「だ~~い~~ちゃんっ!!」
夕食後。
最近仕事が忙しいまおのためにコーヒーをいれてやろう。と湯の沸くのを待っていると。
テンション高く、甘えっこの声がリビングから聞こえる。
この声は、まおがうっきうきで、そして俺にとってはあまり歓迎すべきでないおねだり発動。の場合。
「なんだ?まお。」
「ほらあ~~。いっぱい買ってきたよ~~。凄いでしょ?」
ふふふ。と嬉しそうに笑いながら、テーブルにずら~~っと並べられたお菓子の山を自慢げに指差す。
「冬季限定メルティーキッスでしょお?冬季限定、ほわいとチョコのケーキでしょお?
こちは、クリスマスパッケージのキャラメルコーンに、マシュマロでしょ~~??
これは、メサイヤの稽古で盛り上がったグミでしょ~~??」
ああん。幸せ~~。とばかりにお菓子を抱えて、まんまるく丸まるまお。
「・・・一緒に食べよ?ねっ?」
・・・やっぱり・・・・。
お菓子が嫌いなわけではないが、こんなに大量に・・・。
しかも、全部味見したいんだもんっ!!
って、絶対に全部開けたがるまお。
湿気させてはもったいないから。と結局付き合うことになってしまう俺。
「まお・・・。また虫歯になるぞ?」
「大丈夫だもん~~。ちゃんと、歯医者に通ってるし、歯みがきもしてるもんっ!!」
なんて、言っている側から次々に袋を開け出すまお。
「わあ。美味しそ~~~。ほらほら。真っ白!!」
ふわっと、チョコレートの甘い香りが立ち込める。
ほんと、甘えるのうまいよな・・・。まおは。
差し出されたホワイトチョコのケーキにぱくつきながら、幸せそうに次々とお菓子をぱくつくまおを眺める。
・・・なんだかんだ言って、こんなふうに嬉しそうにしているまおを見ていると、俺も幸せな気分になってしまって・・・。
「はい。大ちゃん、次これねっ!!」
「おっ。サンキュ。」
なんて、特に大好物な訳ではないチョコを次々に食べてしまう。
やっぱり、俺まおには甘いなあ。
「ああん。クリスマスの味がする~~~。」
「まお?パッケージが違うだけで、中身はいつもと一緒だと思うんだけど・・。」
「あ~~っ!!夢がないなあ。おじさんはっ!!」
「おじっ・・・!!!本当のことだろうよ~~。」
「もう、大ちゃんにはあげないっ!!」
「・・・はいはい。またお姫様はご機嫌斜めなようで。」
ぷんすか。と拗ねてしまって、テーブルに広げてあったお菓子をぎゅぎゅ~~と自分のほうに寄せて、
ポスンと、パンチをくれる。
「おれ、おこってるんだからねっ!」って可愛く意思表示するための、とっても力の入っていないぐーのパンチ。
「一緒に食べようよ~~。」と甘えてきて。
「もう、あげない」と勝手に拗ねてしまう。
くるくると表情の変わるまお。
翻弄され慣れてしまったいつもの日常は、いつの間にかそんなまおを楽しむ余裕さえでてきていて。
ふふ。オトナになったなあ。なんて自分で思いながら。
「俺は、お菓子よりも、こっちのほうが好きかな・・・。」
まおの肩を抱き寄せて、ゆっくりキスを重ねると。
「もうっ。大ちゃんってば・・・。」
ぽぽぽ。とピンク色に頬を染めるまお。
照れたときの、うつむきながら瞳から甘くきらっきらとこぼれる光が何度見ても可愛らしい。
「まお。もっと食べても・・・いい・・??」
「うん・・・・。」
チョコの甘い味のするキス。
「んんっ・・・・。」
唇が重ねられるたびに、甘さを増してゆくまおの吐息。
甘いお菓子がくれた、甘い時間。
たまにはこうやって甘やかすのも悪くない。
------------------------------------------------
リアル大マオさん、最近書いていないので~~~。
んふふ、スイートでしょ??私にとっては、最大限スイートっ!!
