見詰め続けてきた背中が目の前にある。
「俺んち来るか?」
告白して。・・・・・そう、言ってくれて。
夢見たいだ・・・・。
前を歩く大ちゃんの背中を見詰めながら、ほわほわとどこかに飛んでいってしまいそうな意識をつなぐ。
「あぶないっ・・・。」
ぼーっと、大ちゃんの背中だけを見ていたせいで、路上に止めてあった自転車に気がづかずぶつかりそうになる。
ぐいっとつかまれる腕。
ぱふんっ。と広い胸に閉じ込められて・・・・。
ドキドキと高鳴る鼓動が大ちゃんに伝わってまいそうで、恥ずかしい・・・。
耳まで赤くなるのを感じながら、
なんで、後ろを歩いていた僕のことに気がついたんだろう・・・。なんてぼんやり思う。
「ほら。ちゃんと前向いて歩けよ?」
「うん・・・。ありがと・・・。」
前は向いてたんだけど。
大ちゃんに見とれてたんだ。
温かい大ちゃんの掌が、ぎゅっと僕の手を握る。
「・・・・・。」
「・・・・・。」
触れ合った指先から、全身が心臓になったみたいに、ドキドキする。
思いを伝え合ったからと言って、どんなふうに接したんまりらいいのかまで考えてなかった・・・・。
「ほら。入れよ。まお。」
「・・・うん。ありがと・・。」
ドアを開けて待ってくれる大ちゃんの腕に、自分の肩が触れてしまうだけでドキドキする。
こんなこと、稽古中ならよくあったことなのに。
あんまりきょろきょろするのも、失礼だな・・・。なんて思うけれど、一体どこに視線を落としたらよいのかわからずに、不自然に視線を泳がす。
「そこ、座って?」
「・・・うん。ありがと・・・。」
勧められるがままに、ソファに腰を下ろす。
すっきりとした、モダンなイメージで統一された大ちゃんの部屋。
「コーヒーでも飲む?」
「あ。僕、コーヒー苦手・・・・。」
「んん~~?でも、あとビールぐらいしか・・・。」
「水で大丈夫・・・。」
実際、緊張しすぎてなんだか喉がからからだ。
「まお、いつも何飲んでたっけ・・・。なんか、炭酸飲んでるイメージしかないなあ。」
「あ。いつもは、そうだけど・・・・。」
確かに、デートでコーラは雰囲気台無しだなあ。
「あっ。でも、コーヒーも砂糖いっぱい入れたら飲めるよっ。」
「あははっ。無理すんなよ。」
そう笑いながら、ミネラルウォーターの入ったグラスをトン、とテーブルに置いてくれる。
「ふたつ・・・・?」
「ああ。俺もこれでいいよ。」
僕に合わせてくれる大ちゃんの優しさにじんわりとくると同時に申し訳ないような気分になる。
「・・・ごめんね。子供で。」
「謝ることじゃ、ないだろ?真っ直ぐで、純粋で。俺は、まおの幼さに救われた。」
「ほら。乾杯。」
「・・・え?」
「両思いになれたことに・・・。」
「あ。うん。」
カチンとグラスを合わせた大ちゃんが、ソファの背もたれに腕を乗せる。
なんだか肩を抱かれているような気分になって、照れてしまう。
両手でグラスを包み、こく。と一口お水を飲むとちょっとだけ気持ちが落ち着く。
「ねえ。大ちゃんって休みの日、何してるの?」
「・・・何って、普通だよ。映画見たり、音楽聞いたり、本読んだり。
でも、友達と飲みに行ったり、ジムに行ったりであんま家にいないかも。」
「そうなんだあ。」
「まおは?」
「ん~~。実家だから、ごはん作るの手伝ったり、音楽聴いたり・・・。
でも、学校忙しいから結構バタンキュウで寝ちゃうかな。」
「そっか。まだ学生だもんなあ。」
「うん・・・。」
並んで他愛もない話をしているだけで嬉しい。
「・・・まお?」
「ん・・・・?」
名前を呼ばれて横を向けば。
ふんわりと温かくてやわらかい感触が唇の上に落ちてきて・・・・・。
何が起こったのかわからずに目をぱちくりとしていると、ふいにぎゅっと抱きしめられる。
「お前、かわいすぎっ・・・。」
どうしよう。どうしよう。今のってもしかして、キス・・・・・。
「大切にするからな。まお。」
ぐるぐると大ちゃんの唇の感触だけでいっぱいになって思考停止している僕の耳元で、甘く、優しい声が響いた。
----------------------------------------
か~~わ~~い~~~!!!
なんて初々しいまお君っ(///∇//)
テニミュの頃の二人なら、こんな感じかな~~??なんて妄想っ!!
いくら前世があってもね~~。
16歳だもんね。高校一年生だもんね~~!!!
