は・よっ。大ちゃん。」

と、愛くるしく小首を傾げながら、ちゅ。とキスをくれる。


ズキューン。

まさに今、胸を打ち抜かれました。

なんで、こんなにかわいいんだ??今日は。

・・・あ。いや。毎朝かわいいけど、今日は格別だ。


俺の胸の上に組んだ腕を、ぐっと引き寄せて、俺からもキスを送る。


「んんっ・・・。」

舌先を絡めて答えてくれるまお。


そのまま、シャツの中に掌を忍び込ませようとして・・・・。


「だーめっ。今日は土曜日。お布団干さなきゃ。ほら。早く起きてっ!!」

よく見れば、すでに着替えてエプロン姿のまお。


食卓には、ほかほかと湯気を立てたコーヒーとトーストとゆでたまご。
ガラスのボウルに入った色鮮やかなサラダが、食欲をそそる。

「朝ごはんの前に、まおを食べたかったな~~。」
「おそうじ終ったら、いくらでも付き合ってあげるから。」

ぶつぶつ言いながら、まおの後を諦めきれずについてゆく。


・・・なんか、まおの背中に天使の羽根。
まおのお尻に、悪魔の尻尾が見える気がする・・・・。


「・・・真昼間から??・・・もう、そんな気分じゃないかも。今がいいのに。」
「でも、もうごはんつくちゃったもん。」

「せっかく気持ちのいい朝だから、早起きしよっ?ほらほら。小鳥さんもやってきてるし~。」

ベランダの窓に目をやると、手すりにちょこんと止まったお客さんがいた。


抜けるように高いさわやかな青空と小鳥の鳴き声。
まおが育て出した、観葉植物の緑も、朝日に照らされてつやつやと鮮やかだ。


「・・・うん。こんな日には早起きも悪くないな。」

ゆっくりとおしゃべりしながら朝食を食べて、まおのくるくると動くお掃除姿を堪能しながら一緒に手伝って。

こころゆくまで、いちゃいちゃしよう。



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別に意味はありませんWW

大ちゃんの胸の上に乗っかって、じいいっと覗き込みながら「おはよ。」って言ってるまおが浮かんだので。

久しぶりに朝のお話書いてみました。

さてさて。

うちもリアルに今からお掃除タイムで、参観日までに布団干すぞーっ!!!
午前が小学で、昼から中学・・・・。忙しい・・・。