「大ちゃん、何書いてるの?」
何やら書類をスラスラとボールペンで記入してゆく。
大ちゃんの文字を書いている仕草が、好き。
「ん・・?人間ドック。30過ぎたら、健康にも今まで以上に気を使わなきゃな。・・・ほら。最近若くして亡くなったり、がんになったり、って人多いだろ?」
「あ。うん・・・。そうだね。」
偉大な俳優さんも、「ええっ!?あんなに元気だったのに?」って思う人の訃報を耳にして、いたたまれない気持ちになることがよくある。
「ほら。会社員と違って、健康診断とか、ないからさ。」
「うん。そうだね。気をつけなきゃ。」
なんだか遠い未来の話みたいだけれど、いつ・なんどき・どんな病気にかかるかわからないのだから。
「それに、少しでもまおと一緒に過ごしたいな。」
「うん・・・。」
ぎゅっと、大ちゃんに頭を抱き寄せられる。
9歳の年齢差は、どうやったってこれからの人生は、大ちゃんのほうが短い可能性のほうが高い。
「でも、やっぱさみしいなあ。一人になるの。一緒に行けないなら先に天国に行きたいなあ。あああ。でも、大ちゃん一人置いていくのも心配だしなあ。」
「それは、許さないからな。まおが先に逝っちゃったら、俺まおのこと見守れなくなる。」
「・・・え?」
「ほら。俺が先なら天国から、まおのことずうっと見守れるだろ?それに、奥さんが先に死んだら、旦那は落ち込んですぐに亡くなる。ってよく言うし。」
奥さん。と言いながらおれのことを指差す大ちゃん。
ふふふ。何だか本当に熟年夫婦みたいでくすぐったい。
「じゃあ、おれはうんと長生きして、ちゃんと大ちゃんの最後まで見届けてあげるからね。最後の最後まで、全力投球で大ちゃんと生きるからね。」
「じゃあ、まずはお菓子禁止だな。」
「え~~??それとこれとは、ベツ・・・。」
ぷう。とふくれたおれをたしなめるように、おでこの髪を掻き揚げられこっつんこ、と大ちゃんのおでことくっつけられる。
「ベツじゃありません。虫歯だらけになって、入れ歯になったら寿命縮まる。って言うし。
中性脂肪だって高くなって、あっと言う間に脂肪肝だぞ~~。」
「おれ、太んないもん。」
「内臓脂肪ってやつだよ。、まお。」
へえ。やっぱ大ちゃんって、話題豊富だね~~。とかって感心していると、「わかった?まお。」と、10センチと離れていない距離のメジカラ。で念押しされる。
「う・・・。減らす努力はします。」
「よろしい。・・・いいこ。いいこ。」
なでなでと頭を撫でてもらい、
「こんなご褒美がもらえるなら、チョコ一個ぐらいは減らせるよお。」
「・・・一個かっ!?」
「うん。だから、もとなでなでしてね?」
んふふ。と大ちゃんの胸にすりよっていけば、ぎゅっと逞しい腕が抱き寄せてくれて頭を撫でてくれる。
「じゃあ、キスなら?」
「んふふ。チョコ2個・・・。」
ちゅ。ちゅ。とやわらかなキスをもらい、ふんわりとした気持ちに包まれる。
マシュマロに包まれたような感触。
うん。こんな甘い時間があるなら、その分のスイーツは減らせるかもね。
「じゃあ、お菓子食べたくなったら、キスしてね?」
「どっかで聞いたセリフだな・・・。」
「ふふ。効果てきめんだったでしょ?」
「・・・ああ。そうだな。」
禁煙に苦労していた大ちゃんを、タバコを吸いたそうな気配をみせたら、間髪いれずちゅ。ちゅしていたあの頃。
今ではほっと一息つく時間は、タバコを一服。ではなくコーヒーを一杯。になっている。
だって、おれだって一日でも長く大ちゃんと一緒にいたいから。
がんばって禁煙してくれた大ちゃんに負けないように、少しずつお菓子減らしていくね??
