「今日は、一日がすっごく長かったなあ・・・・・。」
満たされた気分で、一旦家に帰り、わずかながらの仮眠をとって、昼から2本のお仕事。
充実しすぎていて、満足感たっぷりのけだるさが、まぶたを重くひっぱる。
-----------家に着くと。
消してきたはずの電気がほわんとあたたかく迎えてくれて。
それだけでまおの存在感を感じて、心がふあんとまあるくなる。
カチャリ---------。
鍵のかかっていない、軽いドアの感覚。
俺の心の軽さを象徴するような軽さに、思わずドアにキスをする。
「よかったなああ。まおが帰ってきてくれて。お前も寂しかっただろ??」
人に見られてたら完璧に不審者だぞ。と思いながらも、そう同意を求めずにはいられない。
「ただいまあ~~~。」
<ただいま>を言える喜びをかみ締めながら、一歩を踏み入れたのに・・・・・。
あれ??いつものゴムマリちゃんが来ない・・・・??
不審に思いながら、そのままリビングまで足を踏み入れると・・・・・・。
きちんと正座して、まおが正面向いて座っている。
「大ちゃん。ここ、座って。」
「・・・・はい・・・・。」
なんだ?なんだ??なんなんだ~~!?
仕切りなおしのいちゃいちゃが待っていると思っていたのに、なんだかまおはご機嫌ななめ。
まおに命令されるがままに、まおの正面に俺も正座をして、座る。
「大ちゃんって、男が好きなひと??それとも女の子が好きなひと??」
・・・・さっぱり訳がわからない。唐突な質問。
どっちって言われても・・・・。人間好き、だけどなあ・・・・・。
男は仲間って感じ出し、女性は美しいって思うことだってそりゃああるし・・・・・。
でも、好きかどうかって言われたら・・・・・・。
「まおが、好き。」
「なにい??それ。答えになってないじゃんか。」
「だって・・・。好き。だろ??じゃあ、答えは、まお。以外思いつかないんだけど・・・・。」
「さっきさあ。シュタゲの記者会見見てたんだけどっ・・・・。大ちゃん、なんだか女の人に囲まれて、そわそわしてなかった??おれとばっかりいるから、久しぶりに女の子に囲まれて、うれしかったんでしょう~~!?」
----------あ。わかった。
まおが尊大にむくれている理由が。なあんだ。そんなことかあ。
「あのなあ・・・・。こんな美人、毎日眺めてて、どんな美人でも、今更トキメイたりしないよ。
でもまあ。やっぱり異性は異性、だからなあ。気の置けない男同士と違って、緊張ぐらいするさ・・・。」
「ほんとうに??」
「ほんとに、ほんと。」
「・・・・・っていうか、どれだけまおに溺れてるか、お前が一番よく知ってるだろうが・・・・・。」
「それとこれとは、ベツ。」
「いや・・・。ベツにしないで・・・。まおちゃん・・・・。」
「・・・なんてね。わかってても、やきもちやいちゃうんだもん。仕方ないじゃんか~~。」
尊大にむくれていたまおが、今度は、照れを隠すように、俺の腕を、バシ~~ン!!って叩く。
「いってえ。ひどいなあ。お前。勝手に疑いかけられて、後ろ暗いことなんにもないのに、叩かれるのかよお~~!!」
「・・・・だってえ。ダイチャンが、カッコよるぎるから、心配なんだもん・・・・・。」
「愛されてる自信、あるんじゃなかったのか??」
「あるよお。おかげさまで。・・・・でもねえ。ダイチャンがいくらおれのこと好きでも、周りがほおっておかないでしょう・・・??ちやほやされたら、悪い気はしないだろうし・・・・。」
凛、として美しい、と思っていたまおは、今度はびっくりするぐらいもじもじとした可愛さしさで。
この、ギャップに俺は翻弄されて、まおにもっと溺れていくんだよなあ・・・・・。
本当に、この天然子悪魔ちゃんは、自覚があるのか、ないんだか・・・・・・。
「もうっ。なんでお前はそんなにかわいいかなあ??」
「ええ~~。かわいくないよお。」
なんて、抱きしめて、いつものセリフ。
つまらないことで、やきもちをやいてくれるまお。
そんなとき、まおが自分から俺の腕の中にすりすりと擦り寄ってきてくれるようで、たまらない愛しさを覚える。
ふあんと、時には力強く、大きな愛で包みこんでくれるまおと。
急に、尊大にむくれたりして、いじらしい可愛さ発揮するまお。
毎日が新鮮で、いつまでたっても色あせない初恋をしているような気分になる。
「俺が、まお以外を見る日がくるのは・・・・・。うう~~ん。やっぱりどう考えても、ありえないな。」
「おれも~~。大ちゃん以外を見るなんて、ありえないっ!!」
なんだかわからないけれど、勝手にご機嫌を直したまおは、でろでろに甘い笑顔で、俺にすりすりと擦り寄ってきて。
なんだかんだ言って、やきもち、楽しんでるだけなんじゃん・・・・・。
でも、そんなまおがかわいいから。
時々こうやって、つまらないやきもちを妬いてもらおう。
クスクスと笑いながら、床を転げまわってじゃれあっって。
やっぱり二人でいるって、いいなあ・・・・。と幸せをかみ締めた。
満たされた気分で、一旦家に帰り、わずかながらの仮眠をとって、昼から2本のお仕事。
充実しすぎていて、満足感たっぷりのけだるさが、まぶたを重くひっぱる。
-----------家に着くと。
消してきたはずの電気がほわんとあたたかく迎えてくれて。
それだけでまおの存在感を感じて、心がふあんとまあるくなる。
カチャリ---------。
鍵のかかっていない、軽いドアの感覚。
俺の心の軽さを象徴するような軽さに、思わずドアにキスをする。
「よかったなああ。まおが帰ってきてくれて。お前も寂しかっただろ??」
人に見られてたら完璧に不審者だぞ。と思いながらも、そう同意を求めずにはいられない。
「ただいまあ~~~。」
<ただいま>を言える喜びをかみ締めながら、一歩を踏み入れたのに・・・・・。
あれ??いつものゴムマリちゃんが来ない・・・・??
