今日は、雨です。私は、プール当番でお仕事休み。
夫が、出勤時間になって、急に降り出した雨。仕方がないのでおくっていきました(いつもは自転車か、車)

昨日、11時半まで夜更かしをしてしまったので、今日は7時まで寝てしまいWW
昔は、オールナイトで遊んで、夜勤もしていたなんて、考えられないぐらい、早寝・早おきなワタシ。

朝のUPできませんでしたが。
雨の車に乗っていると、また大マオさんがやってきたので、昼休憩に詠めるかなあ?と思い、お話ヒトツ。

まおくん、目覚ましかけないと起きれないっていってたけど、今はどうなんだろうね??



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ピピピピピ-----------------。

目覚ましの音が鳴り響く。

「んん~~~。」

クーラーの効いた部屋で、大ちゃんのぬくもりを感じながら、ぴっとりとくっきながら、毛布にくるまっていたけれど、大ちゃんがもぞもぞと動いて、枕もとの目覚ましを止めてくれる。
大ちゃんが目覚ましを止めに、上半身をずらしてしまったため、おれの鼻先は、大ちゃんの脇腹のあたりにくる。
この前の旅行で持っていったバスローブ。夏は、羽織るだけでいいこともあり、あれから愛用している。
大ちゃんのバスローブ、ふかふかしてきもちいい・・・・・・。

そのまま、掌を滑らせば、なめらかな触感の素肌にたどりつく。

「んふふ~~。きもちいい。」

掌で、素肌を撫でながら、目の前にある素肌に口接ける。

「まお・・・・。起きないの?」
「ん~~。もうちょっと・・・・・。」

今日は、朝ごはんに何をつくろっかなあ~~??なんて、考えながらこうやっていちゃいちゃしている時間がとってもしあわせ。

冷蔵庫、何があったかなあ・・・・??
あ。そういえば、アーモンドトーストのペースト買ってたなあ・・・・・・。
じゃあ、トーストが甘いから、塩気のあるおかずで・・・・・。夏ばて気味だから、栄養ありそうなもので・・・・・。

よし!!チーズオムレツと、ベーコン焼いて、きゅうりとトマトのサラダでいっか。

大ちゃんの脇腹に、ちゅっ!!とキスをして、起き上がり際に唇にも、ちゅっとキスを落として、毛布からでて、部屋着に着替える。
エプロンの紐を、後ろできゅっと結んでも、キッチンに立ってフライパンを出し始めても・・・・・。
枕を抱きしめたまま、一向に毛布から出ようとしない大ちゃん。

今日は、おれはオフだけれど、ダイチャンは稽古があるはずなのに・・・・・・。
いつもなら、おれより早く、ベッドからでて用意をして、朝食が出来上がる頃には、さっぱり完璧な大ちゃんになっている。

枕を抱いたまま、上目遣いにこっちを見ている大ちゃん。

「なあ。まお~~。今日、雨、降ってるよ~~。」
「うん。そうみたいだね。」

ごろごろ・ごろごろ。
枕を抱きしめたまま、ベッドの上で、まったりしている大ちゃん。

「まお~~。雨、だねえ・・・・・。」
「うん?そうだけど・・・・・・・。」

「まお~~。雨のときって、外でるの、おっくうだよなあ~~。」
「うん。そうだね・・・・・。」

やっぱり、ごろごろ。ごろごろ。

おれは、朝食を作る手を止めて、ベッドに近づくと、思いっきり毛布をはがす。

「もうっ!!お仕事なんでしょ!?駅まで送っていってあげるから、ちゃんと起きて!!」
「・・・・やったあ!!」

さっきまでの、ごろごろムードはどこへやら。
ぱああっ!と急に明るい笑顔になって、飛び起きる大ちゃん。

自分から、颯爽と洗面所に行き、顔を洗っている。

「大ちゃんって・・・・・・。たんじゅんというか、わかりやすいというか・・・・・。」

おれが、駅に送っていってあげるよ。と言っただけで、あの変貌ぶり。
まあ、それだけ愛されてるってことなのかもしれないけど・・・・・。

「しょうがないなあ・・・・。」

なんて、独り言を言いながら、ゆるんでしまう口元。
なんだかんだ言って、結局はしあわせなのだ。

朝食がセッティングできるころには、ちゃんといつもの完璧な大ちゃんになっていて。


「まお。この前買った傘で、行こっ!!」
「あ。駅前のコンビニで、歯ブラシ買っておかなきゃ。」
「・・・・あ。そういえば、新しい店できてたから、覗いていかないか??」

なんて。
うきうき気分全開で、話しかけてくるだいちゃん。

「うん。そうだね。」
「うん。いいよ。」

なんて、相槌を打ちながら、そんな満面の笑みの大ちゃんを見詰めているのが楽しくて。
こんな大ちゃんを見れるなら、雨の日の送り迎えも悪くないなあ・・・・・・。なんて思ってしまう。


結局・・・・・・。
いろいろなリクエストに答えるために、雨のなかいつもより早く家をでて、大ちゃんのわがまま??に付き合うことになった。

「大ちゃん・・・・。雨の中、わざわざ寄り道しなくても・・・・・・。実は好きなんじゃないの?あめ。」
「まおと一緒の雨の日は、トクベツ。」

雨で暗い景色が、あっというまに青空になるような笑顔で、大ちゃんが笑って・・・・・。
傘の影で、ちゅっとほっぺにキスをくれた。

「もお~~~。大ちゃんったら。」

不意打ちのキスに、なんだか照れてしまって。
耳まで、かああっと熱くなるのを感じながら、

「じゃあ、いってらっしゃい。」

改札に消えていく大ちゃんの後姿を見送った。