大ちゃんに抱きしめられ、胸の鼓動を聞く・・・・。


トクン・トクン・トクン・・・・・・・・。


---------あたたかい、ぬくもり。俺の、居場所・・・・。

スルリとシーツをとると、大ちゃんの肩にそっとかけた・・・・・。



「今度は・・・。大ちゃんが、みせて?」

「大ちゃんは・・・・・・。だれのもの?」


思い切り、妖艶な笑みを浮かべて、わかりきった質問をする。


大ちゃんが、ごくり。と息をのむ。



「俺は、まおのもの。まおは、俺のもの。・・・・・だろ?」

「そう・・・・・。だから、だいちゃんも・・・・ぜんぶ、みせてね。」



広い肩幅。

思わずすがりつきたくなるような、たくましい腕。

鍛え上げれれた、胸板。

無駄な贅肉ヒトツない、腹筋。


月明かりに浮かぶ、理想の肉体。


--------まるで、ミケランジャロの、ダビデ像みたいだ・・・・。




「美しい・・・・。俺の、コイビト・・・・・・。」