目を閉じていても感じる朝の光。

コーヒーのいい香りで、目がめる。

その香りに誘われて、意識ははっきりしてくるんだけど・・・。
カラダがなんだかだるい。
いつでも、こうやってまどろんでいたい気分。

昨夜、大ちゃんに愛された記憶がカラダのそこかしこに残っていて・・・。

「喉、渇いたなあ。」

わずかな喉の痛み・・・・。

昨日の大ちゃんは、台本読みに行き詰まっているからか、真剣に取り組む反動でか。

いつもより、激しくて、ちょっぴり荒っぽくて。
受け止めきれないぐらいの熱情に、おれも声を抑えきれなくて。
いつもより、たくさん声帯つかったかも・・・・。


「まお。おはよ?」

おれの起きた気配を察して、大ちゃんがベッドにぎし。と腰をかけ、やわらかなキスをくれる。

「昨日は、ごめんな。無理させて。ちょっと余裕なさすぎたなあ。って反省してる。」
「そんな・・・・。うれしかったよ。」

そう。いつもより激しい大ちゃんに煽られて、いつもより乱れてしまったのはおれ自身、なのだから。
大ちゃんの心が、イライラしてたり、余裕がないときに、そうやって感情をぶつけてきてくれるのが、うれしい。

絶対に、怒ってる、とか、イライラしてる。とか。
そんな感情を直接ぶつけてくることは大ちゃん。

仕事で気配りして、家でもおれに優しく接してくれて。
人間、24時間マイナス感情がゼロ、なんてありえないから。

自分の中に溜め込んだマイナス感情が、そういうこと。が激しくなることで、昇華できているならば・・・・。
大ちゃんの側にずっといる意味もあるってことで。


「起きれる?まお?」
「ん・・。ちょっとだるいけど、大丈夫。」

大丈夫、と言ったのに、背中を支えて起こしてくれる。
頭を手櫛で、すいてくれ、寝巻きの乱れを整えてくれて。

大ちゃんに手を引かれて、ダイニングまで来れば。

テーブルの上には香り高いコーヒーと、フランスパンにアボガドと生ハムのオープンサンド。
イスを引いて、すとん。と座らせてくれる。

「今日は、寒いから、これでも掛けとき?」

とブランケットごとふんわりと背中から抱きしめられる。

「おはよ。まお。」
「・・・おはよ・・・。」

ちゅ。とそのまま頬にキスをくれる大ちゃん。

「ありがと。愛してるよ。まお。」

耳元で優しくささやかれ、何に対しての感謝なのかが、昨日ちょっぴり無理をしすぎた腰の痛みが甘くツキンと教えてくれる。

「・・・ううん。元気になった?大ちゃん。」
「ああ。また、今日から頑張れる。」

「じゃあ。もう一回キスして?」
「いくらでも。まおが望むままに・・・。」

ちゅ。ちゅ。ちゅ。と額に、まぶたに、くちびるに。
ひんやりした空気と、大ちゃんのあたたかいくちびるが気持ちいい。

こんな、秋の朝。

香り高いコーヒーの香りで自然に目が覚めて。
誰よりも愛する人の作ってくれたモーニングを二人で食べる幸せ。



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おはようございますっ!!!!

腕、元気になりましたああ。

でも、以前途中まで書いていたものをUPしておきます。
無理は、禁物。

なので、ちょこっと時間軸が過去に遡りますがWW

ああん。幸せな朝だ~~~。

さあ。早いもので??もう、あと二日ですね。週末まで。

今日は、関西は寒いですが、大マオさんでほっこりして、がんばりましょうラブラブ