-------------とある休日。
雑誌をぱらぱらとめくっていると、そこには「夏のスイーツ特集」がのっていた。
キラキラしたオレンジのジュレや、つややかな桃のムース。アールグレイのケーキ。定番のイチゴたっぷりのショートケーキ。濃厚な、ザッハトルテ。
ああっ!!どれも美味しそうだなあ。
見た目にも、とっても綺麗。まるで、プレゼントみたい。
おれだったら、これかなあ??・・・大ちゃんも、さっぱりしたのなら食べるかなあ??
なんて、考えているうちに・・・・・・。
----------そうだ!!
大ちゃんの誕生日までに、特訓して、ケーキをプレゼントしよう!!
我ながら、ナイスアイデア!!
ふふふ。
大ちゃんの帰りを、電気を消して待っていて、ケーキにろうそくともして、おかえりなさいと同時にクラッカーで、パン!!とかって、いかにも誕生日って感じしない??
んふふ~~。たのしみ~~。
まだ、作ったこともないくせに、すっかり出来上がった気になって、うきうきしてくる。
やっぱり、こんなキラキラしたのがいいかなあ??
あ。でも秋だから、もっとシックにブラウン系でまとめてみたりしたほうがいいのかなあ??
11月って、どんな果物があったっけ・・・・・??
---------31歳。
なんだか、急にオトナになった響き。
29歳と、30歳も全然違うけれど、30歳と31歳も全然違う気がする。
大ちゃん、昔、「男は30から。」って言ってたもんなあ。
その言葉通り、最近若手俳優って感じから、オトナの俳優って感じの仕事が増えてきた気がする。
まあ・・・・・。だんだんと違う仕事が増えてきて寂しくもあるんだけど。
9年後、大ちゃんの隣に自信をもって、しっかりと立てるように。
おれもがんばんなきゃ。
------------母が、休みの日。
「お母さん。ケーキの作り方、教えて??」
「・・・・どうしたの?急に。」
「ん??心境の変化、かな??」
「そのセリフ、前もどっかで聞いたわねえ。」
「・・・・あ。ゴルフのとき??」
「・・・・あ。そうそう!!キョウスケ、好きな子いるんでしょう~~??」
「・・・・あははっ。ばれてるよねえ。」
「だって、毎日しあわせそうで、毎日親の私が言うのもなんだけど、綺麗になってるんだもん。」
「相手は聞かないけど。言う気になったら、紹介してね??キョウスケ見てたら、絶対に素敵な恋をしてるんだろうなあ~~。って思うから。後悔しないように、精一杯、恋しなさい。」
「ん・・・・。ありがと・・・・。」
-----------まだ、親には言っていない。
自分の人生だから、自分が後悔しないように生きなさい。という、おれの両親は、過干渉はしてこなくて。
もう、一生一緒に生きていく。と決めたんだから、きちんと話をしないと・・・・。とは思っているんだけど、
こうやって、いつもタイミングを逃してしまう。
大ちゃんが、告白してくれた時、家族を悲しませるかもしれたいけど・・。って、すっごく悩んでくれていた。
きっと、この母さんなら、だいじょうぶ。兄も・・・・・。きっとわかってくれる。
でも、結婚という制度を利用できないおれ達にとって、どのタイミングで話をすればいいいのかわからなくて・・・・・・。
ふふふっと、嬉しそうに笑う母に感謝しながら、なんとなく複雑な気持ちになる。
うん。後悔は、していない。きっと、これから先も・・・・・。
でも、やっぱり、親としては孫の顔がみたい、とか思うんじゃないかなあ??なんて、。思ってしまって。
「キョウスケと、こうやってなんか作るの、久しぶりだねえ?だれかさん、そのコイビトに会うのにいそがしいみたいだから。お母さん、うれしいけど、さみしいな・・・・。」
「・・・あのね。お母さん。実は、このケーキ、そのコイビトに作ってあげようと思って・・・・。11月なんだけど、今から特訓しないとね。・・・だから、時々作るの付き合ってくれる?」
母と並んで、卵を割りながら、そう、告白する。
母は、手元をみたまま、微笑んで。
「そう・・・・。きっと、よろこぶわね。うんと上手になって、びっくりさせなきゃね。大丈夫よ。キョウスケがそれだけ好きな相手なんだもの。きっと、想いが伝わるわ。」
「・・・うん。ありがとう。お母さん。」
それから、母が休みのたびにケーキ作りにいそしむのだった・・・・・。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あり??私の頭には、ケーキ作りの練習をしているときに、大ちゃんが帰ってきてあわてふためくまお君の図。から始まったお話だったのですが。
まお君とのお母さんの話になっちゃいましたね。
母、きっと気がついています。そんな気が、します。
わかってて、まお君が言い出しにくいのもわかってて、見守りながら応援してくれている。
そんな、気がしませんか??もう、話してるかもしれないけどねえWW
結局、雨は夫の通勤時間の30分だけで。
プールはありました・・・・・。炎天下の当番は、ツライ。昼から、ずっと昼寝していました。
でも、久しぶりに、塾も休ませて、わが子が遊んでるのをみたなあ。最近、パパ任せだったから。
やっぱり、プールは楽しそうですね。子供達。
雑誌をぱらぱらとめくっていると、そこには「夏のスイーツ特集」がのっていた。
キラキラしたオレンジのジュレや、つややかな桃のムース。アールグレイのケーキ。定番のイチゴたっぷりのショートケーキ。濃厚な、ザッハトルテ。
ああっ!!どれも美味しそうだなあ。
見た目にも、とっても綺麗。まるで、プレゼントみたい。
おれだったら、これかなあ??・・・大ちゃんも、さっぱりしたのなら食べるかなあ??
