頭を拭いてもらってから、俺もまおの頭を拭いてやって、頭にタオルを巻いたまま、キスを重ねる。
かわいい、俺のゆきうさぎちゃん。
うさぎって、さみしくかったら、死んじゃうっていうよなあ・・・・。
本当は、縄張り作る動物だから、群れるのが好きじゃないらしいけど・・・・。
うさぎがそんなふうに言われるのは、きっと、こんなに可愛い外見をしているせい。
ぷるぷる震えられたりしたら、そりゃあ、「ああっ!!もうっ!!」って抱きしめたくなるわな。
まおのあたたかくて、やさしい唇に癒されて。
9日間、電話口の固い感触にキスしていた寂しさを、埋めてゆく。
ほかほかだったまおのカラダが、少し冷たい感触に変わり、はだかのまま抱き合っていたことに気がつく。
「どうせ、まだし足りないでしょ??」
なんて、うふふ。とまおが笑いながら、全裸のまま、俺の腕をひいてベッドに誘われる。
「いいよ・・・・。9日分のキス、あげる・・・・。」
自分から、ベッドに横たわり、俺の背中に妖しく腕を絡ませてくる。
ああ・・・・。まおが、妖艶に変化する瞬間・・・・・・。
そして、わかっていても、吸い込まれるように溺れる俺・・・・・・。
「一日目の分・・・・・・。」
「二日目の分・・・・・・。」
睫毛を伏せて、うっとりとした表情でキスを与えてくれるまお。
時には、舌先をからめて、もっと・・・・。だいちゃんもきて・・・・。とおねだりしてくる。
ちゅ。くちゅ。ちゅ。
生で聞く、キスの音・・・・。
その音に煽られて、ご褒美キスのはずだったのに、俺がのめりこんでしまって、深く深くまおを追い求めてしまう。
それを楽しむように、返事してくれたり、逃げていったりして戯れているまおの舌先。
激しくなるキスに、いつも抱いていたまおの枕が、ポソン。と床に落ちる。
はらり。と舞う一枚の写真・・・・・・・。
「んん・・・・・。なんか、落ちた・・・・・・・??」
-----------あ。しまった・・・・・・。
あの素晴らしい夜。濃厚な愛しあった時間のなかにいるまおが、あまりにも美しくて、つい撮ってしまった写真・・・・・・。
どうしよう・・・・。
ぐるぐる言い訳を考えている間に、まおが腕からするりと抜けて、床に落ちた写真を拾う。
ちらり。と見た瞬間に、バッと、写真を裏向けにふせるまお。
「大ちゃん・・・・・。なに・・・。これ・・・・・??」
あああ。静かに怒ってる??
「こんなことして、毎日楽しんでたの・・・・・??おれと、電話しながら、これ、眺めてたの・・・??」
どっちだ・・・??どっちにでれば、まおのご機嫌さんは治るだろう・・・??
「いや。だって・・・。あんまりにも、まおが綺麗だったから・・・・。」
「・・・本人の了解もなく??」
「・・・・・・はい。ごめんなさい・・・・・。」
ああ、もう。わからないっ。やっぱり素直に謝るに限る、だな!!
「もう、大ちゃんって、あんまりに、あんまりだよおお。」
一気に、ふあんって笑顔になって、とびつく勢いで抱きしめてくれるまお。
なんだか、分からないけれど、ひとまずピンチは切り抜けた・・・・??のかな・・・??
