「やっぱ、チョコほしいよね・・・。大ちゃん・・・。」
カレンダーをじいいっとみつめて、2月14日に赤ペンでハートを描いてみる。
ちょっとでも、大ちゃんにこの気持ちが伝わりますように。
「よし!!買いに行こう!!」
コートを羽織、手袋をはめ、マフラーをぐるぐる巻きにして、玄関をでる。
明日もまた大坂でお仕事だから、体調を崩すわけにはいかない。
まだまだ止む気配のない雪が、ふわり。ふわり、とおれに降り積もってゆく。
「大ちゃんにも、この雪つもってるのかなあ・・・。」
真っ白い空をみあげる。
大ちゃんは青空が好きだって言うけれど、おれはこんな雪の空も好き。
だって、どんな天気だって、世界のどこにいても大ちゃんと繋がっていると感じることができるから。
「ううん。何がいいかわかんないや。」
いただくことは多いけれど、あげる。となると本命チョコなんて何をあげたらいいのかわからない。
ひとまずデパートに入ると、人・人・人の群れ。
ショーウインドウにはきらびやかに飾られた美味しそうなチョコが並んでいるけれど、女性のお客さんでごったがえす列に並ぶ勇気がでなくって。
「綺麗だな・・・。やっぱ、あげたいな・・・。」
なんて、横目でみながらも結局通り過ぎてしまう。
その時、ふと目に入ったハーゲンダッツのお店。
「あ。アイス美味しそう・・・・。そうだっ!!」
ハーゲンダッツで、チョコ味のアイスを二つ買う。
もちろん、きらびやかなラッピングとかはなかったけど、今、おれにできる精一杯の気持ち。
ダッツの包みをもって、また底冷えする道を引き返す。
「大ちゃん、喜んでくれるかなあ・・・。」
おうちに帰って、冷凍庫に包みを入れて、パタンとドアを閉じる。
どうか、どうかおれの気持ちが届きますように・・・・。
お願いします。アイスさん。
カレンダーをじいいっとみつめて、2月14日に赤ペンでハートを描いてみる。
ちょっとでも、大ちゃんにこの気持ちが伝わりますように。
「よし!!買いに行こう!!」
コートを羽織、手袋をはめ、マフラーをぐるぐる巻きにして、玄関をでる。
明日もまた大坂でお仕事だから、体調を崩すわけにはいかない。
まだまだ止む気配のない雪が、ふわり。ふわり、とおれに降り積もってゆく。
「大ちゃんにも、この雪つもってるのかなあ・・・。」
真っ白い空をみあげる。
大ちゃんは青空が好きだって言うけれど、おれはこんな雪の空も好き。
だって、どんな天気だって、世界のどこにいても大ちゃんと繋がっていると感じることができるから。
「ううん。何がいいかわかんないや。」
いただくことは多いけれど、あげる。となると本命チョコなんて何をあげたらいいのかわからない。
ひとまずデパートに入ると、人・人・人の群れ。
ショーウインドウにはきらびやかに飾られた美味しそうなチョコが並んでいるけれど、女性のお客さんでごったがえす列に並ぶ勇気がでなくって。
「綺麗だな・・・。やっぱ、あげたいな・・・。」
なんて、横目でみながらも結局通り過ぎてしまう。
その時、ふと目に入ったハーゲンダッツのお店。
「あ。アイス美味しそう・・・・。そうだっ!!」
ハーゲンダッツで、チョコ味のアイスを二つ買う。
もちろん、きらびやかなラッピングとかはなかったけど、今、おれにできる精一杯の気持ち。
ダッツの包みをもって、また底冷えする道を引き返す。
「大ちゃん、喜んでくれるかなあ・・・。」
おうちに帰って、冷凍庫に包みを入れて、パタンとドアを閉じる。
どうか、どうかおれの気持ちが届きますように・・・・。
お願いします。アイスさん。