本日、大ちゃんと一緒に出勤。

・・・・なんてね。一回言ってみたんだあ。

大ちゃんは、もちろん正真正銘のお仕事で、舞台へ。
おれは、図書館へお勉強・・・なので、どっちかというと通学??

でも、一緒にいってきます。ということが今までお仕事上あまりなかったので。
なんだか嬉しい。

「まお。用意できたか?」
「うんっ。大丈夫~~~。戸締りオッケー。ガスオッケー。電気オッケー。」

指差し確認してから玄関で待っている大ちゃんの、もとに走ってゆく。

「わあ。ロングコートカッコイイねっ!!」
「まおも、ジャケットきまってるぞ。」

「あ。大ちゃん襟、まがってるよ~~~。」
「まお、髪の毛ここはねてるぞ。」

お互いに全身チェックをしあうため、鏡も不要。

「じゃあ、KINGいってらっしゃい。」
「ふふ。プリンセスもいってらっしゃい。」

ちゅ。ちゅ。とお互いにいってらっしゃいのキスを交わす。

「・・・んん??ねええ。プリンセスってお姫様だよ?」
「・・・じゃあ、プリンスか??」

「う~~ん。プリンスだったら、キングの子供になっちゃうよ~~~。」
「でも、まお、クイーンって感じじゃないしなあ。」

どうでもいいことで、二人で玄関でう~~んと悩んでしまう。

「ま。いっか。いってきます。まお。」
「・・・うん。いってきます。大ちゃん。」

もう一度、今度はいってきますのキスを交わす。


「わあっ。さっむ~~。」
「今日も、身が締まるな。」

一緒に感じる外の空気は同じ時を過ごしている実感でもあり。
そっと大ちゃんのポケットに手を突っ込むと、温かい手がぎゅっと握り返してくれる。

「・・・あ。飛行機ぐも・・・・。」
「ほんとだ。なんか、気持ちいいな~~。」

澄み渡る青空に、す--っとラインを描く飛行機雲がクロスしている。
どこかからやってきて、クロスしてまた別れて行く・・・。

一体、どこに向かっているのかな??

空を見渡せば、空の彼方にも、いく筋かの飛行機雲。
こんなに飛行機って飛んでるんだね・・・・。


なんだか、簡単に空を越えてどこにでもいけるような気がしてくる。

「ねえ。大ちゃん。」
「・・・ん?」

「世界中のどこにいたって、会いに行くからね。」
「ふふっ。なんだ?それ。東京都内の近所の図書館だろ~~??」

うん。そうなんだけど。
東京都内だろうが、世界の果てにいようが、なんだかとっても身近に大ちゃんを感じることが
できる気がするってこと。


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またまた、朝の話WW

今日も一日頑張ろうね~~~!!