「大ちゃんって、演技も上手で、カッコヨクて、何でも知ってますよね。」
「お前、そんなにハードルあげるなよお。」

顔を合わせれば、そんなふうに褒められて悪い気はしない。
それは愛の告白のように、俺の胸をくすぐり、甘やかにときめかす。

こんなにも誰かに懐かれて、尊敬されたことがなかったから。
いつのまにか条件反射的に、まおを見ると心がうきうきするようになってしまっていた。

そりゃそだろ。
あんなキラッキラの瞳で、じいいっと見詰めれて
「憧れます。大ちゃんみたいになりたい。」
なんて言われ続けてみろ。

その気、になってしまっても誰も責められないだろ??


・・・でも、気がついてしまった。

何度も共演するうちに、他の奴らにも
「カッコイイですよね~~。こんな綺麗な顔の人、いるんだ。って思いました。」
なんて、言っていることを。

チクショウ。

俺だけじゃなかったんだ。

そう気がつくと同時に、いいようのない焦りが生まれてくる。

まおの中の一番でありたい。
そう願うようになってしまって。

もともと水泳をやっていて、筋肉はあるほうだったけれど。
まおの中での一番、であるために筋トレメニューを増やしたり。

やっぱ、中から綺麗にならないとな。
なんて、食生活に気をつけたり。

ああ。まおはタバコ吸わなかったよな。
吸わない人間には、残り香さえも不快って言うからな。
なんて、今まで考えたこともなかった禁煙に挑戦したり。

夜更かししてのゲームさえも、自重するようになった。


そんな努力を重ねて。
すっかり健康オタクになってしまった俺。

大ちゃんって何でも知ってるよね。なんてみんなに言われるけど、
そりゃあ下心がありますから。なんて心の中で答える。

カッコイイと思う人は、誰ですか?

とかって、まおが質問されるたびにドキドキする。
まだ、俺はお前の中で一番でいるか??と。

「・・・大ちゃんです。」

にぱあ。と照れ笑いを浮かべながら、答えてくれるときのまおの可愛さといったら!!


この天然無意識天使ちゃんの罠に、まんまと囚われてしまった。

朝露を浴びて、キラキラと光るモノ。

美しい・・・と思って近づけば、蜘蛛の巣にひっかかり、気がつけは身動きできないように。

それでも、この道を選んでしまうぐらい。

ずっとずっと昔から、お前に惚れてたんだよ。

まお。



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今日は、バタバタww
車の車検が今月で切れることにガソリンスタンドで指摘されww
きゃあああん。と慌てて予約。

・・・と思えば、財布がないいいい。

ひょえ~~。免許も、カードも、全部入ってるのにww
と、真っ白になって無免許でドキドキしながら家に帰りました。
子どもたちも総動員して探せば、イスの上に置いて、その上に座布団をしいてありましたとさ。

あ~~。焦った。

次男君の抜糸もやっと済んだしね。

なので、お話書く時間がなくなっちゃって、軽いものをつまんでくださ~い。