まおが、沖縄へ明日から出発する。
ふんふん。と上機嫌な様子。
いつも、そう。置いていかれる俺は孤独感を募らせるのに。
まお自身は、新しい仕事、に胸わくわくって感じで、準備している後ろ姿に胸がきゅんとする。
「まお。忘れ物。」
「・・え?なあに??」
後ろから俺のサングラスをかける。
ずり、と半分ずり落としながら振り向くまお。
「これ、大ちゃんのでしょお??間違ってるよお。」
「いいの。わざとだから。・・・お前の目、色気振りまくから、俺がガードする。」
「あははっ。振りまかないよお。そんなの。」
やっぱり、天然無自覚まおの返事。
このまえのベスアクのグアム、だって、出来上がったDVDを見て、それはそれはやきもきしたのだ。
マオトラだって、あんなに可愛いくポーズをとっているはずなのに、色気がダダモレで。
「それに、お前・・・・。」
最近のまおの艶やかさはまた半端ない。
一緒の仕事が多くて、自然に過ごす時間が増えたからか。
一緒にいる時間が増えると、必然的に会話をしたり、肌を触れあわす時間も増えて。
お互いに忙しくしているときに、久しぶりに会うことになってしまったときは、うっすらひげでも生えてるんじゃないか??ってぐらい、男っぽくなっているのに、一緒に過ごす時間が増えるにつれて、乙女のかわいらしさと、したたるような色香、をかもし出すまお。
ま、俺が夜な夜な乱れさせているせい。という自覚はあるんだけれども。
「南国はやばい、からな・・・。」
「やばい。ってナニがだよお。」
何って・・・。その色香で、しかも南国、だろ??
気分も開放的。露出度高め、の撮影になるんじゃないのか??
浮気、は心配してないけど、視線でおかされる心配をするよ。
「いいから。撮影以外は第二ボタン開けるの禁止で、そのサングラス着用のこと。いいな??」
「またまた、そんな心配して。・・・でも、うれしいよ。」
ふあん。と見上げてキスをくれるまお。
「早く帰ってこいな。」
「うん。撮影終ったら、まっすぐにこの家に帰ってくる。」
「毎日、声聞かせろよな。」
「うん。朝も、昼も、夜も、可能な限りメールも電話もする・・・。」
「まおのことずっと思ってるから・・・・。」
「うん。おれも。沖縄の海と空見ながら、この海と空がつながってるんだなあ。って思おうからね。」
やっぱり送り出すのはさみしいけれど。
新しい仕事が来るたびに、「楽しみだけど、緊張するよお。」って甘えていた頃から比べると、驚くほどしっかりしたまお。
この色香ダダモレな時期に南国ロケ、ってのが気にはなるけれど。
「頑張ってこいな。」
「うん。大ちゃんに恥じないように、頑張る。」
自分の足でしっかりと歩み、俺と対等になりたい、と日々努力しているまおを知っているから。
ぎゅっと抱きしめあって、キスをして。
今日は、お互い満足するまで抱き合って。
-------明日は、笑顔で送り出そう。
ふんふん。と上機嫌な様子。
いつも、そう。置いていかれる俺は孤独感を募らせるのに。
まお自身は、新しい仕事、に胸わくわくって感じで、準備している後ろ姿に胸がきゅんとする。
「まお。忘れ物。」
「・・え?なあに??」
後ろから俺のサングラスをかける。
ずり、と半分ずり落としながら振り向くまお。
「これ、大ちゃんのでしょお??間違ってるよお。」
「いいの。わざとだから。・・・お前の目、色気振りまくから、俺がガードする。」
「あははっ。振りまかないよお。そんなの。」
やっぱり、天然無自覚まおの返事。
このまえのベスアクのグアム、だって、出来上がったDVDを見て、それはそれはやきもきしたのだ。
マオトラだって、あんなに可愛いくポーズをとっているはずなのに、色気がダダモレで。
「それに、お前・・・・。」
最近のまおの艶やかさはまた半端ない。
一緒の仕事が多くて、自然に過ごす時間が増えたからか。
一緒にいる時間が増えると、必然的に会話をしたり、肌を触れあわす時間も増えて。
お互いに忙しくしているときに、久しぶりに会うことになってしまったときは、うっすらひげでも生えてるんじゃないか??ってぐらい、男っぽくなっているのに、一緒に過ごす時間が増えるにつれて、乙女のかわいらしさと、したたるような色香、をかもし出すまお。
ま、俺が夜な夜な乱れさせているせい。という自覚はあるんだけれども。
「南国はやばい、からな・・・。」
「やばい。ってナニがだよお。」
何って・・・。その色香で、しかも南国、だろ??
気分も開放的。露出度高め、の撮影になるんじゃないのか??
浮気、は心配してないけど、視線でおかされる心配をするよ。
「いいから。撮影以外は第二ボタン開けるの禁止で、そのサングラス着用のこと。いいな??」
「またまた、そんな心配して。・・・でも、うれしいよ。」
ふあん。と見上げてキスをくれるまお。
「早く帰ってこいな。」
「うん。撮影終ったら、まっすぐにこの家に帰ってくる。」
「毎日、声聞かせろよな。」
「うん。朝も、昼も、夜も、可能な限りメールも電話もする・・・。」
「まおのことずっと思ってるから・・・・。」
「うん。おれも。沖縄の海と空見ながら、この海と空がつながってるんだなあ。って思おうからね。」
やっぱり送り出すのはさみしいけれど。
新しい仕事が来るたびに、「楽しみだけど、緊張するよお。」って甘えていた頃から比べると、驚くほどしっかりしたまお。
この色香ダダモレな時期に南国ロケ、ってのが気にはなるけれど。
「頑張ってこいな。」
「うん。大ちゃんに恥じないように、頑張る。」
自分の足でしっかりと歩み、俺と対等になりたい、と日々努力しているまおを知っているから。
ぎゅっと抱きしめあって、キスをして。
今日は、お互い満足するまで抱き合って。
-------明日は、笑顔で送り出そう。