「大ちゃんまだかなあ。」
午前中はお仕事をして、今日はお勉強をして、充実の一日で、ちょっぴり疲れた。
何気なくテレビをつけて、ごろんとソファに寝転ぶと、眠気が襲ってくる。
ねむい・・・ねむい・・・ねむ・・・い・・・。
抗いきれない眠気に、眼鏡を外すと、テーブルの上にかちゃり、と置く。
その音を合図にするかのように、とろとろと気持ちのいいまどろみに落ちていった・・・。
床に膝まずいた大ちゃんが、おれの手をとり、手の甲にちゅ。と口づける。
ふわ。とやわらかい唇が触れる。
「まお。一生一緒にいてくれるか?」
「えっ・・・!?・・・それって、プロポーズ?」
「大切にするよ?まお。」
「・・・・う・うん。一生側にいさせてください・・・。」
わあ。夢見たいだ。
憧れるばかりだった大ちゃんから、まさかプロポーズだなんてっ・・・。
リンゴーン。リンゴーンと鐘の音が鳴る。
目の前には真っ赤な絨毯が、鳴り響く鐘まで続いていて。
見知った顔が、両サイドに並んでフラワーシャワーを「おめでとう!!」と言いながら、撒き散らせてくれる。
兄さんも、父さんも、母さんも。
あれは、大ちゃんの両親とお姉さんだ。
みんな笑顔で、青空から降り注いでくる紙ふぶきがキラキラと輝く。
「まお。ま~お。風邪引くぞ。」
うう。そういえば、こんなに青空なのになんだかちょっと寒い。
ゆさゆさと揺さぶられる掌が、あたたくて気持ちいい。
「まったく、じょうがないなあ。」
ふわ。とカラダが軽くなる。
わあ。大ちゃんに抱っこされちゃった・・・・。
みんなが見ているのに。
お姫様抱っこで、誇らしげなまでに堂々とみんなの真ん中を通ってゆく。
ここまでオープンだと、反対に恥ずかしさを通り越して、みんなに見せ付けちゃえ。ってぐらいの気分になってくる。
ぎゅううっと大ちゃんの首に腕を回すと、目の前にある大ちゃんのアップがふわ。と愛おししげに微笑んでくれて。
ふわり。と唇に触れる温かくてやわらかい感触。
「眠れる森の美女さながら、だな・・。」
んん・・・。森の美女じゃなくて、大ちゃんのお嫁さんだよ・・・。
なんて考えているうちに、だんだんと意識がはっきりしてきて。
そうだ・・。ソファでうたたねしちゃって・・・。
このゆらゆらと気持ちのいいカラダの軽さは、大ちゃんにお姫様だっこしてもらっているからで・・・。
さっきのキスは・・・本物??
でも、あまりにも大ちゃんの腕の中が心地いいので、気がついたことは黙っておこう。
ふわ。とベッドに下ろされる感触。
「お姫様なら、王子様のキスで目覚めるかな・・・・?」
額にかかる髪の毛を優しく指先で撫でつけ、大ちゃんの顔が近づいてくる気配を感じる。
触れるか触れないか、の距離で・・・・。
・・・ぷっ。
思わず噴出してしまう。
だって、どんな真剣な顔で王子様になりきっているのかと想像するとおかしくて。
「お前~~。起きてたんじゃないかよっ!!」
独り言??を聞かれたのが恥ずかしかったのか、照れ隠しに先ほどまでの甘い雰囲気とはうって変わって、やや乱暴にカラダを起こす大ちゃん。
「ううん。寝てたよ~~。大ちゃんのお嫁さんになって、抱っこされる夢見てた。
気がついたのはねえ。王子様のキスで・・・。のあたりから。」
「やっぱ、起きてたんじゃないかよっ。」
ふふ。照れてる大ちゃんかわいい。
「ねねね。大ちゃん、王子さまはどんなキスくれるの?」
「そんな狸寝入りするようないじわるなお姫様にはしないんです~~。」
べーっと舌をだして、言い返す大ちゃん。
もう、そんなに拗ねなくてもいいのに。
「・・・・じゃあ、お姫様から誘われたら・・・?」
ふっと、さっきまでのからかいモードを消して、大ちゃんをまっすぐに見詰める。
「お前・・・。役者をこんなところに使うの、ずるいぞ・・・。」
なんて言いながらも、大ちゃんの瞳もすっと光が熱っぽいものに変化する。
ほら。その気になった。
視線を外さないまま、大ちゃんの首の後ろに腕を絡めるとゆっくりと引き寄せる。
「まお・・・・。」
「大ちゃん・・・・。」
お互いの名前をささやきあいながら、重ねあうくちびる。
シーツの擦れる音がして、ゆっくりとベッドに沈んでいった・・・・。
------------------------------------------
ただいまあ。
今日はお仕事ものすごく忙しかったよWW
いつも小児科ばっかりなのに、内科や外科や、眼科や、婦人科(は、うきうきだけどね~~)
ほえええww
しかも、ほとんど全員入院で。
PTAの仕事が落ち着くまでは。ってしてなかったので、久しぶりの休日出勤はばてましたWW
ふふ。
このお話、すっごくほのぼのしませんか??
