「・・・なんだか、さみしいね。」
「・・・ん?」
昨日までは、ここにあったものがなくなっていること。
大ちゃんが髪を切った。
短くなって帰ってきたときは、久しぶりに会う短髪の大ちゃんに、胸がきゅんとして惚れ直した。
・・・・のだけれど。
こうやって、ドライヤーを当ててあげるときの襟足の短さに。
いつもなら、指先をするり、と抜けてゆく髪の毛がない物足りなさに。
なんだか、寂しさを感じてしまう。
ヒトツの舞台の幕が閉じる充実感と、喪失感をおれは知っている。
髪の毛を切った、というだけではなくて、常世丸とお別れして、自分自身戻る瞬間。
天翔るのヤマガタのときも、同じような気持ちになったなあ。
なんて、ふ。と思いだす。
「・・・おつかれさま。大ちゃん。」
「ん・・・。」
ぎゅっと、そのまま後ろから抱きしめると、おれの言いたいことをわかってくれたのか、抱きしめた腕をきゅ。と抱きしめて返してくれる。
「・・・そういえば、今回は、さぱーり。の報告しないの?」
「・・・やっぱり、覚えてたんだ。」
「忘れるわけ、ないでしょうっ!?もう、笑い転げたんだからっ!!」
ヤマガタを卒業したときに、「散髪しました~。」ってみんなに報告するために、UPしたブログ。
『さっぱーり。』
と、タイトルを打ったつもりが、小さい『っ』を入れ忘れていて、散々まおに突っ込まれたっけ・・・(笑)
「ほらほら~~。さぱーり。したんでしょ??」
「・・・お前が、そうやって面白がるから、もう書かない。」
いたずらっ子のような瞳で、期待を込めて見詰められても、もう書かない。
「ええ~~っ!!きっと、みんな待ってるよ?大ちゃんからの『さぱーり。』の報告っ。」
「書きません。」
「ええ~~。つまんない~~。」
俺の髪がなくなって、寂がったり。
からかい倒されたり。
ほんと、お前といると飽きないよ。
まお。
「・・・ん?」
昨日までは、ここにあったものがなくなっていること。
大ちゃんが髪を切った。
短くなって帰ってきたときは、久しぶりに会う短髪の大ちゃんに、胸がきゅんとして惚れ直した。
・・・・のだけれど。
こうやって、ドライヤーを当ててあげるときの襟足の短さに。
いつもなら、指先をするり、と抜けてゆく髪の毛がない物足りなさに。
なんだか、寂しさを感じてしまう。
ヒトツの舞台の幕が閉じる充実感と、喪失感をおれは知っている。
髪の毛を切った、というだけではなくて、常世丸とお別れして、自分自身戻る瞬間。
天翔るのヤマガタのときも、同じような気持ちになったなあ。
なんて、ふ。と思いだす。
「・・・おつかれさま。大ちゃん。」
「ん・・・。」
ぎゅっと、そのまま後ろから抱きしめると、おれの言いたいことをわかってくれたのか、抱きしめた腕をきゅ。と抱きしめて返してくれる。
「・・・そういえば、今回は、さぱーり。の報告しないの?」
「・・・やっぱり、覚えてたんだ。」
「忘れるわけ、ないでしょうっ!?もう、笑い転げたんだからっ!!」
ヤマガタを卒業したときに、「散髪しました~。」ってみんなに報告するために、UPしたブログ。
『さっぱーり。』
と、タイトルを打ったつもりが、小さい『っ』を入れ忘れていて、散々まおに突っ込まれたっけ・・・(笑)
「ほらほら~~。さぱーり。したんでしょ??」
「・・・お前が、そうやって面白がるから、もう書かない。」
いたずらっ子のような瞳で、期待を込めて見詰められても、もう書かない。
「ええ~~っ!!きっと、みんな待ってるよ?大ちゃんからの『さぱーり。』の報告っ。」
「書きません。」
「ええ~~。つまんない~~。」
俺の髪がなくなって、寂がったり。
からかい倒されたり。
ほんと、お前といると飽きないよ。
まお。