二人で、バスに乗って、電車にのって。
二人で、電車に乗る、というシュチュエーション自体が、初めてで、なんだか照れてしまう。
おりしも、時間はラッシュアワー・・・・・。
満員電車の中、もちろん座席が空いているわけもなく、ドアにへばりつくようにして立っている僕を、ダイチャンが向かい合わせに壁に手をついて、押しつぶされないように守ってくれている。
やっぱり、こういうことが何気なくできてしまうのが、コンシェルジュとしての、素質、なのかなあ・・・・??
守られる、というのはなんだか恥ずかしいけれど、うれしい。
この人にとって、僕はトクベツなんだって気にさせて・・・・。
いつもの、通勤電車の中が、今日はなんだか一段と明るい。
いつもは、もう少し早く帰るからこんなに込んでいないけれど、ラッシュアワーにかかってしまったときは、げっそりしていたのに。
今日は、その込み具合でさえも、もっとくっついていいよ!!と、自信のない僕の背中を押してくれているようで、ダイチャンの腕をそっとつかんで、体重を支える。
・・・・揺れるからね!!つかまるののが、欲しいだけだからね!!
誰も聞いていない言い訳を、心の中で叫びながら。
電車が揺れるたびに、こんなに至近距離で感じたことのないダイチャンンの吐息を意識してしまう。
ガタン!!と電車が揺れるたびに、ダイチャンの髪の毛がが、僕の耳元を掠めてくすぐったい。
そのたびに、ドキン!と跳ね上がる心臓・・・・・。
恋をする、って電車にのるだけでも、こんなに忙しいものだったんだ・・・・・。
いつもと違う駅で、「降りるぞ。」と促される。
・・・・・なんだ、一駅しか違わないんだ。意外と近くに住んでたんだね。
これなら、自転車で会いに行ける範囲。
徒歩、5分ってところか・・・・・。
マンションの、5階。
・・・・・ん??買い物寄らなかったなあ??
「大ちゃん・・・・。買い物、はしなくてよかったの??」
「・・パスタぐらいなら、冷蔵庫になんか材料あるだろ。・・・買い物の時間、もったいないし。」
最後のセリフは、トーンを落としてちょっぴり照れて・・・る??
「まおが、くるってわかってたら、朝から掃除したのになあ~~。」
「・・・ふふっ。大丈夫だよ。男の一人暮らしに、期待なんかしてないから。」
といいながらも、内心は興味深々で・・・・・。かなり、ドキドキしながら、一歩を踏み込む。
なんか・・・・・。掃除しなきゃ、というより、すっきり片付いていて、むしろシンプルすぎるぐらい。
ダークな色調で、統一されたインテリアには、モノが散らかることもない代わりに、飾りもなくて。
------------唯一。
サイドボードに飾られた、フォトフレーム。
高原ホテルでの、一日目の顔合わせで撮った集合写真・・・・・。
「・・・・あ。見られちゃった・・・・・・な。」
「・・・・見ちゃった、のかな??」
「・・・・・そうだよ。おれは、一目ぼれだったんだから。この写真だけが、唯一、家に帰ってみれる、お前、だったんだからな。・・・・まだ、ちょっと緊張してるよな・・・。この頃。」
「・・・うん。そうだね。たった、3ヶ月前のことなのに、ね。」
二人で並んで写真を見つめる。
「・・・・本当に、夢にみたいだ。本物のまおが、この部屋にいるんだもんなあ・・・・。」
「僕だって・・・だよ・・・・・・。」
恋心に気がついて、諦めようと思った瞬間に両思いで・・・・・。
ちょっと、展開についていっていない感じ。
本当に、大ちゃん、のコイビトになっているんだろうか??