なんか、母が亡くなってそんなに癒しを求めなくなったのか、スイート、ほのぼの書きたいいいい。
って欲が、あんまりなくなった気がします(笑)
ごめんね~~。
夕食後。
最近仕事が忙しいまおのためにコーヒーをいれてやろう。と湯の沸くのを待っていると。
テンション高く、甘えっこの声がリビングから聞こえる。
この声は、まおがうっきうきで、そして俺にとってはあまり歓迎すべきでないおねだり発動。の場合。
「なんだ?まお。」
「ほらあ~~。いっぱい買ってきたよ~~。凄いでしょ?」
ふふふ。と嬉しそうに笑いながら、テーブルにずら~~っと並べられたお菓子の山を自慢げに指差す。
「冬季限定メルティーキッスでしょお?冬季限定、ほわいとチョコのケーキでしょお?
こちは、クリスマスパッケージのキャラメルコーンに、マシュマロでしょ~~??
これは、メサイヤの稽古で盛り上がったグミでしょ~~??」
ああん。幸せ~~。とばかりにお菓子を抱えて、まんまるく丸まるまお。
「・・・一緒に食べよ?ねっ?」
・・・やっぱり・・・・。
お菓子が嫌いなわけではないが、こんなに大量に・・・。
しかも、全部味見したいんだもんっ!!
って、絶対に全部開けたがるまお。
湿気させてはもったいないから。と結局付き合うことになってしまう俺。
「まお・・・。また虫歯になるぞ?」
「大丈夫だもん~~。ちゃんと、歯医者に通ってるし、歯みがきもしてるもんっ!!」
なんて、言っている側から次々に袋を開け出すまお。
「わあ。美味しそ~~~。ほらほら。真っ白!!」
ふわっと、チョコレートの甘い香りが立ち込める。
ほんと、甘えるのうまいよな・・・。まおは。
差し出されたホワイトチョコのケーキにぱくつきながら、幸せそうに次々とお菓子をぱくつくまおを眺める。
・・・なんだかんだ言って、こんなふうに嬉しそうにしているまおを見ていると、俺も幸せな気分になってしまって・・・。
「はい。大ちゃん、次これねっ!!」
「おっ。サンキュ。」
なんて、特に大好物な訳ではないチョコを次々に食べてしまう。
やっぱり、俺まおには甘いなあ。
「ああん。クリスマスの味がする~~~。」
「まお?パッケージが違うだけで、中身はいつもと一緒だと思うんだけど・・。」
「あ~~っ!!夢がないなあ。おじさんはっ!!」
「おじっ・・・!!!本当のことだろうよ~~。」
「もう、大ちゃんにはあげないっ!!」
「・・・はいはい。またお姫様はご機嫌斜めなようで。」
ぷんすか。と拗ねてしまって、テーブルに広げてあったお菓子をぎゅぎゅ~~と自分のほうに寄せて、
ポスンと、パンチをくれる。
「おれ、おこってるんだからねっ!」って可愛く意思表示するための、とっても力の入っていないぐーのパンチ。
「一緒に食べようよ~~。」と甘えてきて。
「もう、あげない」と勝手に拗ねてしまう。
くるくると表情の変わるまお。
翻弄され慣れてしまったいつもの日常は、いつの間にかそんなまおを楽しむ余裕さえでてきていて。
ふふ。オトナになったなあ。なんて自分で思いながら。
「俺は、お菓子よりも、こっちのほうが好きかな・・・。」
まおの肩を抱き寄せて、ゆっくりキスを重ねると。
「もうっ。大ちゃんってば・・・。」
ぽぽぽ。とピンク色に頬を染めるまお。
照れたときの、うつむきながら瞳から甘くきらっきらとこぼれる光が何度見ても可愛らしい。
「まお。もっと食べても・・・いい・・??」
「うん・・・・。」
チョコの甘い味のするキス。
「んんっ・・・・。」
唇が重ねられるたびに、甘さを増してゆくまおの吐息。
甘いお菓子がくれた、甘い時間。
たまにはこうやって甘やかすのも悪くない。
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リアル大マオさん、最近書いていないので~~~。
んふふ、スイートでしょ??私にとっては、最大限スイートっ!!
なんか、母が亡くなってそんなに癒しを求めなくなったのか、スイート、ほのぼの書きたいいいい。
って欲が、あんまりなくなった気がします(笑)
ごめんね~~。