「おれ、愛されすぎちゃってるね。・・・でも、これは、恥ずかしいから、没収。
あ。もちろん、あとでデータも消去、ね。」
「お許し、でましたか・・・・??」
「9日間、写真のおれと浮気してたのは・・・・・許さないからね。どうしよっかなあ・・・・・??とりあえず、ご褒美キス、一日分、没収。」
「ふふっ・・・・。それって、罰になるの・・・・??」
やっぱり、まおはやさしい。
どちらにしたって、9日分の飢え、なんて今の感覚じゃあ、今夜中にはとりもどせそうになくて。
一日分、減ったところで朝まで抱きあうに違いないのに。
「承知しました・・・・。じゃあ、残りの、8日分・・・・・。あらためて・・・・・。」
「んん・・・・・・。あいしてるよ・・・・。だいちゃん・・・・・。」
「あいしてるよ。まお・・・・・。」
ちゅ。くちゅ。ちゅ。
再び、しっとりと奏でられる愛のハーモニー。
まおの体温と。まおの香りと。まおのあたたかいくちびると。まおと奏でるキスの音。
まお尽くしの幸せに、どっぷりつかって、この心地のよい居場所に身を沈めた。
かわいい、俺のゆきうさぎちゃん。
うさぎって、さみしくかったら、死んじゃうっていうよなあ・・・・。
本当は、縄張り作る動物だから、群れるのが好きじゃないらしいけど・・・・。
うさぎがそんなふうに言われるのは、きっと、こんなに可愛い外見をしているせい。
ぷるぷる震えられたりしたら、そりゃあ、「ああっ!!もうっ!!」って抱きしめたくなるわな。
まおのあたたかくて、やさしい唇に癒されて。
9日間、電話口の固い感触にキスしていた寂しさを、埋めてゆく。
ほかほかだったまおのカラダが、少し冷たい感触に変わり、はだかのまま抱き合っていたことに気がつく。
「どうせ、まだし足りないでしょ??」
なんて、うふふ。とまおが笑いながら、全裸のまま、俺の腕をひいてベッドに誘われる。
「いいよ・・・・。9日分のキス、あげる・・・・。」
自分から、ベッドに横たわり、俺の背中に妖しく腕を絡ませてくる。
ああ・・・・。まおが、妖艶に変化する瞬間・・・・・・。
そして、わかっていても、吸い込まれるように溺れる俺・・・・・・。
「一日目の分・・・・・・。」
「二日目の分・・・・・・。」
睫毛を伏せて、うっとりとした表情でキスを与えてくれるまお。
時には、舌先をからめて、もっと・・・・。だいちゃんもきて・・・・。とおねだりしてくる。
ちゅ。くちゅ。ちゅ。
生で聞く、キスの音・・・・。
その音に煽られて、ご褒美キスのはずだったのに、俺がのめりこんでしまって、深く深くまおを追い求めてしまう。
それを楽しむように、返事してくれたり、逃げていったりして戯れているまおの舌先。
激しくなるキスに、いつも抱いていたまおの枕が、ポソン。と床に落ちる。
はらり。と舞う一枚の写真・・・・・・・。
「んん・・・・・。なんか、落ちた・・・・・・・??」
-----------あ。しまった・・・・・・。
あの素晴らしい夜。濃厚な愛しあった時間のなかにいるまおが、あまりにも美しくて、つい撮ってしまった写真・・・・・・。
どうしよう・・・・。
ぐるぐる言い訳を考えている間に、まおが腕からするりと抜けて、床に落ちた写真を拾う。
ちらり。と見た瞬間に、バッと、写真を裏向けにふせるまお。
「大ちゃん・・・・・。なに・・・。これ・・・・・??」
あああ。静かに怒ってる??
「こんなことして、毎日楽しんでたの・・・・・??おれと、電話しながら、これ、眺めてたの・・・??」
どっちだ・・・??どっちにでれば、まおのご機嫌さんは治るだろう・・・??
「いや。だって・・・。あんまりにも、まおが綺麗だったから・・・・。」
「・・・本人の了解もなく??」
「・・・・・・はい。ごめんなさい・・・・・。」
ああ、もう。わからないっ。やっぱり素直に謝るに限る、だな!!
「もう、大ちゃんって、あんまりに、あんまりだよおお。」
一気に、ふあんって笑顔になって、とびつく勢いで抱きしめてくれるまお。
なんだか、分からないけれど、ひとまずピンチは切り抜けた・・・・??のかな・・・??
「おれ、愛されすぎちゃってるね。・・・でも、これは、恥ずかしいから、没収。
あ。もちろん、あとでデータも消去、ね。」
「お許し、でましたか・・・・??」
「9日間、写真のおれと浮気してたのは・・・・・許さないからね。どうしよっかなあ・・・・・??とりあえず、ご褒美キス、一日分、没収。」
「ふふっ・・・・。それって、罰になるの・・・・??」
やっぱり、まおはやさしい。
どちらにしたって、9日分の飢え、なんて今の感覚じゃあ、今夜中にはとりもどせそうになくて。
一日分、減ったところで朝まで抱きあうに違いないのに。
「承知しました・・・・。じゃあ、残りの、8日分・・・・・。あらためて・・・・・。」
「んん・・・・・・。あいしてるよ・・・・。だいちゃん・・・・・。」
「あいしてるよ。まお・・・・・。」
ちゅ。くちゅ。ちゅ。
再び、しっとりと奏でられる愛のハーモニー。
まおの体温と。まおの香りと。まおのあたたかいくちびると。まおと奏でるキスの音。
まお尽くしの幸せに、どっぷりつかって、この心地のよい居場所に身を沈めた。