固いフローリングで、放心状態で寝転がる、ふたり。

指先が触れ合うと、きゅ!と握り締め・・・・・。

その、たくましい胸に顔をうずめる。


------------んふふ。

ダイチャンの、匂い・・・・・。
ダイチャンの、鼓動・・・・・。

ああ。本当に、一緒に同じ空間で過ごしてるんだなあって実感して・・・・・・。


「・・・・ふう・・・。つかれた・・・・・・・。」

----------ん?今、なんて言った??

「まお・・・・。ちょっと、テンション高すぎ・・・・・。昨日、あんなにしたのに。
また、朝から誘惑されるとは・・・・・。ぷぷっ・・・・・。」

----------ひどおいい!! つかれた、なんて~~!!

・・・・・まあ・・・・。確かに。
このペースでいくと・・・・。二人とも、目の下に、クマ。だね。

ちょっぴり自覚のある俺は・・・・・。


「・・・・・この状況に慣れるよう、自粛します・・・・・・。」

そんなに焦らなくても、これからずっと一緒なんだから。
そんなに急いで飢えを満たさなくても、毎日潤いを補充できるんだから。


「ダイチャン・・・・・。大好きだよ。」

上体を起こし、上から覗き込む。

「・・・・・だから。それが反則なんだって・・・・・・。」


しょうがないなあ・・・。と言わんばかりの笑顔で、俺の頭を引き寄せると、口接けされた。



「さっ!!活動、開始しますか・・・・・。」

シャワーを浴びて。

簡単な朝食を摂って。

二人で並んで、食器をあらう。

ふふ。本当に、新婚カップルみたいだ・・・・・。


フローリングに胡坐をかいて雑誌を読んでいる大ちゃんの背中に、もたれるようにして、座る。

「重いよ・・・・。まお。」

「お互い様、でしょ?」

-----------この格好が、大好きだ。

お互いが前を向いて、きちんと自分の人生をみつめて。

でも、背中でお互いをきちんと感じていて。

お互いの、体重で支えあって・・・・・・。


-----------同じ空間を共有しながら、違うことをする。


激しく燃え上がった恋心は、穏やかな波のような愛情にかわり。

お互いを信頼して、つつみこむ。


不安にかられて求めた欲情は、気持ちを確かめる儀式にかわり。

お互いの心を、みたしてゆく。


「まお・・・・・。」

「ん・・・・・・?」

前を向いていても、名前を呼べばすぐそばに愛しい人がいる。


「大ちゃん・・・・・。」

「うん・・・・・?」


掌を重ねると、背中合わせのまま首だけ振り返り、触れ合うだけのキスをした・・・・・・。





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お話。一本では物足りないので・・・・・。
また明日、とかいっときながら、また書いてしまいました・・・・。

まだまだ、続きます。
でも、ここからちょっとだけ、トラブル?なので、十分いちゃいちゃしてもらいました(*^▽^*)