あれは、初めて一緒に暮らさないか。とプロポーズしたとき。

ピンポーン。

「お届けモノです・・・・。」

ドアを開けると、荷物なんて何一つ持っていないまおが照れながらたたずんでいた。
恥ずかしそうにそれだけ言ってうつむいてしまうまおが、たまらなく可愛かった。

「お届けモノってお前っ・・・。」

なんだか照れ照れのまおにつられてしまって、俺も若干照れながら

「しっかりと受け取ったよ・・・。印鑑はどこに押したらいい??」

なんて、抱きしめたのを覚えている。


「大ちゃんの、好きなところに・・・。」

引きずり込むようにして部屋の中に連れ込み、まおの身体中に跡をつけた。


共に暮らすようになってからは、チャイムの音に敏感になることも久しくなかったのに。


「欲求不満かな・・・。色々と。」

思えばいつも俺のほうが受身だ。
まおの実家に尋ねてゆくこともなく、まおが来てくれるのをいつも心待ちにしていた。

「たまたま近くを通りかかって。」
毎回見え透いた嘘をついてくれるまおに甘えて、
チャイムの音がする度に、ドキン。と期待に胸を膨らませていた。

自分から思いを伝える勇気もないくせに。

今だって、そう。

「仲間は大切だけど、俺だってさみしいんだぞ。」と言葉にすればいいだけなのだ。
何も行動を制限しなくても、心を伝えるだけでいいのに。
「そんなこと言うなんて心が狭いから、嫌いだよ。」
なんてまおが言うはずがない。

なのに。
それができなくて、こうやって一人で悶々としている。


あの頃は心をときめかせるだけだったチャイムの音が・・・。

まおへの想いが深くなった分だけ、複雑な感情が入り乱れて心に響くようになった。


「早く帰ってこいよ。まお。」

主のいない広いベッドが寂しそうだ・・・・。


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ダメだwwまとまらないし、回想と現実がごっちゃごちゃ~~~。

タイトルが、まだ決まらないとゆー・・・・。

「お届けモノです。」って照れてまお君がドアの外に立ってる。
シーンが描きたかっただけなんだどなあ・・・。

まあ、いつものとおり、きちんと組み立ててお話が書けない私なので見逃してね~~。

切ない?大ちゃんがマイ・ブームなのかしら・・・。
大ちゃんは、こんなに狭量じゃないよおおお。って思われた方、ごめんなさいWW