たばこを吸い始めたキッカケは---------------。
きっと、ほとんどの若者がそうであろう、「二十歳になったから、吸ってみよっか。」という軽い好奇心と、回りにいる学生と同じことをする、という安心感と、なんとなく口寂しさを紛らわす習慣と。
そんな、他愛もないものから始まったものだと・・・思う。
学生の頃は、だれも「タバコやめたほうがいいよ。」なんて言う奴はいなかったし、むしろ「一本どう?」とお互いに勧めあうような関係の仲間ばかりで。
さして、ストレスが溜まっているわけでもないのに、なんとなく・・・と、10本以上は吸っていたかもしれない。
「虹色の硝子」の撮影で、まおがタバコを吸っているスタッフを見るたびに「ダメですよ。たばこ。身体に悪いです。」と注意しているのを見て、「そうだよなあ。ましてや、俳優を仕事。とする人間が、喉痛めるようなことしたらだめだよなあ。」とは、思っていた。
でも、長年続いてしまった習慣はそう簡単に止めれるものではなくて。
吸い始めの頃とは違い、けじめ、というのか。
起きたら一本吸って身体をリセットし、食後に一服して落ち着き、寝る前にも吸わないと落ち着かない。
もちろん、イライラしたり、不安だったり。時間をもてあましたり。
そんな精神状態を落ち着かせるためにも、欠かせないもので。
なかなか、禁煙。には踏み切れないでいた。
------------そんな中。
美貌のディティールの撮影が始まり。
「夢の後先」のギイがたくみに片思いだった頃のシーンを撮る為の準備を待っていると、壁に巨大なくも。
まおが、「くも、苦手だよお。」と蜘蛛と俺を交互に見やりながら、助けを求めてくる。
ふふ。かわいい。
こうやって、撮影の合間に「渡辺大輔」と「浜尾京介」として、他愛もない会話をしていられる時間がとても癒されて。
たくみくんの撮影がなければ、こんなにふたりきりで過ごすこともなかったんだろうなあ。と思うと、心が満たされて。
虹色の硝子、の撮影の後、なんとなく気づき始めた恋心。
それでも、今はこうやってまおとふたりでベッドに座って会話できる。それだけで十分幸せだった。
----------------なのに。
「ねえ。蜘蛛、どうにかしてよ。ギイ。」
なんて、まおが言うものだから。
------------なんで、そこでギイ、なんだ??
その甘えた表情を見せるのが。
今まで、目立ちたがりだね。とか楽しい会話をしていたのに。
なんで、甘えて頼るところだけ・・・・・・ギイ??
俺では、ダメなのか?
さっきまで、俺がからかったら「かまれるとか、無理だし。」って苦笑いしてたのに。
俺は頼れる先輩、であってもそれ以上ではないってこと・・・・なのか??
ついついイラっとして、「うっわあ。お前、こんな時だけギイっていうの、ずるいわ。」って、本気で返してしまう。
ああ。今、俺はきっとさっきまでの優しい目をできていない。
さっきまでの、満ち足りた気分を、どこかに忘れてしまった・・・・・・。
そう。ギイとタクミ、だからこうやってベッドの上でも愛し合えるのに。
ギイに嫉妬して、どうすんだ?俺・・・・・・・。
自己嫌悪に陥って、また、たばこに手を出してしまう。
最近、よくない傾向だな・・・・・・。
まおの姿をみると、安心する。癒される。愛おしいと思う。
でも-----------。
それと同時に、触れてみたいと思う。撮影以外でも、キスしたい。ハグ以上にこの腕にまおを抱きたい。
そんな感情が、見え隠れして。
時々。自分がギイなのか、大輔なのかわからなくなってきて、まおを追い求めてしまう。
そんな時は、「ギイになりきってるから。」なんてごまかして、茶化してしまうのだけれど。
まおも-----------------。本当に、ずるい。
天然、なんだろうけれど、撮影でお互いにもたれあったとき、とか、後ろから抱きしめられた時。とか。に今までの固い表情から、一気にふわっと、安心しきったような柔らかい表情に変わる。
俺と触れ合うことが、幸せ。とでも言うかのように。
-------------わかってる。
まおはずっと「大ちゃんが相手役で本当によかった。ずっと優しい先輩で。緊張していても、励ましてくれて。」っていい続けている。
そう。俺といると安心するんだよな?まお。
人見知りのお前が、顔なじみの俺を見つけると、ほっと安堵の表情を見せるのを、今まで何度か見てきた。
そう。俺は、優しい先輩で。まおのことを、かまってやるいいお兄ちゃんで。
それ以上でも、それ以下でも、ない。
自分の立場をわきまえて、うかつな行動に出ないようにしないと。
今の、このまおの絶対的信頼、でさえも失うことになりかねないから・・・・・・・。
撮影中は、楽しいのに。
まおといられるのが、幸せなのに。
一人、暗い自宅に帰り、ほっと一息つくと・・・・・・。
そんな、ネガティブな思考にとらわれ、気がつくと、灰皿には山盛りのタバコ・・・・・・。
なんてことが、しょちゅうあった。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
朝らしくない、暗いスタートですみません・・・・・。
美貌の時の、「ギイじゃねーし。」と言ったときの、ダイチャンの瞳の色の変わりようが印象的だったので。
どこからが、本気のお付き合い、なのかはわかりませんが、ギイに嫉妬したのは確かだなあ。
