11時に指定されたビーチにタクシーで着く。
集まったのは、白人ファミリー?の3人と、俺たちだけ。
なんとも、オープンすぎるボートに乗り込んで、出発する。
波が、そんなに荒いわけでもないのに、ボートの揺れること、揺れること。
「うわああっ!!」
振り落とされそうになる俺を、ダイチャンが、しっかりと抱きとめてくれる。
白人ファミリーは、ボートにしっかりとつかまりながら、そんな俺たちを見てウケテイル?
のか、大爆笑していた・・・・・。
------うわあ。なんか、恥ずかしい・・・・。
無人島が、見えてきたところで、ボートのエンジンが、止まる。
ここが、シュノーケリングスポットならしい。
覗き込むと、水深2~3メートル?といったところ。
珊瑚や岩がごつごつと突き出ていて、浅かったり、深かったり。
その間を、カラフルで、小さな可愛い魚たちが、泳いでいる。
ボートの上からパンを撒くと、魚たちがたくさん、たくさん寄ってきて、俺の指をつつく。
---------ボートから、覗き込むだけでも、十分、楽しいっ!!
ライフジャケットを着用し、シュノーケルの使い方を教えてもらって、海にダイブする。
・・・・・・・・・外界の世界の音が、聞こえなくなる・・・・・。
目の前には、幻想的な、竜宮城の世界・・・・・。
------------ガリッ。
「いったあ~~~!!」
気がつくと、膝から血が出ている。
岩で、切ってしまったらしい。
海の水が、赤く染まる・・・・・・。
「------------っ大丈夫か??まお。」
すぐに心配して、飛んできてくれる、ダイチャン。
「ん・・・・・。たいしたこと、ないと思うけど・・・・。サメ、いないよね・・・・・。」
---------わわわっ。
腕をつかまれ、砂浜のほうにずんずんすすんでいくダイチャン。
浅瀬のほうまでくると、また、なまこ。
---------うわわあん。もう、なまこは勘弁・・・・。
自分で歩けるから。とダイチャンの腕をほどき、なまこをよけて慎重に砂浜まで歩く。
砂浜についてしまうと、傷はたいしたことはなくて。
「きっと、水で流れたから、血がいっぱいでたように見えたんだね・・・・。」
その膝の傷を。
ぺろり。とダイチャンが、舐める。
「ん・・・・・。血の、味。
完全に止まるまで、ここで待ってようか・・・・。」
当然のように、並んで座る、ダイチャン。
「・・・・・・えっ。いいよお。ここで一人で待ってるから。
折角だから、楽しんできて??」
瞳を覗き込まれ、くしゃっと頭を撫でられる。
「ばーか。俺は、魚より、まおのほうに興味あるの!!」
・・・・・・また、そういう恥ずかしいセリフを、さらっと言う・・・・・。
「じゃ・・・・。あっちの日陰にでも、いこっか・・・・。」
無人島、とは言いながらも、観光スポットでもあるこの島には、木と木の間にハンモックがつってあったりして。
----------でも、あえて。
木陰の地べたにふたりで並んで座って、白人ファミリーの楽しそうなはしゃぎっぷりを眺める。
「やっぱ、いいなあ・・・・。家族って・・・・。」
「うん・・・・。俺も、だいちゃんと10年後、20年後、あんな家族でいたいよ・・・・・。」
「それって・・・・。プロポーズ?」
「ふふっ・・・・。そうかも、ね・・・・・・。」
幸せあるれるファミリーを見て。
幸せのおすそ分けをもらって。
ふんわり優しい気持ちになって、ダイチャンの肩に頭をあずけた・・・・・。
「10年後も、20年後も、変わらずずっと。好きでいてね?」
「・・・・・当たり前だろうが。」
くいっと、ほおをつかまれ。
だいちゃんのキスが、ふってきた・・・・・・・。
集まったのは、白人ファミリー?の3人と、俺たちだけ。
なんとも、オープンすぎるボートに乗り込んで、出発する。
波が、そんなに荒いわけでもないのに、ボートの揺れること、揺れること。
「うわああっ!!」
振り落とされそうになる俺を、ダイチャンが、しっかりと抱きとめてくれる。
白人ファミリーは、ボートにしっかりとつかまりながら、そんな俺たちを見てウケテイル?
のか、大爆笑していた・・・・・。
------うわあ。なんか、恥ずかしい・・・・。
無人島が、見えてきたところで、ボートのエンジンが、止まる。
ここが、シュノーケリングスポットならしい。
覗き込むと、水深2~3メートル?といったところ。
珊瑚や岩がごつごつと突き出ていて、浅かったり、深かったり。
その間を、カラフルで、小さな可愛い魚たちが、泳いでいる。
ボートの上からパンを撒くと、魚たちがたくさん、たくさん寄ってきて、俺の指をつつく。
---------ボートから、覗き込むだけでも、十分、楽しいっ!!
ライフジャケットを着用し、シュノーケルの使い方を教えてもらって、海にダイブする。
・・・・・・・・・外界の世界の音が、聞こえなくなる・・・・・。
目の前には、幻想的な、竜宮城の世界・・・・・。
------------ガリッ。
「いったあ~~~!!」
気がつくと、膝から血が出ている。
岩で、切ってしまったらしい。
海の水が、赤く染まる・・・・・・。
「------------っ大丈夫か??まお。」
すぐに心配して、飛んできてくれる、ダイチャン。
「ん・・・・・。たいしたこと、ないと思うけど・・・・。サメ、いないよね・・・・・。」
---------わわわっ。
腕をつかまれ、砂浜のほうにずんずんすすんでいくダイチャン。
浅瀬のほうまでくると、また、なまこ。
---------うわわあん。もう、なまこは勘弁・・・・。
自分で歩けるから。とダイチャンの腕をほどき、なまこをよけて慎重に砂浜まで歩く。
砂浜についてしまうと、傷はたいしたことはなくて。
「きっと、水で流れたから、血がいっぱいでたように見えたんだね・・・・。」
その膝の傷を。
ぺろり。とダイチャンが、舐める。
「ん・・・・・。血の、味。
完全に止まるまで、ここで待ってようか・・・・。」
当然のように、並んで座る、ダイチャン。
「・・・・・・えっ。いいよお。ここで一人で待ってるから。
折角だから、楽しんできて??」
瞳を覗き込まれ、くしゃっと頭を撫でられる。
「ばーか。俺は、魚より、まおのほうに興味あるの!!」
・・・・・・また、そういう恥ずかしいセリフを、さらっと言う・・・・・。
「じゃ・・・・。あっちの日陰にでも、いこっか・・・・。」
無人島、とは言いながらも、観光スポットでもあるこの島には、木と木の間にハンモックがつってあったりして。
----------でも、あえて。
木陰の地べたにふたりで並んで座って、白人ファミリーの楽しそうなはしゃぎっぷりを眺める。
「やっぱ、いいなあ・・・・。家族って・・・・。」
「うん・・・・。俺も、だいちゃんと10年後、20年後、あんな家族でいたいよ・・・・・。」
「それって・・・・。プロポーズ?」
「ふふっ・・・・。そうかも、ね・・・・・・。」
幸せあるれるファミリーを見て。
幸せのおすそ分けをもらって。
ふんわり優しい気持ちになって、ダイチャンの肩に頭をあずけた・・・・・。
「10年後も、20年後も、変わらずずっと。好きでいてね?」
「・・・・・当たり前だろうが。」
くいっと、ほおをつかまれ。
だいちゃんのキスが、ふってきた・・・・・・・。