抱きついて、一安心・・・・。と思ったのも、つかの間。
また、バリバリバリ・・・・・・。
激しい、雷の音。
「うわああああん。ごめんなさい~~~。もう、許してええ。」
「大丈夫だって。まお・・・・。」
びちゃびちゃのまま、またぎゅうううっと抱きしめてくれる大ちゃん。
「ほら。おまじないの、キス。」
抱きしめられたまま、ちゅっ。と、頬にキスをくれる大ちゃん。
半べそをかいてしまっているおれの涙に口接けるように。
無表情に強張ってしまっていた顔が、大ちゃんに触れられた場所から
ふあんと力が抜けていくのを感じる。
「ほら。まお。ひとまず家の中に入ろう??」
おれの力が緩んだ隙に、抱きしめていた腕をほどき、素早く腕を引っ張られ、家の中へ。
「だいちゃ・・・・。ずっと、ぎゅうううってしてて。ゴロゴロいわなくなるまで。」
「ふふっ・・・。いいよ。まお。がんばってくれたんだもんなあ。苦手な雷よりも、俺に会いたいって気持ちが勝ったってのが、凄くうれしい。」
ぎゅうううって、耳までふさがる位、しっかりと抱きしめられる。
ああ。なんてこの腕の中は安心するんだろう。
この腕の中にいれば、どんな雷だってきっと怖くない・・・・・。
バリバリバリ・・・・・。
雷が鳴るたびにぎゅうううって、大ちゃんにしがみついて。
大ちゃんが、ぎゅうううって抱きしめ返してくれて。
怖いけど・・・・。雷、好きかも。
なんて何度も何度も大ちゃんへの抱きつきと、抱きしめられを繰り返すうちに、そんな余裕さえでてきて。
ちょこっとだけ、身体を離して、大ちゃんの頬にちゅっ。っとキスをする。
「ふふ。大ちゃんのおまじない、効いてきたみたい。」
「それは、よかった。これで効くなら、いくらでもおまじないあげるよ。」
しっかりと抱きしめられたまま、ちゅ。ちゅ。と、耳元や、頬にキスをくれる大ちゃん。
ああん。くすぐったい・・・・。
バリバリバリ・・・・。ちゅ。ちゅ。ゴロゴロゴロ・・・。ちゅ。
雷と、大ちゃんのおまじないの音が、入り混じり、怖いのか、安心するのか、気持ちいいのか、だんだんとわからなくなってきて。
「大ちゃん・・・・。愛してる。」
そっと身体を離すと、とろけそうに優しい眼差しで、ずっとキスを繰り返してくれている大ちゃんの瞳をみつめて、ささやく。
長い間、そうやって見詰め合って。
雷の音が、遠くで聞こえるような気がしてくる。
「大ちゃん・・・。大好き・・・・。」
今度は、ふわん。と大ちゃんを抱きしめて。
胸に耳を押し付けていると、ドクドクドクと、大ちゃんの鼓動が聞こえる。
ドクドク。・・・・ゴロゴロ。トクトク。・・・ゴロゴロ。
大ちゃんの鼓動と、雷の音が混じりあい、心地のよいハーモニーを奏でているようで。
「大ちゃんがいれば、怖いものなんて、ないよ・・・・。」
そう、つぶやいてそっと目を閉じて、大ちゃんの唇にキスをした。
また、バリバリバリ・・・・・・。
激しい、雷の音。
「うわああああん。ごめんなさい~~~。もう、許してええ。」
「大丈夫だって。まお・・・・。」
びちゃびちゃのまま、またぎゅうううっと抱きしめてくれる大ちゃん。
「ほら。おまじないの、キス。」
抱きしめられたまま、ちゅっ。と、頬にキスをくれる大ちゃん。
半べそをかいてしまっているおれの涙に口接けるように。
無表情に強張ってしまっていた顔が、大ちゃんに触れられた場所から
ふあんと力が抜けていくのを感じる。
「ほら。まお。ひとまず家の中に入ろう??」
おれの力が緩んだ隙に、抱きしめていた腕をほどき、素早く腕を引っ張られ、家の中へ。
「だいちゃ・・・・。ずっと、ぎゅうううってしてて。ゴロゴロいわなくなるまで。」
「ふふっ・・・。いいよ。まお。がんばってくれたんだもんなあ。苦手な雷よりも、俺に会いたいって気持ちが勝ったってのが、凄くうれしい。」
ぎゅうううって、耳までふさがる位、しっかりと抱きしめられる。
ああ。なんてこの腕の中は安心するんだろう。
この腕の中にいれば、どんな雷だってきっと怖くない・・・・・。
バリバリバリ・・・・・。
雷が鳴るたびにぎゅうううって、大ちゃんにしがみついて。
大ちゃんが、ぎゅうううって抱きしめ返してくれて。
怖いけど・・・・。雷、好きかも。
なんて何度も何度も大ちゃんへの抱きつきと、抱きしめられを繰り返すうちに、そんな余裕さえでてきて。
ちょこっとだけ、身体を離して、大ちゃんの頬にちゅっ。っとキスをする。
「ふふ。大ちゃんのおまじない、効いてきたみたい。」
「それは、よかった。これで効くなら、いくらでもおまじないあげるよ。」
しっかりと抱きしめられたまま、ちゅ。ちゅ。と、耳元や、頬にキスをくれる大ちゃん。
ああん。くすぐったい・・・・。
バリバリバリ・・・・。ちゅ。ちゅ。ゴロゴロゴロ・・・。ちゅ。
雷と、大ちゃんのおまじないの音が、入り混じり、怖いのか、安心するのか、気持ちいいのか、だんだんとわからなくなってきて。
「大ちゃん・・・・。愛してる。」
そっと身体を離すと、とろけそうに優しい眼差しで、ずっとキスを繰り返してくれている大ちゃんの瞳をみつめて、ささやく。
長い間、そうやって見詰め合って。
雷の音が、遠くで聞こえるような気がしてくる。
「大ちゃん・・・。大好き・・・・。」
今度は、ふわん。と大ちゃんを抱きしめて。
胸に耳を押し付けていると、ドクドクドクと、大ちゃんの鼓動が聞こえる。
ドクドク。・・・・ゴロゴロ。トクトク。・・・ゴロゴロ。
大ちゃんの鼓動と、雷の音が混じりあい、心地のよいハーモニーを奏でているようで。
「大ちゃんがいれば、怖いものなんて、ないよ・・・・。」
そう、つぶやいてそっと目を閉じて、大ちゃんの唇にキスをした。