それが、お互いに対する愛情だから。
----------------------------------------------
う~~ん。なんだかスランプだねww
ここ数日、つまらないお話ばかりでごめんなさい・・・・。
何やら書類をスラスラとボールペンで記入してゆく。
大ちゃんの文字を書いている仕草が、好き。
「ん・・?人間ドック。30過ぎたら、健康にも今まで以上に気を使わなきゃな。・・・ほら。最近若くして亡くなったり、がんになったり、って人多いだろ?」
「あ。うん・・・。そうだね。」
偉大な俳優さんも、「ええっ!?あんなに元気だったのに?」って思う人の訃報を耳にして、いたたまれない気持ちになることがよくある。
「ほら。会社員と違って、健康診断とか、ないからさ。」
「うん。そうだね。気をつけなきゃ。」
なんだか遠い未来の話みたいだけれど、いつ・なんどき・どんな病気にかかるかわからないのだから。
「それに、少しでもまおと一緒に過ごしたいな。」
「うん・・・。」
ぎゅっと、大ちゃんに頭を抱き寄せられる。
9歳の年齢差は、どうやったってこれからの人生は、大ちゃんのほうが短い可能性のほうが高い。
「でも、やっぱさみしいなあ。一人になるの。一緒に行けないなら先に天国に行きたいなあ。あああ。でも、大ちゃん一人置いていくのも心配だしなあ。」
「それは、許さないからな。まおが先に逝っちゃったら、俺まおのこと見守れなくなる。」
「・・・え?」
「ほら。俺が先なら天国から、まおのことずうっと見守れるだろ?それに、奥さんが先に死んだら、旦那は落ち込んですぐに亡くなる。ってよく言うし。」
奥さん。と言いながらおれのことを指差す大ちゃん。
ふふふ。何だか本当に熟年夫婦みたいでくすぐったい。
「じゃあ、おれはうんと長生きして、ちゃんと大ちゃんの最後まで見届けてあげるからね。最後の最後まで、全力投球で大ちゃんと生きるからね。」
「じゃあ、まずはお菓子禁止だな。」
「え~~??それとこれとは、ベツ・・・。」
ぷう。とふくれたおれをたしなめるように、おでこの髪を掻き揚げられこっつんこ、と大ちゃんのおでことくっつけられる。
「ベツじゃありません。虫歯だらけになって、入れ歯になったら寿命縮まる。って言うし。
中性脂肪だって高くなって、あっと言う間に脂肪肝だぞ~~。」
「おれ、太んないもん。」
「内臓脂肪ってやつだよ。、まお。」
へえ。やっぱ大ちゃんって、話題豊富だね~~。とかって感心していると、「わかった?まお。」と、10センチと離れていない距離のメジカラ。で念押しされる。
「う・・・。減らす努力はします。」
「よろしい。・・・いいこ。いいこ。」
なでなでと頭を撫でてもらい、
「こんなご褒美がもらえるなら、チョコ一個ぐらいは減らせるよお。」
「・・・一個かっ!?」
「うん。だから、もとなでなでしてね?」
んふふ。と大ちゃんの胸にすりよっていけば、ぎゅっと逞しい腕が抱き寄せてくれて頭を撫でてくれる。
「じゃあ、キスなら?」
「んふふ。チョコ2個・・・。」
ちゅ。ちゅ。とやわらかなキスをもらい、ふんわりとした気持ちに包まれる。
マシュマロに包まれたような感触。
うん。こんな甘い時間があるなら、その分のスイーツは減らせるかもね。
「じゃあ、お菓子食べたくなったら、キスしてね?」
「どっかで聞いたセリフだな・・・。」
「ふふ。効果てきめんだったでしょ?」
「・・・ああ。そうだな。」
禁煙に苦労していた大ちゃんを、タバコを吸いたそうな気配をみせたら、間髪いれずちゅ。ちゅしていたあの頃。
今ではほっと一息つく時間は、タバコを一服。ではなくコーヒーを一杯。になっている。
だって、おれだって一日でも長く大ちゃんと一緒にいたいから。
がんばって禁煙してくれた大ちゃんに負けないように、少しずつお菓子減らしていくね??
それが、お互いに対する愛情だから。
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う~~ん。なんだかスランプだねww
ここ数日、つまらないお話ばかりでごめんなさい・・・・。