自宅から徒歩5分ってところのスーパーに、二人で夕食の材料を買いにでかけて。
ドアから出た途端。
----------------バシャバシャバシャ・・・・・・・。
まるでバケツをひっくり返したかのような、雨。
「・・・うっわあ。マジ??出る時、晴れてたのに・・・・・・。」
「・・・・まさに、夕立、だね??」
西の空は、青空で、俺達の上空だけ、どんよりとした灰色の雲。
お天気は西からって言うから、もう少し待ってれば、小降りになるかなあ・・・・??
「どうする・・・?まお。」
「・・・・夏だし。・・・・走っちゃおっ!!!!」
俺の腕を、がしっとつかみ、おもむろに走りだすまお。
大粒の雨が、みるみるうちに、洋服に水玉模様をつくる。
髪の毛の中まで入る込んで来る水滴が、顔にぽたぽたと垂れてくる。
「うわっ・・・・。まお。大胆っ!!」
「・・・いいじゃん。きもちいい、でしょ??」
雨で、しっかり開けられない目で、目をしばしばさせながら、にっこり笑うまお。
少し走ったところで、信号待ち。
相変わらずの、土砂降りの雨。
まっすぐ向いてられず、道路に視線を落とす。
------------バチン。バチン。
激しい音をさせて、大きな輪っかを作り、はね散る大粒の雨粒。
そんな雨粒たちの奏でる音と、模様をを見ているうちに、だんだんと楽しくなってくる。
夏だけが奏でるリズム・・・・・・。
一度ずぶぬれになってしまうと、流れ落ちる雨さえも気もちよくて。
----------うん。ずぶぬれも、悪くない。
「もう一走り、するかっ!!」
信号が変わると、今度は、俺がまおの腕をとって、走り出す。
雨で髪の毛が張り付いたまおの嬉しそうな笑顔。
雨の中でも、そこだけがキラキラと輝いているみたいだ。
全身から、水滴をしたたらせながら、自宅のマンションに着く。
「いやあ・・・・・。気持ちいいぐらいにずぶぬれだな。」
「ふふふっ・・・・・。ほんと、きもちよかったあ!!」
雨さえも、楽しめるまお。
俺一人だったら、きっと「サイアク・・・・。」と腐っていたところだった。
二人でいることで、嫌なことも、楽しみに変えてゆける。
「・・・・まお。タオル取ってくるから、ちょっと待ってて。」
上着を脱ぎ、玄関の外で絞って、部屋の中にはいる。
玄関で、全部脱いで、ボタボタ垂れる水滴をすくいながら、あわてて洗面所までダッシュする。
部屋着を簡単に羽織って、バスタオルを持って、玄関を開けると・・・・・・。
上半身裸で、上着を絞っている、まお。
「おまっ・・・!!何やってるんだよ!!」
「・・・え?びちゃびちゃだから、絞ってる・・・・・。」
「・・・じゃなくて、上っ!!」
あわててバスタオルをまおの上半身にかける。
「誰かに見られたら、どうするんだよっ!!」
「・・・誰も、みないよお。・・・別に見られても、減るもんじゃないし。」
「・・・・減るからっ!!」
本当に、俺のコイビトは天然で、自分の色気を自覚していないところが、怖い。
舞台とかの袖裏で、平気で上半身裸になったりしてないだろうなあ・・・・??
なんて、心配してしまうけれど、あまり言うと、「おれ、男だよ?」「大ちゃんじゃあるまいし、大丈夫だよお。」なんて、返されてしまう。
みんながみんな、逞しい身体だけに惚れるわけではないのだ。
まおのように、無駄な贅肉ヒトツナイ、しなやかで、上質の陶器のような透明感のある素肌に、つい見とれてしまっている奴を、何人も、知っている。
でも。たしかにまおは男なわけで。
あまり過保護にしるぎるのも、女の子扱いしているようで、気が引ける。
ひとまず、まおを玄関に引っ張りいれ、バスタオルで、ゴシゴシ拭く。
「まお・・・?まおの全て、俺だけにみせて??他の奴の前で、そんな簡単に素肌を見せるなよ・・・・・。」
「・・・・ふふふっ。大ちゃん、妬いてるの??」
「・・・・悪いか。」
「ううん。悪くない。・・・・・うれしい。」
トン、と俺の肩口に頭をあずけるまおの重みに安心する。
「でもねえ。大ちゃん。いつも、言ってるけど、おれが他の誰かとどうこうなるなんて、ありえないから。」
「・・・・・うん。わかってるよ。でも、まおのことを見られるだけでも、嫌なんだ。」
「ふふっ・・・・。わがまま。でも、うれしい。・・・そうだよね・・・・。俺も、大ちゃんのこと独り占めしたいもん。」
そっと背中に回される腕。
「おれだけの、大ちゃん・・・・・。」
ぎゅっと、力のこもる腕。
まおに抱きしめられて、肩にまおの重みを感じて・・・・・。
だんだんと穏やかになっていくざわついた、心。
「俺だけの、まお・・・・・。」
バスタオルが、ぱさりと床に落ちる。
あたたかい、まおの体温。
きらめく、光・・・・・・???
いつの間にかすっかり雨は止んで、セミの鳴き声がし始めていた・・・・・・。
突然の雨が、また二人の絆を強くした。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
お仕事終わったら、すんごい雨で。
今日はたまたま夫が休んで子供を遊びに連れて行ってくれていたので、自転車で出勤したら、夕立にあってしまいましたWW
久しぶりに、ずぶぬれになったけど、気持ちよかった。
案の定、着替えた頃には雨も止んでいましたけどねWW
22歳。まだまだ雨も楽しい年頃かなあ??と思って、大マオさん書いてみましたWW
ドアから出た途端。
----------------バシャバシャバシャ・・・・・・・。
まるでバケツをひっくり返したかのような、雨。
「・・・うっわあ。マジ??出る時、晴れてたのに・・・・・・。」
「・・・・まさに、夕立、だね??」
西の空は、青空で、俺達の上空だけ、どんよりとした灰色の雲。
お天気は西からって言うから、もう少し待ってれば、小降りになるかなあ・・・・??