今日もお仕事もんのすごく忙しくて、仕事始め2日目にして、すでにぐったり気味の私・・・。
ああ。ほっこりとしたあ。こんな大マオさん。
「俺んち来るか?」
告白して。・・・・・そう、言ってくれて。
夢見たいだ・・・・。
前を歩く大ちゃんの背中を見詰めながら、ほわほわとどこかに飛んでいってしまいそうな意識をつなぐ。
「あぶないっ・・・。」
ぼーっと、大ちゃんの背中だけを見ていたせいで、路上に止めてあった自転車に気がづかずぶつかりそうになる。
ぐいっとつかまれる腕。
ぱふんっ。と広い胸に閉じ込められて・・・・。
ドキドキと高鳴る鼓動が大ちゃんに伝わってまいそうで、恥ずかしい・・・。
耳まで赤くなるのを感じながら、
なんで、後ろを歩いていた僕のことに気がついたんだろう・・・。なんてぼんやり思う。
「ほら。ちゃんと前向いて歩けよ?」
「うん・・・。ありがと・・・。」
前は向いてたんだけど。
大ちゃんに見とれてたんだ。
温かい大ちゃんの掌が、ぎゅっと僕の手を握る。
「・・・・・。」
「・・・・・。」
触れ合った指先から、全身が心臓になったみたいに、ドキドキする。
思いを伝え合ったからと言って、どんなふうに接したんまりらいいのかまで考えてなかった・・・・。
「ほら。入れよ。まお。」
「・・・うん。ありがと・・。」
ドアを開けて待ってくれる大ちゃんの腕に、自分の肩が触れてしまうだけでドキドキする。
こんなこと、稽古中ならよくあったことなのに。
あんまりきょろきょろするのも、失礼だな・・・。なんて思うけれど、一体どこに視線を落としたらよいのかわからずに、不自然に視線を泳がす。
「そこ、座って?」
「・・・うん。ありがと・・・。」
勧められるがままに、ソファに腰を下ろす。
すっきりとした、モダンなイメージで統一された大ちゃんの部屋。
「コーヒーでも飲む?」
「あ。僕、コーヒー苦手・・・・。」
「んん~~?でも、あとビールぐらいしか・・・。」
「水で大丈夫・・・。」
実際、緊張しすぎてなんだか喉がからからだ。
「まお、いつも何飲んでたっけ・・・。なんか、炭酸飲んでるイメージしかないなあ。」
「あ。いつもは、そうだけど・・・・。」
確かに、デートでコーラは雰囲気台無しだなあ。
「あっ。でも、コーヒーも砂糖いっぱい入れたら飲めるよっ。」
「あははっ。無理すんなよ。」
そう笑いながら、ミネラルウォーターの入ったグラスをトン、とテーブルに置いてくれる。
「ふたつ・・・・?」
「ああ。俺もこれでいいよ。」
僕に合わせてくれる大ちゃんの優しさにじんわりとくると同時に申し訳ないような気分になる。
「・・・ごめんね。子供で。」
「謝ることじゃ、ないだろ?真っ直ぐで、純粋で。俺は、まおの幼さに救われた。」
「ほら。乾杯。」
「・・・え?」
「両思いになれたことに・・・。」
「あ。うん。」
カチンとグラスを合わせた大ちゃんが、ソファの背もたれに腕を乗せる。
なんだか肩を抱かれているような気分になって、照れてしまう。
両手でグラスを包み、こく。と一口お水を飲むとちょっとだけ気持ちが落ち着く。
「ねえ。大ちゃんって休みの日、何してるの?」
「・・・何って、普通だよ。映画見たり、音楽聞いたり、本読んだり。
でも、友達と飲みに行ったり、ジムに行ったりであんま家にいないかも。」
「そうなんだあ。」
「まおは?」
「ん~~。実家だから、ごはん作るの手伝ったり、音楽聴いたり・・・。
でも、学校忙しいから結構バタンキュウで寝ちゃうかな。」
「そっか。まだ学生だもんなあ。」
「うん・・・。」
並んで他愛もない話をしているだけで嬉しい。
「・・・まお?」
「ん・・・・?」
名前を呼ばれて横を向けば。
ふんわりと温かくてやわらかい感触が唇の上に落ちてきて・・・・・。
何が起こったのかわからずに目をぱちくりとしていると、ふいにぎゅっと抱きしめられる。
「お前、かわいすぎっ・・・。」
どうしよう。どうしよう。今のってもしかして、キス・・・・・。
「大切にするからな。まお。」
ぐるぐると大ちゃんの唇の感触だけでいっぱいになって思考停止している僕の耳元で、甘く、優しい声が響いた。
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か~~わ~~い~~~!!!
なんて初々しいまお君っ(///∇//)
テニミュの頃の二人なら、こんな感じかな~~??なんて妄想っ!!
いくら前世があってもね~~。
16歳だもんね。高校一年生だもんね~~!!!
今日もお仕事もんのすごく忙しくて、仕事始め2日目にして、すでにぐったり気味の私・・・。
ああ。ほっこりとしたあ。こんな大マオさん。