それから、数日後。
祠堂は学園祭の準備に入り、活気付いていた。
熱をだして、数日僕の休んでいる間に、どんどん話はすすんでしまっていて。
正直、何をすればいいのかわからない状態。
何日も保健室を占領するわけにはいかないから、先生が往診する。みたいな形をとって、部屋に毎日訪ねにきてくれていた。
ま。二人きり、の部屋で何も起こらないはずはなく、元気になるにつれて、キスもそれ以上もしたくなってしまって、今は大ちゃんのほうが風邪ぎみ。になちゃったんだけどね。
いつもの放課後の保健室デート。
「まおのクラスって、学園祭何するの?」
「・・・・あ。うん。喫茶店。」
「王道だなあ。これぞ、学園祭っ!!って感じだな。まお、不器用そうだけど、大丈夫かあ?」
「不器用じゃないよお。これでも、母さんのごはん作るのとか、手伝ってたんだからね。」
「まおのルックスなら、ウエイターのほうが向いてるか?でも、お前人見知りするからなあ。校外生の女子のファンがついても心配だし。」
「それを言うなら、大ちゃんでしょう。あんま、うろうろしないで、保健室でおとなしくしててね。知らない子から、ラブレターとかもらったりしないでね。」
うちのクラスのメイド喫茶。
やっぱりいくら大ちゃんでも、女の子がメイドの格好してるの見たら、鼻の下、伸ばしちゃうよね・・・。
それに、ただでさえ、祠堂の女子にきゃいきゃい言われてるのに、もっとファンがつくなんて、耐えられないよ・・・。
きゅ。と胸のペアリングを握り締める。
大丈夫。
僕と大ちゃんは、離れていても、みんなにナイショでも、ちゃんとつきあってるし、婚約だってしてるんだから。
祠堂は学園祭の準備に入り、活気付いていた。
熱をだして、数日僕の休んでいる間に、どんどん話はすすんでしまっていて。
正直、何をすればいいのかわからない状態。
何日も保健室を占領するわけにはいかないから、先生が往診する。みたいな形をとって、部屋に毎日訪ねにきてくれていた。
ま。二人きり、の部屋で何も起こらないはずはなく、元気になるにつれて、キスもそれ以上もしたくなってしまって、今は大ちゃんのほうが風邪ぎみ。になちゃったんだけどね。
いつもの放課後の保健室デート。
「まおのクラスって、学園祭何するの?」
「・・・・あ。うん。喫茶店。」
「王道だなあ。これぞ、学園祭っ!!って感じだな。まお、不器用そうだけど、大丈夫かあ?」
「不器用じゃないよお。これでも、母さんのごはん作るのとか、手伝ってたんだからね。」
「まおのルックスなら、ウエイターのほうが向いてるか?でも、お前人見知りするからなあ。校外生の女子のファンがついても心配だし。」
「それを言うなら、大ちゃんでしょう。あんま、うろうろしないで、保健室でおとなしくしててね。知らない子から、ラブレターとかもらったりしないでね。」
うちのクラスのメイド喫茶。
やっぱりいくら大ちゃんでも、女の子がメイドの格好してるの見たら、鼻の下、伸ばしちゃうよね・・・。
それに、ただでさえ、祠堂の女子にきゃいきゃい言われてるのに、もっとファンがつくなんて、耐えられないよ・・・。
きゅ。と胸のペアリングを握り締める。
大丈夫。
僕と大ちゃんは、離れていても、みんなにナイショでも、ちゃんとつきあってるし、婚約だってしてるんだから。