アメンバーさんが、ソファでうたたねしてたら、大ちゃんに抱き上げてもらう夢みた~~。
うちの大マオさんにありそう~~。
ってメッセいただいて、あまりにもかわいい光景が浮かんだのでお話にしてみました~~。
午前中はお仕事をして、今日はお勉強をして、充実の一日で、ちょっぴり疲れた。
何気なくテレビをつけて、ごろんとソファに寝転ぶと、眠気が襲ってくる。
ねむい・・・ねむい・・・ねむ・・・い・・・。
抗いきれない眠気に、眼鏡を外すと、テーブルの上にかちゃり、と置く。
その音を合図にするかのように、とろとろと気持ちのいいまどろみに落ちていった・・・。
床に膝まずいた大ちゃんが、おれの手をとり、手の甲にちゅ。と口づける。
ふわ。とやわらかい唇が触れる。
「まお。一生一緒にいてくれるか?」
「えっ・・・!?・・・それって、プロポーズ?」
「大切にするよ?まお。」
「・・・・う・うん。一生側にいさせてください・・・。」
わあ。夢見たいだ。
憧れるばかりだった大ちゃんから、まさかプロポーズだなんてっ・・・。
リンゴーン。リンゴーンと鐘の音が鳴る。
目の前には真っ赤な絨毯が、鳴り響く鐘まで続いていて。
見知った顔が、両サイドに並んでフラワーシャワーを「おめでとう!!」と言いながら、撒き散らせてくれる。
兄さんも、父さんも、母さんも。
あれは、大ちゃんの両親とお姉さんだ。
みんな笑顔で、青空から降り注いでくる紙ふぶきがキラキラと輝く。
「まお。ま~お。風邪引くぞ。」
うう。そういえば、こんなに青空なのになんだかちょっと寒い。
ゆさゆさと揺さぶられる掌が、あたたくて気持ちいい。
「まったく、じょうがないなあ。」
ふわ。とカラダが軽くなる。
わあ。大ちゃんに抱っこされちゃった・・・・。
みんなが見ているのに。
お姫様抱っこで、誇らしげなまでに堂々とみんなの真ん中を通ってゆく。
ここまでオープンだと、反対に恥ずかしさを通り越して、みんなに見せ付けちゃえ。ってぐらいの気分になってくる。
ぎゅううっと大ちゃんの首に腕を回すと、目の前にある大ちゃんのアップがふわ。と愛おししげに微笑んでくれて。
ふわり。と唇に触れる温かくてやわらかい感触。
「眠れる森の美女さながら、だな・・。」
んん・・・。森の美女じゃなくて、大ちゃんのお嫁さんだよ・・・。
なんて考えているうちに、だんだんと意識がはっきりしてきて。
そうだ・・。ソファでうたたねしちゃって・・・。
このゆらゆらと気持ちのいいカラダの軽さは、大ちゃんにお姫様だっこしてもらっているからで・・・。
さっきのキスは・・・本物??
でも、あまりにも大ちゃんの腕の中が心地いいので、気がついたことは黙っておこう。
ふわ。とベッドに下ろされる感触。
「お姫様なら、王子様のキスで目覚めるかな・・・・?」
額にかかる髪の毛を優しく指先で撫でつけ、大ちゃんの顔が近づいてくる気配を感じる。
触れるか触れないか、の距離で・・・・。
・・・ぷっ。
思わず噴出してしまう。
だって、どんな真剣な顔で王子様になりきっているのかと想像するとおかしくて。
「お前~~。起きてたんじゃないかよっ!!」
独り言??を聞かれたのが恥ずかしかったのか、照れ隠しに先ほどまでの甘い雰囲気とはうって変わって、やや乱暴にカラダを起こす大ちゃん。
「ううん。寝てたよ~~。大ちゃんのお嫁さんになって、抱っこされる夢見てた。
気がついたのはねえ。王子様のキスで・・・。のあたりから。」
「やっぱ、起きてたんじゃないかよっ。」
ふふ。照れてる大ちゃんかわいい。
「ねねね。大ちゃん、王子さまはどんなキスくれるの?」
「そんな狸寝入りするようないじわるなお姫様にはしないんです~~。」
べーっと舌をだして、言い返す大ちゃん。
もう、そんなに拗ねなくてもいいのに。
「・・・・じゃあ、お姫様から誘われたら・・・?」
ふっと、さっきまでのからかいモードを消して、大ちゃんをまっすぐに見詰める。
「お前・・・。役者をこんなところに使うの、ずるいぞ・・・。」
なんて言いながらも、大ちゃんの瞳もすっと光が熱っぽいものに変化する。
ほら。その気になった。
視線を外さないまま、大ちゃんの首の後ろに腕を絡めるとゆっくりと引き寄せる。
「まお・・・・。」
「大ちゃん・・・・。」
お互いの名前をささやきあいながら、重ねあうくちびる。
シーツの擦れる音がして、ゆっくりとベッドに沈んでいった・・・・。
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ただいまあ。
今日はお仕事ものすごく忙しかったよWW
いつも小児科ばっかりなのに、内科や外科や、眼科や、婦人科(は、うきうきだけどね~~)
ほえええww
しかも、ほとんど全員入院で。
PTAの仕事が落ち着くまでは。ってしてなかったので、久しぶりの休日出勤はばてましたWW
ふふ。
このお話、すっごくほのぼのしませんか??
アメンバーさんが、ソファでうたたねしてたら、大ちゃんに抱き上げてもらう夢みた~~。
うちの大マオさんにありそう~~。
ってメッセいただいて、あまりにもかわいい光景が浮かんだのでお話にしてみました~~。