大ちゃんのお腹にぎゅっと腕を回して、背中にぺっとりと頬をくっつける。
びゅんびゅんと吹き付ける風が冷たい。
流れる景色が、次々と飛んでゆく。
それでも、大ちゃんを抱きしめた腕と、とぺっとりとくっついたほっぺからは、じんわりとぬくもりが伝わってくる。
広い背中に抱きついて、同じ速度を感じれる幸せ。
おれは、今大ちゃんとツーリングに出掛けている。
なんで、こんなことになったのか、よくわからないのだけれど・・・・。
結局のところは、やきもち??
「・・・ねえ。最近ツーリングしてる人多いよねえ。気持ちいいんだろうね。きっと・・・。
おれも、昔はお兄ちゃんに乗っけてもらって、よくバイクででかけたなあ。車と違って、あの直に風を感じる感じがいいんだよね。」
「・・・なに?まお。バイク好きなの?」
「・・・バイクがスキっていうか・・・。重心移動とか、後ろに乗ってるだけでも、テクがいるというか。
なんか、一緒に操作してる感がいいんんだよね。」
「ふ~~ん。」
なんだか面白くなさそうな大ちゃん。
もしかして、お兄ちゃんとバイクに乗ってたことにまでやきもち??
「まおってば、兄貴に抱きついて、一体感が楽しい、とかって思ってたんだ・・・・。」
「抱きつくって・・・。まあ、そうだけど・・・・。表現おかしくない?」
「まおが他の奴に抱きつくのを想像するのは、例え兄貴でも・・・。なんか、負けた気分。」
「・・・ぷっ。そんなこと争ってどうするの??」
しゅんと落ち込んでしまった大ちゃんが、とってもかわいい。
そんなこと心配しなくても、社会人になってしまった兄とは、最近二人でバイクに乗るなんてことは、すっかりなくなってしまった。
「いいなあ・・・。俺もまおに抱きつかれたい。」
「・・・そっちの落ち込みだったの・・・?」
250ccだったら、すぐ取れるよな。免許・・・・。
と言いながら、一人で考えていた大ちゃんが数日後には「まお。ツーリング行くぞ。」って友達から借りたらしいバイクに乗ってお迎えにきてくれた。
「よっ。まお。」
びしっと全身皮のスーツで、黒いブーツに手袋をはめた大ちゃんは、思わずみとれてしまうぐらいかっこいい。
メットを脱ぐと、ふかふかの毛皮が内側に施されたコートをふわ。とかけてくれる。
「風が冷たいからな。」
おれの分のメットを渡され、大ちゃんの後ろに乗る。
ぎゅっとお腹にまわした腕・・・・。
兄と乗っていたときには感じなかったときめきが、きゅんと胸を締め付ける。
「大ちゃん・・・。好き・・・。」
なんだか広い背中にすがりついているだけで、ドキドキしてしまって、思わずそうつぶやいていた。
「まお。行くぞ?」
「・・・うん・・・。」
ついた先は紅葉が美しい公園。
真っ赤に色づいたもみじのはっぱが、はらり、はらり、と池に落ちる。
空を見上げると、真っ青な青空。
そんな中をゆっくりと手をつないで歩きたいけれど・・・・。
さすがに見ごろを迎えたこの季節は、人もそれなりに多くて・・・・。
はぐれないように。と自分に言い聞かせながら、大ちゃんのシャツの裾を時々きゅっとつかみながら、半歩後ろを歩く。
ずっとずっと憧れだったこの背中。
ずっとずっと、こうやって抱きしめて、体温を感じて・・・・。
そして、貴方の生き様を見詰めていたい。
------------------------------------
朝は時間切れで、なんだかバタバタしてしまいましたWW
今回のお話も・・・。なんかいまいちだなあ。
でも、まお君のきゅんきゅんだけは伝わってきました。
秋の空気を吸うと、ツーリングに出かけたくなりませんか?と言っても、バイクには乗れませんがWW
ライダーのおじさま、お兄ちゃん達をみて、いいなあ。と思うのです。
なんか、大ちゃんの誕生日が終ってから、書くほうのテンションが・・・・。なんかイマイチ??
