不安と期待に幼い胸をいっぱいにして、この世界に飛び込んできた君。
まだまだ、自分のしたいこと、なんて本当にはわからない少年の世代。

それでも君は「夢を贈りたい。」
と、
キラキラと強い意志を放つ瞳でいつも未来だけを見詰めていた。

やっぱ、ゆとり教育世代は違うよなあ・・・。

こんな年齢から、自分からアクションを起こせるんだ。
なんてまだまだあどけないお前を取り囲んで、馬場りょやタッキーと尊敬の念をこめながらからかったっけ。

いい刺激になったよ・・・・。

お前がいたから、俺も成長できたんだ。


不器用なまでに、真っ直ぐで、
天使のように純粋で、素直で。

なかなか本心を見せてくれないけれど、

一旦心を開いてしまうと、どこまでも寛大に許し、受け入れてくれる。
ちょっとしたいたずらが大好きで、こどもっぽいところもあれば、そんな大人びたところもある。

お前と共に過ごす時間が増えれば増えるほど、
新しい発見があって、心惹かれずにはいられなくて-------。

出逢った頃は、あどけなさの残る少年だった君も、今ではすっかり綺麗になって。
舌足らずに、もどかしそうに自分の思いを伝えていた君は、堂々と自分の意見が言えるようになって。

「大ちゃん。」「大ちゃん。」
と、俺のあとを追いかけていたひよこみたいだった君は、
いつのまにかしっかりと一人の足で歩みだしていた。


さあ。
巣立ちのとき。


掌の中で包み込んで守っていた君が、翼を広げて大空に飛び立ってゆくのを見届けよう。
寂しいけれど、それが君の幸せだから。

小さな、小さな俺の腕の中の世界から、抜け出し、
どこまでも続く青空の中、自由にのびのびと羽ばたいてほしい。


自分のふるさとを決して忘れない渡り鳥。

強い翼と意志で、嵐の中でも負けないようにたくましく7つの空と海を渡れ。
翼がボロボロにへし折られても、生きてゆくために立ち上がれるぐらい、強くなれ。

そして、世界中をその瞳に映してきたら、またここへ帰っておいで。


君のふるさとはここにある。

俺はしっかりと大地を踏みしめて、いつまでも待っていよう。



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久々の詩ですね~~。

詩、なのかな??なんか独り言みたいな感じですが・・・。

まお君卒業まで、あと8日になりましたね。
すっごくさみしい感覚に襲われるときもあれば、絶対にすぐに会える、と確信できるときもあり・・・。

自分で自分の感情がよくわかりませんがwW

この詩がみんなの心の支えに少しでもなったらいいな。という思いを込めて。

私の中では、渡り鳥のイメージなのね。
まお君は。

強く、自由に羽ばたいて、一回り大きくなって、また戻ってきてくれると信じています。