「何、さっきからそわそわしてんの?まお?」
「えっ・・・!?してるかなあ?」

「・・・してるよ。」

スマホを握り締めて、キラッキラオーラをだしながら、そわそわ。
・・・もう、これは聞かずとも知れた、4代目さんのことでしょう。

「あっ。もうすぐ着くって。大ちゃん。」
「へえ。そう。・・・一緒に来たらよかったのに。」

まおが、周囲をあたふたと見渡し、俺の口を塞ぐ。

「しいいっ。馬場っち~~。誰かに聞かれたら、どうすんの?」
「いいんじゃない?だって、4代目同士で仲がいいんです。って言っちゃえば、不自然じゃないと思うけど。」

おーおー。
真っ赤になって照れちゃって、アセアセしてるまおは、本当に可愛くて面白い。
からかいがいが、あるねえ。

ひょい。っと、まおの握り締めているスマホの画面を覗き込む。
「ほら。もうすぐ・・・。」
なんて、画面を見せてくれるものだから、なんとなくそのままお付き合いしてしまう。

<あと、どれぐらい?>
<ん~?あと、五分ぐらいかな。・・・もうちょっとで、まおに会えるな>

<もう~~。さっきまで、一緒だったじゃない>
<まおの背中見送るの、スッゲー寂しかったんだぜ。同じ場所に行くのにさあ。>

まあ、相変わらずオアツイことで。

「へえ~~。わざわざ時間ずらして出てきたんだ。ご苦労さんだねえ。」
「・・・だって。やっぱり、なんだかいかにも一緒に住んでます。みたいな感じがしちゃうから・・・。」

うつむきながら頬を染めるまお。

今日は、楽しくなりそーだなっ。
こんなにオアツイカップルが、こんなに初々しいなんてね。

ああ。やっぱり大まおはおもしれーっ!!!

俺の腕の見せ所、だなっ。


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あの。これを書きたかっただけなんだけどねww
なぜか、前半のエロエロ部分が付け加わっちゃいました。
大ちゃんの「解禁~~っ。」っていうハイテンションが書きたかったのお。