私、やっぱり長編を書くのが好きみたいです。
びゅんびゅんと吹き付ける風が冷たい。
流れる景色が、次々と飛んでゆく。
それでも、大ちゃんを抱きしめた腕と、とぺっとりとくっついたほっぺからは、じんわりとぬくもりが伝わってくる。
広い背中に抱きついて、同じ速度を感じれる幸せ。
おれは、今大ちゃんとツーリングに出掛けている。
なんで、こんなことになったのか、よくわからないのだけれど・・・・。
結局のところは、やきもち??
「・・・ねえ。最近ツーリングしてる人多いよねえ。気持ちいいんだろうね。きっと・・・。
おれも、昔はお兄ちゃんに乗っけてもらって、よくバイクででかけたなあ。車と違って、あの直に風を感じる感じがいいんだよね。」
「・・・なに?まお。バイク好きなの?」
「・・・バイクがスキっていうか・・・。重心移動とか、後ろに乗ってるだけでも、テクがいるというか。
なんか、一緒に操作してる感がいいんんだよね。」
「ふ~~ん。」
なんだか面白くなさそうな大ちゃん。
もしかして、お兄ちゃんとバイクに乗ってたことにまでやきもち??
「まおってば、兄貴に抱きついて、一体感が楽しい、とかって思ってたんだ・・・・。」
「抱きつくって・・・。まあ、そうだけど・・・・。表現おかしくない?」
「まおが他の奴に抱きつくのを想像するのは、例え兄貴でも・・・。なんか、負けた気分。」
「・・・ぷっ。そんなこと争ってどうするの??」
しゅんと落ち込んでしまった大ちゃんが、とってもかわいい。
そんなこと心配しなくても、社会人になってしまった兄とは、最近二人でバイクに乗るなんてことは、すっかりなくなってしまった。
「いいなあ・・・。俺もまおに抱きつかれたい。」
「・・・そっちの落ち込みだったの・・・?」
250ccだったら、すぐ取れるよな。免許・・・・。
と言いながら、一人で考えていた大ちゃんが数日後には「まお。ツーリング行くぞ。」って友達から借りたらしいバイクに乗ってお迎えにきてくれた。
「よっ。まお。」
びしっと全身皮のスーツで、黒いブーツに手袋をはめた大ちゃんは、思わずみとれてしまうぐらいかっこいい。
メットを脱ぐと、ふかふかの毛皮が内側に施されたコートをふわ。とかけてくれる。
「風が冷たいからな。」
おれの分のメットを渡され、大ちゃんの後ろに乗る。
ぎゅっとお腹にまわした腕・・・・。
兄と乗っていたときには感じなかったときめきが、きゅんと胸を締め付ける。
「大ちゃん・・・。好き・・・。」
なんだか広い背中にすがりついているだけで、ドキドキしてしまって、思わずそうつぶやいていた。
「まお。行くぞ?」
「・・・うん・・・。」
ついた先は紅葉が美しい公園。
真っ赤に色づいたもみじのはっぱが、はらり、はらり、と池に落ちる。
空を見上げると、真っ青な青空。
そんな中をゆっくりと手をつないで歩きたいけれど・・・・。
さすがに見ごろを迎えたこの季節は、人もそれなりに多くて・・・・。
はぐれないように。と自分に言い聞かせながら、大ちゃんのシャツの裾を時々きゅっとつかみながら、半歩後ろを歩く。
ずっとずっと憧れだったこの背中。
ずっとずっと、こうやって抱きしめて、体温を感じて・・・・。
そして、貴方の生き様を見詰めていたい。
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朝は時間切れで、なんだかバタバタしてしまいましたWW
今回のお話も・・・。なんかいまいちだなあ。
でも、まお君のきゅんきゅんだけは伝わってきました。
秋の空気を吸うと、ツーリングに出かけたくなりませんか?と言っても、バイクには乗れませんがWW
ライダーのおじさま、お兄ちゃん達をみて、いいなあ。と思うのです。
なんか、大ちゃんの誕生日が終ってから、書くほうのテンションが・・・・。なんかイマイチ??
私、やっぱり長編を書くのが好きみたいです。