「どうする・・・?まお。」
「・・・・夏だし。・・・・走っちゃおっ!!!!」
俺の腕を、がしっとつかみ、おもむろに走りだすまお。
大粒の雨が、みるみるうちに、洋服に水玉模様をつくる。
髪の毛の中まで入る込んで来る水滴が、顔にぽたぽたと垂れてくる。
「うわっ・・・・。まお。大胆っ!!」
「・・・いいじゃん。きもちいい、でしょ??」
雨で、しっかり開けられない目で、目をしばしばさせながら、にっこり笑うまお。
少し走ったところで、信号待ち。
相変わらずの、土砂降りの雨。
まっすぐ向いてられず、道路に視線を落とす。
------------バチン。バチン。
激しい音をさせて、大きな輪っかを作り、はね散る大粒の雨粒。
そんな雨粒たちの奏でる音と、模様をを見ているうちに、だんだんと楽しくなってくる。
夏だけが奏でるリズム・・・・・・。
一度ずぶぬれになってしまうと、流れ落ちる雨さえも気もちよくて。
----------うん。ずぶぬれも、悪くない。
「もう一走り、するかっ!!」
信号が変わると、今度は、俺がまおの腕をとって、走り出す。
雨で髪の毛が張り付いたまおの嬉しそうな笑顔。
雨の中でも、そこだけがキラキラと輝いているみたいだ。
全身から、水滴をしたたらせながら、自宅のマンションに着く。
「いやあ・・・・・。気持ちいいぐらいにずぶぬれだな。」
「ふふふっ・・・・・。ほんと、きもちよかったあ!!」
雨さえも、楽しめるまお。
俺一人だったら、きっと「サイアク・・・・。」と腐っていたところだった。
二人でいることで、嫌なことも、楽しみに変えてゆける。
「・・・・まお。タオル取ってくるから、ちょっと待ってて。」
上着を脱ぎ、玄関の外で絞って、部屋の中にはいる。
玄関で、全部脱いで、ボタボタ垂れる水滴をすくいながら、あわてて洗面所までダッシュする。
部屋着を簡単に羽織って、バスタオルを持って、玄関を開けると・・・・・・。
上半身裸で、上着を絞っている、まお。
「おまっ・・・!!何やってるんだよ!!」
「・・・え?びちゃびちゃだから、絞ってる・・・・・。」
「・・・じゃなくて、上っ!!」
あわててバスタオルをまおの上半身にかける。
「誰かに見られたら、どうするんだよっ!!」
「・・・誰も、みないよお。・・・別に見られても、減るもんじゃないし。」
「・・・・減るからっ!!」
本当に、俺のコイビトは天然で、自分の色気を自覚していないところが、怖い。
舞台とかの袖裏で、平気で上半身裸になったりしてないだろうなあ・・・・??
なんて、心配してしまうけれど、あまり言うと、「おれ、男だよ?」「大ちゃんじゃあるまいし、大丈夫だよお。」なんて、返されてしまう。
みんながみんな、逞しい身体だけに惚れるわけではないのだ。
まおのように、無駄な贅肉ヒトツナイ、しなやかで、上質の陶器のような透明感のある素肌に、つい見とれてしまっている奴を、何人も、知っている。
でも。たしかにまおは男なわけで。
あまり過保護にしるぎるのも、女の子扱いしているようで、気が引ける。
ひとまず、まおを玄関に引っ張りいれ、バスタオルで、ゴシゴシ拭く。
「まお・・・?まおの全て、俺だけにみせて??他の奴の前で、そんな簡単に素肌を見せるなよ・・・・・。」
「・・・・ふふふっ。大ちゃん、妬いてるの??」
「・・・・悪いか。」
「ううん。悪くない。・・・・・うれしい。」
トン、と俺の肩口に頭をあずけるまおの重みに安心する。
「でもねえ。大ちゃん。いつも、言ってるけど、おれが他の誰かとどうこうなるなんて、ありえないから。」
「・・・・・うん。わかってるよ。でも、まおのことを見られるだけでも、嫌なんだ。」
「ふふっ・・・・。わがまま。でも、うれしい。・・・そうだよね・・・・。俺も、大ちゃんのこと独り占めしたいもん。」
そっと背中に回される腕。
「おれだけの、大ちゃん・・・・・。」
ぎゅっと、力のこもる腕。
まおに抱きしめられて、肩にまおの重みを感じて・・・・・。
だんだんと穏やかになっていくざわついた、心。
「俺だけの、まお・・・・・。」
バスタオルが、ぱさりと床に落ちる。
あたたかい、まおの体温。
きらめく、光・・・・・・???
いつの間にかすっかり雨は止んで、セミの鳴き声がし始めていた・・・・・・。
突然の雨が、また二人の絆を強くした。
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お仕事終わったら、すんごい雨で。
今日はたまたま夫が休んで子供を遊びに連れて行ってくれていたので、自転車で出勤したら、夕立にあってしまいましたWW
久しぶりに、ずぶぬれになったけど、気持ちよかった。
案の定、着替えた頃には雨も止んでいましたけどねWW
22歳。まだまだ雨も楽しい年頃かなあ??と思って、大マオさん書いてみましたWW