結局、フルコースか?と言うほどの種類のランチを食べて。
昼からも3時ぐらいまで、シュノーケリングをして。
それに飽きたら、島を散策したり、ハンモッグで昼寝をしたりして。
ホテルに帰った頃には、5時をとっくに過ぎてしまっていた。
「だいちゃん!!早く、早く!!
夕日、絶対見なきゃ~~!!」
そういうときに限って、敷地内を自由に行き来できるカートが出払ってしまっていて。
「よっしゃ!!ダッシュだ!!」
広大な敷地の坂道を、素足で駆け下りる。
うっそうとした森に囲まれた、小さな、プライベート、ビーチ・・・・・・・。
少しづつ、あたりがピンク色に染まってきている。
「ああ~~!!カメラ、もって来ておけばよかったあ~~。」
「・・・・・ああ。・・・でも、ちゃんと、ココ。に刻み込んでれば、それでいいよ・・・。」
俺の胸を、とんとんと指差す。
「ん・・・・・。そうだ、ね・・・・。」
二人のシルエットが、砂浜に影を落とす。
腕を絡ませ、ダイチャンのたくましい腕に、ほおを摺り寄せながら、染まり行く世界をみつめる。
「ねえ・・・・・。このス水平線が、日本まで続いているなんて、信じられる?」
「そうだ・・・な。でも、確実に、繋がっている。
この、海も。美しい空も。
仕事で、離れ離れになって、寂しい思いをすることがあるかもしれないけど、
そのときは、この海と空を思い出して。
どんなに遠く離れていても、同じ空の下で、生きているんだということを・・・・・。」
-------そう。
もう、大空に羽ばたくダイチャンに憧れているだけだった、あの頃とは違う。
しっかりと、手をつないで、横に並んでいてくれる。
「まおは、天使だよ。」とささやいて、その腕にしっかりと抱きしめてくれる。
一人ぼっちだった、お魚は、天使になって、愛するヒトのところに飛んでいけたんだ・・・・・。
ぼくは 海を自由に泳いでいる
母なる宇宙の声を聞き
光のプリズムとたわむれる
あなたを知ってしまってから
宇宙の声が聞こえない
あなたは あの大空にはばたく鳥のよう
見上げた青空は どこまでも 青く
海の蒼と 空の青は どこまでも溶け合わない・・・・・・・・
水平線は 永遠に続き
二人の平行線は 永遠に交わらない・・・・・・
螺旋のように 時は重なり
思いは募ってゆくけれど
二人の思いは 重ならない・・・・・・
あなたに伝えたい この気持ち
もしも願いがかなうならば
この背中に 翼を ください
ぼくが空を 飛べたならば・・・・・
あなたに あいにゆけるのに・・・・・・・
海の蒼と 空の青が永遠に溶け合うことがないのならば
神様。
どうか 僕を 天使にしてください
昼からも3時ぐらいまで、シュノーケリングをして。
それに飽きたら、島を散策したり、ハンモッグで昼寝をしたりして。
ホテルに帰った頃には、5時をとっくに過ぎてしまっていた。
「だいちゃん!!早く、早く!!
夕日、絶対見なきゃ~~!!」
そういうときに限って、敷地内を自由に行き来できるカートが出払ってしまっていて。
「よっしゃ!!ダッシュだ!!」
広大な敷地の坂道を、素足で駆け下りる。
うっそうとした森に囲まれた、小さな、プライベート、ビーチ・・・・・・・。
少しづつ、あたりがピンク色に染まってきている。
「ああ~~!!カメラ、もって来ておけばよかったあ~~。」
「・・・・・ああ。・・・でも、ちゃんと、ココ。に刻み込んでれば、それでいいよ・・・。」
俺の胸を、とんとんと指差す。
「ん・・・・・。そうだ、ね・・・・。」
二人のシルエットが、砂浜に影を落とす。
腕を絡ませ、ダイチャンのたくましい腕に、ほおを摺り寄せながら、染まり行く世界をみつめる。
「ねえ・・・・・。このス水平線が、日本まで続いているなんて、信じられる?」
「そうだ・・・な。でも、確実に、繋がっている。
この、海も。美しい空も。
仕事で、離れ離れになって、寂しい思いをすることがあるかもしれないけど、
そのときは、この海と空を思い出して。
どんなに遠く離れていても、同じ空の下で、生きているんだということを・・・・・。」
-------そう。
もう、大空に羽ばたくダイチャンに憧れているだけだった、あの頃とは違う。
しっかりと、手をつないで、横に並んでいてくれる。
「まおは、天使だよ。」とささやいて、その腕にしっかりと抱きしめてくれる。
一人ぼっちだった、お魚は、天使になって、愛するヒトのところに飛んでいけたんだ・・・・・。
ぼくは 海を自由に泳いでいる
母なる宇宙の声を聞き
光のプリズムとたわむれる
あなたを知ってしまってから
宇宙の声が聞こえない
あなたは あの大空にはばたく鳥のよう
見上げた青空は どこまでも 青く
海の蒼と 空の青は どこまでも溶け合わない・・・・・・・・
水平線は 永遠に続き
二人の平行線は 永遠に交わらない・・・・・・
螺旋のように 時は重なり
思いは募ってゆくけれど
二人の思いは 重ならない・・・・・・
あなたに伝えたい この気持ち
もしも願いがかなうならば
この背中に 翼を ください
ぼくが空を 飛べたならば・・・・・
あなたに あいにゆけるのに・・・・・・・
海の蒼と 空の青が永遠に溶け合うことがないのならば
神様。
どうか 僕を 天使にしてください