「今日は、散髪に寄って帰ってくるわ。」
「えっ!?そうなのっ。どんなふうに変身するのか、楽しみにしてるね~~!!」
美容院の予約を取ってからまおに報告する。
ソファに座ってクッションを抱えていたまおが、わくわく。と言った感じで、ぴょん。とソファから跳び下りて、送り出してくれる。
「久しぶりだよね~~。髪の毛切るのっ。
有頂天も、ちぬも、長髪だったもんね~~。短い髪の大ちゃんに会うの、久しぶりだぁ。」
「まお好みの男前になってくるから、待ってろよ。」
「・・・・。大ちゃんってば・・・。」
恥ずかしそうにうつむいてしまうまお。
どうしてこうも一挙一動が可愛いのか。
男前、な俺を意識するたびに、こんな可愛い反応を示してくれるものだから。
仕事の上でも、プライベートでも、男前であろう。とモチベーションが自然とあがってしまう。
そんなところが、俺のベストパートナーなんだよな。
美容院で、ばっさり、と髪の毛を切って、自分でも久しぶりに会う様な気のする鏡の中の短髪の自分を眺める。
・・・うん。悪くない。
なんか、渡辺大輔に戻った。って感じがする。
いつもなら、このままシャメを撮って、ブログにUP。というところなんだけれど。
まおがいつもしているように。
家を出る前のまおの浮かれっぷりを思い出すと、一番にまおに見せたくなって、そのまま美容院を出る。
「ただいまー・・・。」
まおの反応が楽しみすぎて、玄関のドアをちょっとだけ開けて、中をうかがう。
「あっ。大ちゃんっ。おかえりぃっ!!どんな感じになったの~~。」
リビングから、パタパタと駆けて来たまおが、一目見るなり、「わぁ。」と小さく声をあげて、立ち止まる。
「・・・どうかな?」
「すっごく、すっごくカッコイイよ~!!!」
んふふ。と、笑いながら、俺の髪に触れてくるまお。
「久しぶりの、大ちゃんだ。」
「朝も、会ったけどな。」
ああ。まおも同じことを感じていたんだなあ。
舞台続きで、渡辺大輔に戻る暇がなかったから。
マイ・ペースに過ごしているように見えて、食事のバランスとか、睡眠時間の確保とかに気を配ってくれているのを感じたし、気分転換の散歩に誘ってくれたりもした。
「長いこと、ありがとうな。まお。」
「・・・うん?」
ぎゅ。とまおを腕の中に抱きしめると、心地よかった緊張がほぐれてゆくのを感じる。
全力投球で舞台をこなして、ありのままの自分に戻れるこの時間。
オンとオフを支えてくれるまおがいるからこそ、どこまでも頑張れる。
「愛してるよ。まお。」
「うん・・・。」
こうやって、お前を腕の中に抱きしめれる限り、俺はどこまでも強くなれる。
俺の帰るべき場所、になってくれて、ありがとうな。
まお。
「えっ!?そうなのっ。どんなふうに変身するのか、楽しみにしてるね~~!!」
美容院の予約を取ってからまおに報告する。
ソファに座ってクッションを抱えていたまおが、わくわく。と言った感じで、ぴょん。とソファから跳び下りて、送り出してくれる。
「久しぶりだよね~~。髪の毛切るのっ。
有頂天も、ちぬも、長髪だったもんね~~。短い髪の大ちゃんに会うの、久しぶりだぁ。」
「まお好みの男前になってくるから、待ってろよ。」
「・・・・。大ちゃんってば・・・。」
恥ずかしそうにうつむいてしまうまお。
どうしてこうも一挙一動が可愛いのか。
男前、な俺を意識するたびに、こんな可愛い反応を示してくれるものだから。
仕事の上でも、プライベートでも、男前であろう。とモチベーションが自然とあがってしまう。
そんなところが、俺のベストパートナーなんだよな。
美容院で、ばっさり、と髪の毛を切って、自分でも久しぶりに会う様な気のする鏡の中の短髪の自分を眺める。
・・・うん。悪くない。
なんか、渡辺大輔に戻った。って感じがする。
いつもなら、このままシャメを撮って、ブログにUP。というところなんだけれど。
まおがいつもしているように。
家を出る前のまおの浮かれっぷりを思い出すと、一番にまおに見せたくなって、そのまま美容院を出る。
「ただいまー・・・。」
まおの反応が楽しみすぎて、玄関のドアをちょっとだけ開けて、中をうかがう。
「あっ。大ちゃんっ。おかえりぃっ!!どんな感じになったの~~。」
リビングから、パタパタと駆けて来たまおが、一目見るなり、「わぁ。」と小さく声をあげて、立ち止まる。
「・・・どうかな?」
「すっごく、すっごくカッコイイよ~!!!」
んふふ。と、笑いながら、俺の髪に触れてくるまお。
「久しぶりの、大ちゃんだ。」
「朝も、会ったけどな。」
ああ。まおも同じことを感じていたんだなあ。
舞台続きで、渡辺大輔に戻る暇がなかったから。
マイ・ペースに過ごしているように見えて、食事のバランスとか、睡眠時間の確保とかに気を配ってくれているのを感じたし、気分転換の散歩に誘ってくれたりもした。
「長いこと、ありがとうな。まお。」
「・・・うん?」
ぎゅ。とまおを腕の中に抱きしめると、心地よかった緊張がほぐれてゆくのを感じる。
全力投球で舞台をこなして、ありのままの自分に戻れるこの時間。
オンとオフを支えてくれるまおがいるからこそ、どこまでも頑張れる。
「愛してるよ。まお。」
「うん・・・。」
こうやって、お前を腕の中に抱きしめれる限り、俺はどこまでも強くなれる。
俺の帰るべき場所、になってくれて、ありがとうな。
まお。