無意識の意識。

今日は、オフ。

ゴルフに行って、英会話の勉強をして、スタバで一休み。
ダイチャンのいない休みの、定番の過ごし方。

さて。まだ時間あるなあ。

なんて、ふらっと寄り道の、お気に入りのセレクトショップ。
そろそろ、秋物の新作発表だよなあ。
なんか、いいのあるかな？？

軽い気持ちで、ショップを覗く。

「あ。このデザイン、かわいい。ダイチャンに似合いそう。」
「・・・あ。これも、カッコイイ。あのストールとあいそう。」
「・・・あ。この前、靴下が片方なくなった。って言ってたっけ・・・・。」

気がつけば、腕には山盛りの服を持っていて。

「・・・ちょっと、買いすぎかなあ。」

と思いながら、レジにもっていく。

「ＬＬサイズで、間違いないですね？？・・・これも、ＬＬサイズで・・・。」

ヒトツ、ヒトツ確認してくれる店員さん。
「はい。大丈夫です。」

とか、ヒトツ、ヒトツ答えながら・・・・・。
あ。おれ、自分の服、一枚も買ってない・・・・・。

店員さん、おれが、ゆったりしたのが好きなのかなあ？とか思って、いちいち確認してくれてるのかな。
どう考えたって、おれ、Ｌサイズ、だよなあ。

や。なんか恥ずかしい・・・・。
無意識に、全部ＬＬサイズを買ってしまったことに、自分のダイチャンへの無意識の意識。
を自覚して、急に気恥ずかしくなる。

「ほんと、どれだけ惚れてるんだよ・・・・。」

ぱんぱんになった包みを抱えて、大ちゃんの家に向かう帰り道。
でも、そんな自分が、ちょっぴり、かわいい。


ふふふ。
にまにましてしまう口元を、大きな包みで隠した。