「お腹空いただろ??・・・メシ、作るから、ちょっと待ってて。」
右頬に、ちゅっと軽いフレンチ・キス。
ドキドキドキ・・・・・・・・。軽い、キスだけなのに、触れられた部分が熱くて。
ダイチャンが、キッチンに行ったのを確認して、右頬を押さえる。
「まお~~。そこ、座ってて?」
ダイニングのテーブルに促され、座って待っていると、硝子のカップに入ったルビーレッドの飲み物を持ってきてくれる。
「大ちゃん・・・・。これ、何??」
「ん?ローズヒップティー。綺麗な、色だろ??ビタミンCが豊富で、美肌にいいらしいけど・・・。
俺は、色と香りが好きで、時々飲んでる。
・・・・まお、コーヒー苦手だろ??」
「なんで・・・。知ってるの??」
「だって、みんなでお茶するとき、いっつもすっごい量の砂糖入れてたから。」
・・・・う。見られてたんだ・・・・。っていうか、見てたんだ・・・・。
自分が、一方的に見つめているだけだと思っていたのに・・・・。全然気がつかなかった・・・・。
一口、口に含むと、鼻に抜ける甘い香りと、独特の酸味。
一口目は、ちょっと癖が強いかな?と思ったけれど、だんだん慣れてくると、美味しくなってきて。
ふう~~ん。ハーブ・ティーかあ。僕も、今度ショップを覗いてみよう・・・。
などど、考えているうちに、ほかほか湯気の立つお皿を運んできてくれる大ちゃん。
「有り合わせで作ったから・・・・。味、保障できないけど。」
「・・・・・いえ。十分美味しそうです。」
あり合わせで作って、コレができあがるんだ・・・・・。
やっぱり、カッコイイなあ・・・・・。
カリカリのベーコンと、シメジのカルボナーラ。あえて、黄身を崩さずに、そのまんま真ん中につやつやと光って乗っけてある。
「いただきます。」
-----うん。美味しい。一人暮らしで、ちゃんとごはん作ってるんだね・・・・。
実家暮らしの僕も、見習わなくちゃ・・・・・。
「大ちゃん、すごいね・・・・。こんなのパパッと作れちゃうなんて。」
「コンソメとミルクと卵があれば誰でもできるよ。今度、一緒に作ろうか??」
「・・・・いいの?」
「だから、いいの?じゃなくて、俺が一緒に、したいの。まおってさあ~~。天然?そんな、キラキラオーラだしてて、なんでそんなに謙虚かなあ・・・??」
「そんなこと・・・・・。なんでも、完璧な大ちゃんに言われたくないよ・・・・。」
「・・・俺が、完璧??そんなことないよ。仕事上は、マイナス感情は表に出さないようにしてるだけ。
本当は、まおのことだって・・・・・。悟られないように、苦労してたんだから。」
ふふっ。うれしい。
そんなふうに、ずっと僕のこと、見てくれてたんだね。
「今日は、ゆっくりしていける??」
「・・・あ。家に連絡するの忘れてた・・・・・。ちょっと待ってね。」
ケータイで、ぱぱっとメール打って、完了!!
「うん。大丈夫。・・・でも、さすがに朝帰りはまずいかな・・・・・?」
--------大きく目を見開く大ちゃん。
あれ?なんかまずいこと、言った??
「・・・俺は、そこまでは言ってないぞ・・・・。」
その言葉の裏にある意味を理解して、一気に赤面した・・・・・・。
あ。いや。僕も深い意味はなかったんだけど・・・・・ね。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんだか、このシリーズ字が詰め詰めですね。読みにくくないですか??
なかなか、ういういしい二人ですね・・・・。ほのぼのします。ゆっくり、進展していきますね
ケータイ変更に言ったら、名義が違うって言われて・・・・・。どういうこと~~??
現在、原因検索中・・・のため、まだアナログです。
ううっ。私もシンプログで、絵を公表できると思ったのに・・・・・・。
また、来週かなあ?
二人で、電車に乗る、というシュチュエーション自体が、初めてで、なんだか照れてしまう。
おりしも、時間はラッシュアワー・・・・・。
満員電車の中、もちろん座席が空いているわけもなく、ドアにへばりつくようにして立っている僕を、ダイチャンが向かい合わせに壁に手をついて、押しつぶされないように守ってくれている。
やっぱり、こういうことが何気なくできてしまうのが、コンシェルジュとしての、素質、なのかなあ・・・・??
守られる、というのはなんだか恥ずかしいけれど、うれしい。
この人にとって、僕はトクベツなんだって気にさせて・・・・。
いつもの、通勤電車の中が、今日はなんだか一段と明るい。
いつもは、もう少し早く帰るからこんなに込んでいないけれど、ラッシュアワーにかかってしまったときは、げっそりしていたのに。
今日は、その込み具合でさえも、もっとくっついていいよ!!と、自信のない僕の背中を押してくれているようで、ダイチャンの腕をそっとつかんで、体重を支える。
・・・・揺れるからね!!つかまるののが、欲しいだけだからね!!
誰も聞いていない言い訳を、心の中で叫びながら。
電車が揺れるたびに、こんなに至近距離で感じたことのないダイチャンンの吐息を意識してしまう。
ガタン!!と電車が揺れるたびに、ダイチャンの髪の毛がが、僕の耳元を掠めてくすぐったい。
そのたびに、ドキン!と跳ね上がる心臓・・・・・。
恋をする、って電車にのるだけでも、こんなに忙しいものだったんだ・・・・・。
いつもと違う駅で、「降りるぞ。」と促される。
・・・・・なんだ、一駅しか違わないんだ。意外と近くに住んでたんだね。
これなら、自転車で会いに行ける範囲。
徒歩、5分ってところか・・・・・。
マンションの、5階。
・・・・・ん??買い物寄らなかったなあ??
「大ちゃん・・・・。買い物、はしなくてよかったの??」
「・・パスタぐらいなら、冷蔵庫になんか材料あるだろ。・・・買い物の時間、もったいないし。」
最後のセリフは、トーンを落としてちょっぴり照れて・・・る??