不審に思いながら、そのままリビングまで足を踏み入れると・・・・・・。
きちんと正座して、まおが正面向いて座っている。
「大ちゃん。ここ、座って。」
「・・・・はい・・・・。」
なんだ?なんだ??なんなんだ~~!?
仕切りなおしのいちゃいちゃが待っていると思っていたのに、なんだかまおはご機嫌ななめ。
まおに命令されるがままに、まおの正面に俺も正座をして、座る。
「大ちゃんって、男が好きなひと??それとも女の子が好きなひと??」
・・・・さっぱり訳がわからない。唐突な質問。
どっちって言われても・・・・。人間好き、だけどなあ・・・・・。
男は仲間って感じ出し、女性は美しいって思うことだってそりゃああるし・・・・・。
でも、好きかどうかって言われたら・・・・・・。
「まおが、好き。」
「なにい??それ。答えになってないじゃんか。」
「だって・・・。好き。だろ??じゃあ、答えは、まお。以外思いつかないんだけど・・・・。」
「さっきさあ。シュタゲの記者会見見てたんだけどっ・・・・。大ちゃん、なんだか女の人に囲まれて、そわそわしてなかった??おれとばっかりいるから、久しぶりに女の子に囲まれて、うれしかったんでしょう~~!?」
----------あ。わかった。
まおが尊大にむくれている理由が。なあんだ。そんなことかあ。
「あのなあ・・・・。こんな美人、毎日眺めてて、どんな美人でも、今更トキメイたりしないよ。
でもまあ。やっぱり異性は異性、だからなあ。気の置けない男同士と違って、緊張ぐらいするさ・・・。」
「ほんとうに??」
「ほんとに、ほんと。」
「・・・・・っていうか、どれだけまおに溺れてるか、お前が一番よく知ってるだろうが・・・・・。」
「それとこれとは、ベツ。」
「いや・・・。ベツにしないで・・・。まおちゃん・・・・。」
「・・・なんてね。わかってても、やきもちやいちゃうんだもん。仕方ないじゃんか~~。」
尊大にむくれていたまおが、今度は、照れを隠すように、俺の腕を、バシ~~ン!!って叩く。
「いってえ。ひどいなあ。お前。勝手に疑いかけられて、後ろ暗いことなんにもないのに、叩かれるのかよお~~!!」
「・・・・だってえ。ダイチャンが、カッコよるぎるから、心配なんだもん・・・・・。」
「愛されてる自信、あるんじゃなかったのか??」
「あるよお。おかげさまで。・・・・でもねえ。ダイチャンがいくらおれのこと好きでも、周りがほおっておかないでしょう・・・??ちやほやされたら、悪い気はしないだろうし・・・・。」
凛、として美しい、と思っていたまおは、今度はびっくりするぐらいもじもじとした可愛さしさで。
この、ギャップに俺は翻弄されて、まおにもっと溺れていくんだよなあ・・・・・。
本当に、この天然子悪魔ちゃんは、自覚があるのか、ないんだか・・・・・・。
「もうっ。なんでお前はそんなにかわいいかなあ??」
「ええ~~。かわいくないよお。」
なんて、抱きしめて、いつものセリフ。
つまらないことで、やきもちをやいてくれるまお。
そんなとき、まおが自分から俺の腕の中にすりすりと擦り寄ってきてくれるようで、たまらない愛しさを覚える。
ふあんと、時には力強く、大きな愛で包みこんでくれるまおと。
急に、尊大にむくれたりして、いじらしい可愛さ発揮するまお。
毎日が新鮮で、いつまでたっても色あせない初恋をしているような気分になる。
「俺が、まお以外を見る日がくるのは・・・・・。うう~~ん。やっぱりどう考えても、ありえないな。」
「おれも~~。大ちゃん以外を見るなんて、ありえないっ!!」
なんだかわからないけれど、勝手にご機嫌を直したまおは、でろでろに甘い笑顔で、俺にすりすりと擦り寄ってきて。
なんだかんだ言って、やきもち、楽しんでるだけなんじゃん・・・・・。
でも、そんなまおがかわいいから。
時々こうやって、つまらないやきもちを妬いてもらおう。
クスクスと笑いながら、床を転げまわってじゃれあっって。
やっぱり二人でいるって、いいなあ・・・・。と幸せをかみ締めた。