なんて、考えているうちに・・・・・・。
----------そうだ!!
大ちゃんの誕生日までに、特訓して、ケーキをプレゼントしよう!!
我ながら、ナイスアイデア!!
ふふふ。
大ちゃんの帰りを、電気を消して待っていて、ケーキにろうそくともして、おかえりなさいと同時にクラッカーで、パン!!とかって、いかにも誕生日って感じしない??
んふふ~~。たのしみ~~。
まだ、作ったこともないくせに、すっかり出来上がった気になって、うきうきしてくる。
やっぱり、こんなキラキラしたのがいいかなあ??
あ。でも秋だから、もっとシックにブラウン系でまとめてみたりしたほうがいいのかなあ??
11月って、どんな果物があったっけ・・・・・??
---------31歳。
なんだか、急にオトナになった響き。
29歳と、30歳も全然違うけれど、30歳と31歳も全然違う気がする。
大ちゃん、昔、「男は30から。」って言ってたもんなあ。
その言葉通り、最近若手俳優って感じから、オトナの俳優って感じの仕事が増えてきた気がする。
まあ・・・・・。だんだんと違う仕事が増えてきて寂しくもあるんだけど。
9年後、大ちゃんの隣に自信をもって、しっかりと立てるように。
おれもがんばんなきゃ。
------------母が、休みの日。
「お母さん。ケーキの作り方、教えて??」
「・・・・どうしたの?急に。」
「ん??心境の変化、かな??」
「そのセリフ、前もどっかで聞いたわねえ。」
「・・・・あ。ゴルフのとき??」
「・・・・あ。そうそう!!キョウスケ、好きな子いるんでしょう~~??」
「・・・・あははっ。ばれてるよねえ。」
「だって、毎日しあわせそうで、毎日親の私が言うのもなんだけど、綺麗になってるんだもん。」
「相手は聞かないけど。言う気になったら、紹介してね??キョウスケ見てたら、絶対に素敵な恋をしてるんだろうなあ~~。って思うから。後悔しないように、精一杯、恋しなさい。」
「ん・・・・。ありがと・・・・。」
-----------まだ、親には言っていない。
自分の人生だから、自分が後悔しないように生きなさい。という、おれの両親は、過干渉はしてこなくて。
もう、一生一緒に生きていく。と決めたんだから、きちんと話をしないと・・・・。とは思っているんだけど、
こうやって、いつもタイミングを逃してしまう。
大ちゃんが、告白してくれた時、家族を悲しませるかもしれたいけど・・。って、すっごく悩んでくれていた。
きっと、この母さんなら、だいじょうぶ。兄も・・・・・。きっとわかってくれる。
でも、結婚という制度を利用できないおれ達にとって、どのタイミングで話をすればいいいのかわからなくて・・・・・・。
ふふふっと、嬉しそうに笑う母に感謝しながら、なんとなく複雑な気持ちになる。
うん。後悔は、していない。きっと、これから先も・・・・・。
でも、やっぱり、親としては孫の顔がみたい、とか思うんじゃないかなあ??なんて、。思ってしまって。
「キョウスケと、こうやってなんか作るの、久しぶりだねえ?だれかさん、そのコイビトに会うのにいそがしいみたいだから。お母さん、うれしいけど、さみしいな・・・・。」
「・・・あのね。お母さん。実は、このケーキ、そのコイビトに作ってあげようと思って・・・・。11月なんだけど、今から特訓しないとね。・・・だから、時々作るの付き合ってくれる?」
母と並んで、卵を割りながら、そう、告白する。
母は、手元をみたまま、微笑んで。
「そう・・・・。きっと、よろこぶわね。うんと上手になって、びっくりさせなきゃね。大丈夫よ。キョウスケがそれだけ好きな相手なんだもの。きっと、想いが伝わるわ。」
「・・・うん。ありがとう。お母さん。」
それから、母が休みのたびにケーキ作りにいそしむのだった・・・・・。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あり??私の頭には、ケーキ作りの練習をしているときに、大ちゃんが帰ってきてあわてふためくまお君の図。から始まったお話だったのですが。
まお君とのお母さんの話になっちゃいましたね。
母、きっと気がついています。そんな気が、します。
わかってて、まお君が言い出しにくいのもわかってて、見守りながら応援してくれている。
そんな、気がしませんか??もう、話してるかもしれないけどねえWW
結局、雨は夫の通勤時間の30分だけで。
プールはありました・・・・・。炎天下の当番は、ツライ。昼から、ずっと昼寝していました。
でも、久しぶりに、塾も休ませて、わが子が遊んでるのをみたなあ。最近、パパ任せだったから。
やっぱり、プールは楽しそうですね。子供達。