と、思ったのでWW
きっと、ほとんどの若者がそうであろう、「二十歳になったから、吸ってみよっか。」という軽い好奇心と、回りにいる学生と同じことをする、という安心感と、なんとなく口寂しさを紛らわす習慣と。
そんな、他愛もないものから始まったものだと・・・思う。
学生の頃は、だれも「タバコやめたほうがいいよ。」なんて言う奴はいなかったし、むしろ「一本どう?」とお互いに勧めあうような関係の仲間ばかりで。
さして、ストレスが溜まっているわけでもないのに、なんとなく・・・と、10本以上は吸っていたかもしれない。
「虹色の硝子」の撮影で、まおがタバコを吸っているスタッフを見るたびに「ダメですよ。たばこ。身体に悪いです。」と注意しているのを見て、「そうだよなあ。ましてや、俳優を仕事。とする人間が、喉痛めるようなことしたらだめだよなあ。」とは、思っていた。
でも、長年続いてしまった習慣はそう簡単に止めれるものではなくて。
吸い始めの頃とは違い、けじめ、というのか。
起きたら一本吸って身体をリセットし、食後に一服して落ち着き、寝る前にも吸わないと落ち着かない。
もちろん、イライラしたり、不安だったり。時間をもてあましたり。
そんな精神状態を落ち着かせるためにも、欠かせないもので。
なかなか、禁煙。には踏み切れないでいた。
------------そんな中。
美貌のディティールの撮影が始まり。
「夢の後先」のギイがたくみに片思いだった頃のシーンを撮る為の準備を待っていると、壁に巨大なくも。
まおが、「くも、苦手だよお。」と蜘蛛と俺を交互に見やりながら、助けを求めてくる。
ふふ。かわいい。
こうやって、撮影の合間に「渡辺大輔」と「浜尾京介」として、他愛もない会話をしていられる時間がとても癒されて。
たくみくんの撮影がなければ、こんなにふたりきりで過ごすこともなかったんだろうなあ。と思うと、心が満たされて。
虹色の硝子、の撮影の後、なんとなく気づき始めた恋心。
それでも、今はこうやってまおとふたりでベッドに座って会話できる。それだけで十分幸せだった。
----------------なのに。
「ねえ。蜘蛛、どうにかしてよ。ギイ。」
なんて、まおが言うものだから。
------------なんで、そこでギイ、なんだ??
その甘えた表情を見せるのが。
今まで、目立ちたがりだね。とか楽しい会話をしていたのに。
なんで、甘えて頼るところだけ・・・・・・ギイ??
俺では、ダメなのか?
さっきまで、俺がからかったら「かまれるとか、無理だし。」って苦笑いしてたのに。
俺は頼れる先輩、であってもそれ以上ではないってこと・・・・なのか??
ついついイラっとして、「うっわあ。お前、こんな時だけギイっていうの、ずるいわ。」って、本気で返してしまう。
ああ。今、俺はきっとさっきまでの優しい目をできていない。
さっきまでの、満ち足りた気分を、どこかに忘れてしまった・・・・・・。
そう。ギイとタクミ、だからこうやってベッドの上でも愛し合えるのに。
ギイに嫉妬して、どうすんだ?俺・・・・・・・。
自己嫌悪に陥って、また、たばこに手を出してしまう。
最近、よくない傾向だな・・・・・・。
まおの姿をみると、安心する。癒される。愛おしいと思う。
でも-----------。
それと同時に、触れてみたいと思う。撮影以外でも、キスしたい。ハグ以上にこの腕にまおを抱きたい。
そんな感情が、見え隠れして。
時々。自分がギイなのか、大輔なのかわからなくなってきて、まおを追い求めてしまう。
そんな時は、「ギイになりきってるから。」なんてごまかして、茶化してしまうのだけれど。
まおも-----------------。本当に、ずるい。
天然、なんだろうけれど、撮影でお互いにもたれあったとき、とか、後ろから抱きしめられた時。とか。に今までの固い表情から、一気にふわっと、安心しきったような柔らかい表情に変わる。
俺と触れ合うことが、幸せ。とでも言うかのように。
-------------わかってる。
まおはずっと「大ちゃんが相手役で本当によかった。ずっと優しい先輩で。緊張していても、励ましてくれて。」っていい続けている。
そう。俺といると安心するんだよな?まお。
人見知りのお前が、顔なじみの俺を見つけると、ほっと安堵の表情を見せるのを、今まで何度か見てきた。
そう。俺は、優しい先輩で。まおのことを、かまってやるいいお兄ちゃんで。
それ以上でも、それ以下でも、ない。
自分の立場をわきまえて、うかつな行動に出ないようにしないと。
今の、このまおの絶対的信頼、でさえも失うことになりかねないから・・・・・・・。
撮影中は、楽しいのに。
まおといられるのが、幸せなのに。
一人、暗い自宅に帰り、ほっと一息つくと・・・・・・。
そんな、ネガティブな思考にとらわれ、気がつくと、灰皿には山盛りのタバコ・・・・・・。
なんてことが、しょちゅうあった。
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朝らしくない、暗いスタートですみません・・・・・。
美貌の時の、「ギイじゃねーし。」と言ったときの、ダイチャンの瞳の色の変わりようが印象的だったので。
どこからが、本気のお付き合い、なのかはわかりませんが、ギイに嫉妬したのは確かだなあ。
と、思ったのでWW