美貌のディティールで恋心に気がついたけれど、告白さえもできない相手。

と、自分で自分の心のトビラに鍵をかけて、「ダイチャンダイスキ」があふれてしまわないように、

必死に努力して・・・・・・。

肌を、触れ合わしてしまったら、一気に流れ出そうな感情が、ダイチャンに抱きしめられることで、

ゆっくりと溶きてゆき・・・・・。

想いが、伝えれらないならば、せめて、胸に秘めたこの想いとともに一緒に生きてゆこう、と決めていた。


・・・・・・・もしかしたら。


と、こころのどこかで期待していた、続編pure。

奇しくも、七夕シーンで、笹飾りに願いをたくして、たくさんの飾りがつけられている。


「自由に書いていいよ。」

と言われ・・・・・・。

こっそりと。

「大ちゃんと両思いになれますように。」って小さく書いて・・・・・。

本当に、飾れればいいのに・・・・・。と眺めていると、

「おっ!!まお君何書いたの~~~!!?」

と、馬場っちの、声・・・・・。

あわてて、くしゃくしゃ!!と、丸めて、ポケットに押し込む。

「うわあっ!!えっと。失敗作・・・・・。」

「ふ、う~~ん。」

見られた?だろうか・・・・・・・。せめて、ギイ、にしとけばよかった・・・・・。


「両思いになれますように。」

って書き直して。笹に飾る。

「三洲と、真行寺が。 ・・・・吉沢と、高林君が。」

そして、わずかな期待を込めて、僕と、ダイチャンが・・・・・・・。


今日は、9月の撮影で、本当は七夕ではないけれど・・・・・。

織姫と、彦星に少しでも、願いが聞き届けられるのなら・・・・・・・・・。


たった、一日。

たった一日、だけれど、大ちゃんと恋人同士を演じる。

それが、すでに織姫と彦星からのプレゼントなのかもしれないな・・・・・。

などと、物思いにふけりながら、真行寺と笹飾りをつけていく。


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「三洲に嫌われたら、ぜーんぶ、タクミのせいだからな!!」

ぎゅっとダイチャンに、抱きつく。

今の僕には、それぞれの二人を応援するしかできなくて・・・・。

愛しているのに、想いがうまく伝わらない。

愛されているのに、うまくそれを返せない、不器用な・・・・ふたり。

そんな、二人を心から、応援したくて、それをわかってくれるギイに惚れ直して・・・・・。



「こうやって・・・・。星空を、みつめているんだろうね・・・・。」

「ああ。きっと・・・・。」

この満天の星たちの中から、いったいいくつの星が、本当に結びつくのだろう・・・・。

どうやって、運命の相手を探し出し、思いをつたえられるのだろう・・・・。


運命の相手。

だと、確信しているのに・・・・。思いさえ、伝えられないこの切なさ。


触れ合った肩は、確かにあたたかく、安心するのに・・・・・・。
その安心感が、今は逆に、胸をしめつけた・・・・・・。





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七夕なので。抜けていたpureを書きました。

このころの、大マオが、ビジュアル的には、一番好きです!!

子供過ぎず、大人すぎず・・・・・。

私の萌えストライクゾーンでしたね!!まおタクミが、かわいすぎっ!!

ギイだいちゃんは・・・・・。美貌、かなあ・・・。ストーリーがってのも、ありますが。