どうもこんばんは、りんですm(_ _)m
茨城県水戸市青柳町434
鹿島香取神社(かしまかとりじんじゃ)
一の鳥居
社号標
二の鳥居
手水舎
拝殿
扁額
本殿
境内社(手前から冨士神社・伊勢神社・天満神社)
羽黒神社
境内社(稲荷神社だったような気が?)
記念碑
創建は景行天皇12年(82)、日本武尊によって同地内上河原の地に鹿島・香取の2神を奉斎されたと伝わる
大同2年(807)、社殿造営
建久年間(1190-1198)、馬場氏(大掾氏)による馬場城(水戸城)築城の折、乾位にあたる当社を以って国家安泰・居城安全の守護神とする。
康平3年(1610)、源頼義が奥州征討の道すがら戦勝祈願し神器神宝を奉献
この当時は数十町歩の社領をもっていたとされる。
文禄4年(1595)、豊臣秀吉により社領取り上げにより6石1斗1升5合に減少
その後、徳川光圀により宝物(鮑貝の杯)を奉献される。
寛永18年(1641)、佐野七郎左衛門により附田として上神田・下神田を奉献
上神田・下神田の名前は現在も字名として残っています。
元々の鎮座地(上河原)の詳しい場所は不明になってしまってますが、度重なる那珂川の洪水により川から後退する事が3度もあり、寛永13年(1636)に遷宮の儀をし、享保11年(1726)に現在地へと遷座
安政4年(1856)、鹿島神宮より那珂市菅谷の鹿島神社へと分霊を運ぶ際、分霊を当社に滞在させる
明治6年(1873)、村社列格
その後、郷社昇格申請中に終戦となり昇格は叶わなかった。
御祭神は武甕槌命・経津主命
こちらの神社の創建に関してですが、神社に由緒としては残っていなかったそうですが…
北に数百mの場所に鎮座している東征神社(とうせいじんじゃ)の社記に記されていたそうです。
日本武尊が創建したとされる神社のすぐ近くに東征神社とは……すごく興味をくすぐられますな( ̄▽ ̄)
近いうちに行ってみよう( ´ ▽ ` )ノ
まぁ、神社の存在というか国道349号を走ってると見えるんだけどね(笑)
また、神社の裏手(那珂川沿い)に水戸八景の1つである「青柳夜雨」の碑があります。
青柳夜雨碑
柳
水戸八景は水戸領内の景勝地を8つ選んだものになりまして、水戸藩主・徳川斉昭により天保4年(1833)に制定されました。
青柳夜雨(あおやぎのやう)…水戸市青柳町
太田落雁(おおたのらくがん)…常陸太田市栄町
山寺晩鐘(やまでらのばんしょう)…常陸太田市稲木町
村松晴嵐(むらまつのせいらん)…那珂郡東海村村松
水門帰帆(みなとのきはん)…ひたちなか市和田町
巌船夕照(いわふねのゆうしょう)…東茨城郡大洗町磯浜町
広浦秋月(ひろうらのしゅうげつ)…東茨城郡茨城町下石崎
僊湖暮雪(せんこのぼせつ)…水戸市常磐町
こちらを巡ってみるのも、またいいもんですよ( ´ ▽ ` )ノ
また、水戸市内で選んだ「新水戸八景」もあるそうです…あまり知られてないようですが(;´Д`A
こちらは平成8年(1996)に市民の応募で決まった八景になります。
弘道館周辺と水戸城の濠…水戸市三の丸
保和苑と周辺史跡…水戸市松本町・愛宕町・八幡町
偕楽園公園と千波湖周辺…水戸市千波町・常磐町・見川町
水戸芸術館…水戸市五軒町
備前堀…水戸市柳町・白梅・本町・紺屋町・浜田町・浜田
水戸市森林公園と楮川ダム…水戸市成沢町・全隈町・木葉下町・田野町
ダイダラボウと大串貝塚ふれあい公園…水戸市塩崎町・大串町
大塚池公園…水戸市大塚町