「まおが、くるってわかってたら、朝から掃除したのになあ~~。」
「・・・ふふっ。大丈夫だよ。男の一人暮らしに、期待なんかしてないから。」
といいながらも、内心は興味深々で・・・・・。かなり、ドキドキしながら、一歩を踏み込む。
なんか・・・・・。掃除しなきゃ、というより、すっきり片付いていて、むしろシンプルすぎるぐらい。
ダークな色調で、統一されたインテリアには、モノが散らかることもない代わりに、飾りもなくて。
------------唯一。
サイドボードに飾られた、フォトフレーム。
高原ホテルでの、一日目の顔合わせで撮った集合写真・・・・・。
「・・・・あ。見られちゃった・・・・・・な。」
「・・・・見ちゃった、のかな??」
「・・・・・そうだよ。おれは、一目ぼれだったんだから。この写真だけが、唯一、家に帰ってみれる、お前、だったんだからな。・・・・まだ、ちょっと緊張してるよな・・・。この頃。」
「・・・うん。そうだね。たった、3ヶ月前のことなのに、ね。」
二人で並んで写真を見つめる。
「・・・・本当に、夢にみたいだ。本物のまおが、この部屋にいるんだもんなあ・・・・。」
「僕だって・・・だよ・・・・・・。」
恋心に気がついて、諦めようと思った瞬間に両思いで・・・・・。
ちょっと、展開についていっていない感じ。
本当に、大ちゃん、のコイビトになっているんだろうか??
「お腹空いただろ??・・・メシ、作るから、ちょっと待ってて。」
右頬に、ちゅっと軽いフレンチ・キス。
ドキドキドキ・・・・・・・・。軽い、キスだけなのに、触れられた部分が熱くて。
ダイチャンが、キッチンに行ったのを確認して、右頬を押さえる。
「まお~~。そこ、座ってて?」
ダイニングのテーブルに促され、座って待っていると、硝子のカップに入ったルビーレッドの飲み物を持ってきてくれる。
「大ちゃん・・・・。これ、何??」
「ん?ローズヒップティー。綺麗な、色だろ??ビタミンCが豊富で、美肌にいいらしいけど・・・。
俺は、色と香りが好きで、時々飲んでる。
・・・・まお、コーヒー苦手だろ??」
「なんで・・・。知ってるの??」
「だって、みんなでお茶するとき、いっつもすっごい量の砂糖入れてたから。」
・・・・う。見られてたんだ・・・・。っていうか、見てたんだ・・・・。
自分が、一方的に見つめているだけだと思っていたのに・・・・。全然気がつかなかった・・・・。
一口、口に含むと、鼻に抜ける甘い香りと、独特の酸味。
一口目は、ちょっと癖が強いかな?と思ったけれど、だんだん慣れてくると、美味しくなってきて。
ふう~~ん。ハーブ・ティーかあ。僕も、今度ショップを覗いてみよう・・・。
などど、考えているうちに、ほかほか湯気の立つお皿を運んできてくれる大ちゃん。
「有り合わせで作ったから・・・・。味、保障できないけど。」
「・・・・・いえ。十分美味しそうです。」
あり合わせで作って、コレができあがるんだ・・・・・。
やっぱり、カッコイイなあ・・・・・。
カリカリのベーコンと、シメジのカルボナーラ。あえて、黄身を崩さずに、そのまんま真ん中につやつやと光って乗っけてある。
「いただきます。」
-----うん。美味しい。一人暮らしで、ちゃんとごはん作ってるんだね・・・・。
実家暮らしの僕も、見習わなくちゃ・・・・・。
「大ちゃん、すごいね・・・・。こんなのパパッと作れちゃうなんて。」
「コンソメとミルクと卵があれば誰でもできるよ。今度、一緒に作ろうか??」
「・・・・いいの?」
「だから、いいの?じゃなくて、俺が一緒に、したいの。まおってさあ~~。天然?そんな、キラキラオーラだしてて、なんでそんなに謙虚かなあ・・・??」
「そんなこと・・・・・。なんでも、完璧な大ちゃんに言われたくないよ・・・・。」
「・・・俺が、完璧??そんなことないよ。仕事上は、マイナス感情は表に出さないようにしてるだけ。
本当は、まおのことだって・・・・・。悟られないように、苦労してたんだから。」
ふふっ。うれしい。
そんなふうに、ずっと僕のこと、見てくれてたんだね。
「今日は、ゆっくりしていける??」
「・・・あ。家に連絡するの忘れてた・・・・・。ちょっと待ってね。」
ケータイで、ぱぱっとメール打って、完了!!
「うん。大丈夫。・・・でも、さすがに朝帰りはまずいかな・・・・・?」
--------大きく目を見開く大ちゃん。
あれ?なんかまずいこと、言った??
「・・・俺は、そこまでは言ってないぞ・・・・。」
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あ。いや。僕も深い意味はなかったんだけど・・・・・ね。
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なかなか、ういういしい二人ですね・・・・。ほのぼのします。ゆっくり、進展していきますね

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また、来週かなあ?